おすすめレビュー
前作「純愛おま○こ当番」は、おまんこジュブナイル、あるいはおちんぽビルドゥングスロマンとでも称すべき新面目を同人音声界隈に切り拓いた記念碑的傑作であった。今作はそんなスケベボイス界のG. バイロンこと20年の寵児・青春×フェティシズムが、続編を待望していたマスっかき共に贈る、新たなちんぽミーツまんこの傑作である。
今作のヒロインとなるおま○こ当番氏は、前作のヒロインとは対照的に、同級生男子の羨望とちん棒の的であるところのトップカースト女子である。低身長の分際でむっちりとおっぱいを実らせたスケベ矮躯ですり寄って、自分に対して向けられる劣情を利して思春期男子を搾取し支配するアルファ・フィメールである。自分が可愛くてシコいことを自覚している狡猾なエロ雌が、同人音声界最高糖度を誇るCV陽向葵ゅかのはちみつボイスでねちと生意気に挑発してくる様子を想像してみてほしい。おちんが極めてイラしてくる。おまえだけは許さないという義憤に駆られる。おっぱいでっか…。
今作は、そんな鼻持ちならない糞ビッチと、約2時間に亘ってタダまんをパコするだけの抜き特化作品である。物語冒頭でおま○こ当番に自ら志願してみせたこの淫売は、ノリでメイドプレイに興じたり、巨根で突かれてオホ声を漏らしたりと、純粋に同級生ちんぽの快楽を味到している度し難い存在だ。正式なおま○こ当番就任前に、適当な童貞を捕まえてハメてしまうようなどうしようもない女である。
今作は、そんなえっちな女の子に心から恋をするための物語だ。
ちなみに書きそびれていたが、この作品のタイトルは「純情おま○こ当番」である。その看板には寸毫の偽りもない。
仮にこの卑猥な音声作品がハリウッドで映画化の栄に浴したならば、英題は定めし「SEX SENSE」で決まりだろう。
(追伸: おまけもめっちゃ抜けるよ) かつて中納言朝忠は詠った
逢ふことの 絶えてしなくは なかに
人をも身をも 恨みざらまし
この詩は、セックスという行為自体が存在しなければ他人と自身のことを恨むこともない、ということを詠っている。
しかし、事実セックスは存在し、年の瀬のこの時期、世のカップル達は逢瀬に勤しんでいる。
それに対し、私を含めた音声作品ユーザーの多くは「長々し夜をひとりかも寝む」思いをしているはずだ。
本作は、年の瀬の厳しい寒さはもちろん、そんな我々の心の寒さをも温めてくれる作品となっている。
本作のヒロインは、序盤からビッチギャルな振る舞いをしており、一見タイトルの「純情」には反したキャラクターであるように思えた。
そのため聴き手の多くは、経験豊富な非処女との、あくまで快楽のためのセックスとして彼女との行為を楽しむことになるだろう。
しかし、話が進み終盤、細かい違和感として散りばめられた伏線が回収され、確かに彼女が「純情」であったことを我々は知ることになる。
すると、どうだろう。これまでのおま○こ当番としての彼女との肉欲を貪るだけであった行為にすら酷く「熱」を感じるようになり、それは我々からの彼女への溢れる「愛」という形で還元されるようになる。
こに本作最大のカタルシスが存在する。
セックスという行為がおま○こ当番というシステムにより画一的に消費される様を印象付けた上で、彼女の振る舞いと行為の全てが自身に対するオンリーワンの「愛」故であったと知る。
この構成により、本来はキャラクターであるはずの彼女からの「愛」が真に迫るものとなった。
これが「純情」。
私は「心の寒さ」をも温めうる「青春の熱」を知ることになった。
この感動を伝えるため最後に一句詠ませていただく
独り身と 冬の寒さに 震う身を
まぐわう熱で 温む吾妹
本作に関わった全ての方に感謝を。 今さらながら青春×フェティシズムさんの作品を初購入。
実際に聞き始めて、割とあざとく接してくるヒロイン、アートワークの雰囲気から、
全くもって『純情』要素はあるのかと、首をかしげてました。
それは中盤の後夜祭メイド・当番ちゃんちのエピソードでも変わらず、
この辺りで十分に煽情的なため、成人向け音声として買った目的は果たせられると思います。
おそらくリスナーは困惑したま物語は終盤を迎え、
クリスマスの話で変化の様子が徐々に浮かび上がってきます。
そして突入する最終章、詳しい内容は確かめていただければと考え伏せますが、
巧みに意識させなかった伏線が回収され、当番ちゃんの純情さをまざと実感し、
心が洗われて、身体に電撃が走るようでした。
なおかつ付属の動画も有効なアプローチがなされていて…完全に感服でした。
自身音楽を聞いてそれで例えると、楽曲で初めて感動したり、
新しい分野に飛び込んだ際の驚きだったりと同様の感じかなと思っております。
どんな表現が適切であるか答えは出しにくいもの、
斬新さと人の心をとらえる点を併せ持つのは実はとてつもない事で、看板に偽りもなく、
何時でも遅くはないので、未聴の方にぜひ体験して欲しい作品です。 日ごろから仕事を頑張っている人や癒されたい人におすめです。
癒しとエロを交互に攻めてきてとてもいと思います。
メイド口調や言葉煽りのあとにとてつもなく甘やかしてくれるのでそこのギャップ(?)が沼ですね。こんなん惚れますわ。
個人的に万人受けする作品だと思います。ストーリー性がある分初心者さんにもお勧めです。 前作純愛おまんこ当番が歴史に残る出来だっために上がったハードルをしっかりクリアしてきました。
色々素晴らしいところはあるのですが、特に印象深いのは前回に続く短編工坊さんが描くシナリオ。
この人を捕まえれば天下を取れるのではないか、そう思ってしまうほどの構成力。
リアリティは欠片もないはずなのにどこか現実の延長線を感じる甘酸っぱい青春具合。聴き手の独占欲をそるヒロインのセリフ回し。音声作品で醒める要素になりがちなオウム返し、体位や状況に関する説明的なセリフ、過剰な淫語などを排しているのにしっかり話に入っていけるシナリオの巧みさ、本当に唯一無二だと思います。
もちろん、ヒロインを演じるゅかさんの演技は圧巻ですし、それを支えるフォーリーサウンドの編集もばっちり。よく聞く「本当に耳元で囁かれているような」という表現は、実際には単に音圧を高くしてリップノイズをきつめにしてるだけのうるさいだけの編集なことが多いですが、前作に続き思わず振り返ってしまうような臨場感。これはなんでしょう。圧巻です。
前作とは甲乙つけがたいので「超えた」という表現はしませんが、劣らぬで気かと思います。前作のヒロインにまた会えてうれしいです。
一つだけ言うなら、純然たる好みの問題なのですが、ゅかさんの有声音が好きなので、無性音の囁きはこまで多くなくてもよかったかな…声を潜める状況は多くないし…囁きはアクセント的に入ってる方が好みです。
それでも最高な出来。続編を待ってます。短編工坊さんとこの編集で! 今回の当番ちゃん、一見「純…情…?」と疑問符が付きますが、タイトルに偽りはありません。この自分の体がどれほどスケベか自覚して遊んでそうな子が、じつはとってもピュアな心の持ち主だったのです。
どれくらいピュアなのか…それはトラックを進んでいけば詳らかにされていきます。誰にでも体を開くおまんこ当番という淫らな制度がそれを際立たせてくれており、最終トラックでは愛しさ10%のドスケベsex(矛盾ではない、断じて!)に至ります。
このシリーズ、最初のスケベ10%イチャラブ0%からストーリー進行につれてイチャラブ度が上がっていき、最終的にスケベ10%イチャラブ10%になっていく過程が楽しめるのが僕は好きです。スケベは落とさずに(むしろ上がっていく…?)学生らしいイベントを通してヒロインと関係が深まっていく構成が、性欲だけでなく青春コンプレックスや女の子からの承認欲求までこじらせたオタクの心を満たしてくれます。
実用のときはおまけの動画がおすめです。視覚も追加し、多角的に青春スケベを摂取することで昇華吸収も捗ります。
前作が大ヒットだったわけですが、今回も負けず劣らずの傑作であると感じました。このシリーズ続いてほしい…つづけ!