偽りの海 懐古
サンプル
購入はこちらから
レビュー
ポストアポカリプス.と言いますか。
戦争により荒廃した、滅び朽ち果て行くまのとある星。壊れてしまった世界に、生存者は脱走兵の主人公と名も知らぬ少女のみ。死に忘れた2人のあてもない旅路を追う、そんな作品。
1、2とシリーズ通して聞いてきましたが、とにかくこの手の世界観が大好きです。現代社会って、「完全に世界と遮断されること」ってあまり無いじゃないですか。真の意味での孤独というか。SNSを開けばいつでも誰かが何か呟いてるし、テレビをつければ世界中の情報が入ってきます。そういうの抜きにしても明日も仕事かぁ、とかアレやらなきゃなぁ、とか毎日考えたくもない色々な事を考えながら毎日をお過ごしの方も少なくないはず。
この作品はそんな雑然とした喧騒を忘れさせてくれる。生きる意味も場所も全てをなくし、ただ一人の少女.主人公の命の恩人なのですが(シリーズ1作目言及)、彼女と共にあてもなく、ただ戦争で荒れ果てた世界の中「緑溢れる大地」を求め歩き続けるのです。そこに現代社会みたいな雑多な悩みはありません。考えるべきはたった一人の同行者の安全と、明日のご飯のことだけ。シンプルでしょう?
この少女もまた魅力的。主人公の命を救った事実を盾に自分を「親分」と呼び呼ばせわざとらしく恩着せがましくしたりしますが、時折見せる年相応な一面、不安や主人公への想いとのギャップがまた良い!
ナイスなタイミングで挿入される素敵なBGMも必聴、世界観の醸成と没入感を後押します
シリーズ2作目が出た時本当に嬉しかったんです。この世界観は大好物ですが万人受けするかどうかと言えばまあ.マイナーな部類でしょうから。ですから3作目の発売に目を疑いました。またこの世界を旅できるのか!と。製作者様、本当にありがとうございます!感謝の極みです。いつまでも続編待ってます
まずは1作目を。ハマれば全作にストライク間違いなし!
終末モノ、流行れ.!
非現実感に浸りたい、可愛い女の子といちゃしたい、及びそれを肴に安眠したい。そういう人にオスメの作品となっております。
こういうシチュエーション系の作品がお好きな方は分かると思うんですけど、用意された設定に無理がありすぎると「そうはならんやろ」となってしまいがちですよね。いくら目的がASMRとはいえ、創られた世界観の中で唐突に始まっても上手く入り込めない…という僕みたいなめんどくさい人も居ると思います。
この終末世界シリーズはそういう「世界観」と「ASMR」の良い部分が殺し合わないような下地作りがとても上手です。作品内では世界が終わってるのでリアルの自分の状態に関わらず入り込みやすいですし、「そうはならんやろ」の部分をポンっと棚上げして没頭できます。
回を重ねるに連れて少女と徐々に打ち解けていく感じが素敵なので是非3作品ともチェックしてみて欲しいです。ただ、今回の放浪少女側は少しだけSっ気があるのでそこは好みになるかなーと思います。僕ですか?めっちゃ好きです。
この作品は終末世界と放浪少女,終末世界と放浪少女2の内容が含まれていますのでまずはそちらから聞くことをお勧めいたします!
終戦後、終わってしまった世界で命の恩人でもある少女と旅をする・
終末世界だからこそ、彼女の癒しがより一層魅力的に感じます。
キャラクターが個性的でへーたいさん呼びもなか他ではない表現ですから…
さぁ、皆さんのこの少女の魅力に引き込まれましょう!
一応レビューでも意思表示を… 終末世界と放浪少女4待ってます!
-BGMについて
今回のBGMも素晴らしかったです。やはり場面にあったBGMが流れるだけでもより深く作品に入り込むことができます。ありがとうホリス時多さん!
終末世界を少女と旅をする音声作品の第三弾です!
各トラックの特徴や感想としては次の通り!
1トラック目は波の音を聞きながら、耳のマッサージです。
まったりと語りながら、耳をコリしてくれる感覚が癒しを与えてくれます。
波の音が涼し気な雰囲気を感じられていですね。
2トラック目は灰が舞う森で野宿。
テント内で添い寝をしながら耳を舐めてもらいます。
本トラックの特徴としては少女ちゃんは少しお酒を飲んでおり、ほろ酔い気分になりながら耳舐めをしてくれます!
ほろ酔いな為か、少し甘えてくる感じが良いですねぇ!
落ち着く様な雨音に、ゾクしてくる耳舐め音が魅力的なトラックです!
3トラック目は雪小屋で焚火を焚きながら、耳舐めをしてもらいます!
パチと鳴る焚火の音と雪…どこか1作品目を思い出す演出が最高ですねぇ!
あまり多くは語りませんが、共に旅をする2人の絆が感じられる良いトラックでした。
相変わらず耳舐め音の出来が良く、長い旅を共に過ごしたからか、前回にもまして2人の絆が深まっている感じが魅力的な本作!
貴方も終末世界で感じる、少女とのまったりとした一時…味わっては見ませんか?
終末シリーズは特に好きで今回も最高に良かったです!
特にトラック3の少女の話に聴き入ってしまいますしBGMが見事にマッチしていて最高でした!
波、雨、風、焚火等の環境音とBGMの組み合わせにこやまはるさんの声が完全に一体化していて素晴らしいの一言です!
よく波音とかだとリアルな音って結構うるさいというのもあると思いますが、音が大きくて気になるって作品も経験上結構多いんですが、この作品の環境音はリアルな環境音と心地よさを両立させているところが特にすごいと思います!
耳元で心地よく囁いて哲学的なセリフも話す少女の声に集中して耳を傾けるのも良し、寝る前のリラックスタイムにまどろみながら聴くのにも適していて色々な場面で活躍するでしょう!
BGMなしSEなしの本編に加えBGMのみや耳舐め耳ふー等色々なパターンが用意されていて欲しいと思うものはおそらく全部揃っているのでダウンロードにやたら時間がかる、データ量が多く全部保存すると容量を圧迫するという点以外完璧と言っていと思います!
この作品を聴くべきかどうかなんて当然分かりきった話で聴く以外の選択肢は存在しないです、しかしこの作品はシリーズ3作目です、もちろん前の作品を聴いていなくても一応楽しめるのは間違いありませんがせっかくの傑作なので少女と兵隊さんの出会いからどんな旅をしてきたのかをしっかり追体験してから聴くことを強くお勧めします!
終焉を迎えた世界を少女と兵隊が2人で旅する場面を切り取った作品3作目。
この作品だけでも楽しむことはできると思いますが、しっかりと少女の言葉に耳を傾けるなら前作も聴いた方がよいでしょう。
1作目から共通し世界観、環境音、BGM、少女の語り、落ち着く耳なめ、イラスト等全てが良く。終わった世界の情景、旅する2人の一時をまざと感じることができます。
少女と兵隊の会話、世界が奏でる音とBGMによってもたらされるぽつんとひとり世界に取り残されたような寂しさと、それでも誰かが隣にいてくれる暖かさにいつまでも浸っていたいと思う作品でした。
探し求めていた理想の作品を見つけたように感じました。
また、彼女たちの旅とこの世界を感じることができたなら大変嬉しく思います。
とても良かった.