ビヰドロ・ドォル [アラベスク] | DLsite がるまに
あらすじ
大正末期の東京。あなたの母は神経衰弱をわずらい、心身ともに不安定になった。そんな彼女を「お嬢さん」のあなたと上原が支えて暮らしている。父の遺産と、父の生家からの仕送りでしのいでいた。
震災前は女中と書生の上原が家のことをこなしていたが、父の死後、家は困窮し女中に暇を出したため、
残った上原と共にあなたが家のこともこなしている。
幼いころに出会った上原をあなたは亡き兄のように慕っていたが、思いはしだいに――
(総時間・約2時間50分)
●登場人物
●上原和臣(CV:ワッショイ太郎さま)
21才
帝大生。
関東の外れの出身。
父は教師、母も元教師。祖父も地元の尋常小学校の校長。
次男。兄が一人と姉が二人、妹が一人いる。地元では比較的裕福な家の出。
地元の中学校に推薦され、ヒロイン宅の書生として働く。
震災後もヒロイン宅で書生としておいてもらう。
絵を描くことを好むが、趣味程度。
上京し、一高を卒業した後は帝大(東洋史学科)に進んでいる。
ヒロインの亡き父が絵画を好み、自ら二階のアトリエで絵を描いていたため、和臣もアトリエを使うことを許されていた(今も許されている)
ヒロインの母には静物画を描いていると説明しているが、実際にはヒロインをモデルにしている(静物画も描いている)
一見、温和で上品だが、自分の欲望を押し隠して生きているため鬱屈した部分もある。「良い人間」でいたい人間。
ヒロインが自分に恋心を持つことにも気づいている。だが、「綺麗な思い出」で終わって欲しいと思っている。
あなたのことを「お嬢さん」と呼び、つねに敬語で話す。
●ヒロイン(あなた(お嬢さん)・声無し)
由緒正しい家に生まれ育つ。
大人しく、引っ込み思案な性格。
関東大震災で父を失ったため、家が困窮し女中を解雇して以来、家事を手伝うようになった。
(掃除や裁縫、食事は和臣が作ってくれる(ヒロインが和臣の手伝いをするというのが近い)
母はもともと目が不自由だったところに、夫(ヒロイン父)を亡くしてから、神経衰弱気味になってしまった。元で耳も遠くなり、足腰も不自由になってきた。
そんな母の介助や家の手伝いでヒロインも内心つらくなっている(出来るだけ面には出さない)
12才のときに和臣に初めて会ってから、彼を亡き兄のように慕っている。
女学校に通う女生徒だが、家のことがあるため滅多に友人とは遊ぶことが出来ない。
心やすらぐのは、夜、母が寝入った後、二階のアトリエで上原の描く絵のモデルをしている時だけ。
■キャスト・スタッフ
・上原和臣:ワッショイ太郎さま
・ミルクホールの女給さん・お梅さん:餅梨あむさま(@mochiri_0909)
・イラスト:セカイメグルさま(@sekamegu)
・音響監督:彫 虎辰 (ほり ごたつ)さま
・キャスティング:チョコチップコロッケさま(@cc_croquette)
・ロゴデザイン:亜樹さま(@akixyuki32)
http://akkyrosen.com/
・効果音:オコジョ彗星さま
・シナリオ:サトウ
・企画・制作:アラベスク(@blue_moon_neko)
●本編は調教モノですが、快楽調教と比較的甘めの言葉責めになります。暴力描写、罵声、怒鳴り声などはございません。
●本作は6年ほど前(2017年頃)にアラベスクのサイトで無料配信した音声作品が元になっています。今回、販売作品として再収録するにあたり台本を加筆修正し、上原君役をワッショイ太郎さま、お梅さん役・女給さん役を餅梨あむさまにお願いさせて頂きました。
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