おすすめレビュー
とみ氏のツイッター、ブログを見て居ても立っても居られずレビューを一筆毎作のことではありますが、値段に見合わぬ大ボリューム!
レビューをしためる諸兄に倣って言うのであれば、「もっと値段高くてもいんだぞ!?」の一言に尽きます。
まさに振り込めない詐欺
環境音、耳かき音は安心のとみクオリティ。聞いている間に自然と安心感と睡魔に襲われること請け合いです。
個人的な一押しとしては藤堂れんげ女史の演技でしょうか。
作品を重ねるごとに進展していく関係を示すように声音の質が変わっていくと感じるのですが、
今作は特に親しい者、愛しい者に向けるような声の「甘さ」が顕著に表現されていたと感じます。
また、今作の実質的な最終パートにあたる、「また別の日のある日」の流れが一作目の『鈴の緒を引けば』の「出会いの日」のパロディになっていて、このシリーズが積み重ねてきた月日を改めて感じさせられます。
今作が氏の最終作と言うこともあり非常に名残惜しく感じますが、今まで楽しませてもらったこと、安眠の支えになって貰ったことにあらん限りの感謝を。
本当にありがとうございました。今までお疲れさまでした。 音にこだわるとみ庵さんの最後の作品を飾るにふさわしい出来でした。今までありがとうございました。
中身についての感想は私の取るに足らない拙筆では上手く表せないので他の方にお譲りします。
ただ非常に素晴らしい良い作品だったと思います。
聞き手とテン様の関係が時を経るごとにゆっくりと進展していく様は非常にホッコリし、楽しいものでした。
このシリーズを通して聞くのは再生時間がとても長く睡魔的にもなか厳しいですが何日かに分けてでも聞いてみてください。それだけおすめできる作品です。
では、またいつか 鈴の音シリーズ、そしてとみ庵様の最終作でもあります。
4年間、素敵な作品を我々の耳にもたらしていただき、本当にありがとうございました。
さて、一作目からリアルタイムで追っていた身としては感慨深いものです。
何故ならテン様のデレっぷりが非常に拍車をかけておられますので…
もはや好意を隠すどころか好き光線ダ漏れです。マジでラブです。
好き言われるだけでもすごいのに、ちゅーされた辺りからは顔が熱くなってくるわけでもう爆発しそう。
なるほど、俺リア充爆発しろって言われて爆発するリア充の気持ちわかった!
いつもの通り、耳かきも睡魔が完備されている最高クオリティ。
そして懐かしいあのアイテムも出てきます。割と好きですあの鐘の音。
今作で最終作ではありますが、もう逢えないという悲しさよりもいつまでもずっと…といった雰囲気で〆です。
前のシリーズものである休日屋の〆とは少し違った趣向でしたね。
確かになにか物悲しい雰囲気こそありますが、それと同時に前向きになれるような何かがあります。
それとどういう訳か、日向ちゃんの「また、休日屋で!」という言葉も思い出したり。
あと、何故だかわかりませんが涙を出しながら笑顔になりました。
いかん、いろんな感情がまぜこぜになっとる…
とにかく、「たくさんありがとうございました」で締めくりたいです。
これ以上書くとなんかもう色々なものが噴き出しそう。
あ、あと最後にひとつ
いやもうホント、結婚させて… 引退とのことですので普段こういったレビューは書かない主義なのですが一筆。自分語り大目ですがお許し下さい。
学生時代音楽に携わる部活動で精を励んでおりました。ひょんなことから急性かつ重い難聴を経験、部活もやめ陰鬱な日々を過ごして一年近くぼやけた音の世界を経験した私は”鮮明な音”気持ちが良い音”に飢える様になりました。月日流れある日耳が痒く耳鼻科に行った際、偶々ピンセットで耳垢を取ってもらった音。ソレこそ私とASMRとの出会いでした。それから何作も耳かき音声を買いあさって聞きふけました。その中で偶々買った。ただ安かった。ただ好きな狐娘だった。そんなしょうもない理由で手にしたのがこの作品第一作品。
今までの私の知る耳かき音声常識を覆す環境音、耳をほじる独特な音。可愛らしいテンちゃんの言葉遣いや身体を動かすたびに揺れる鈴の音。
ハッキリ言います、快感でした。
R18で言うエクスタシーとは違うっとり、余韻に浸る感覚。例えるなら高級なブランデーでほろ酔いになるようなまどろむ感覚でした。
お値段帯の優しさもありとみさん全作買いあさり聞き触れ、今では寝る前は必ずテンちゃんのシリーズ。作業中は他シリーズを聞くほどジャンキーに。
個人的には『鈴の音を聞きに』の「この耳かきが~」、『鈴の音と共に』のオマケかつニコ動画投稿作の「テンとビャクの~」の耳垢を取る音、夏の作品の風鈴の音。虫の声。冬の作品のストーブが唸る音。みかんをむく音。その音たちが特に好きです。
作品自体もただ音を流すだけでなく作品を重ねるごとに親密になっていく主とテンちゃん。そして二人を見守るビャクちゃん。ふと過去作の描写と重なった瞬間の反応の違い、最高でした。
長乱文失礼致しました。この美しいご縁作品に感謝とみ様に称賛を。今までありがとうございました、そしてこれからも耳で御世話になります。
どうぞ皆様もお試し下さい。 何も言うまい…(レビュー失格)
いやほんと泣くんですよこれ。シリーズ1作目から通しで聞くと、総トラックの半分くらいのところで「まさか終わるんじゃねえだろうな?」という疑念を抱くし、実際おまけを除いたトラックでは最後だし…。
あとタイトルはもう少しで20周年迎える名作RPGから引っ張ってきたんですけど、まんま当てはまってきます。話が進む事に涙腺が緩み、最後はダム崩壊&堤防決壊必至。現にこ数年泣いてない私が号泣しました。今でも一から聞くと「汗です」「よし、通れ!」って感じで泣いてます。
あと追い討ちでオーバーキルでリスキルなんですけど(こ重要)テンの好きラッシュで心臓が「ぎゅっ」って感じに死にます。なんか文がおかしいけど、今までも手を繋ぐときの「…ぎゅ」で死ぬので無問題です。ゴールドオーブが足りねえなあ?
ところで古風な言い回しっていですよね。ほぼ毎回国語の復習にもなるので、次世代の古典学習はこれでいのでは?私もこのレビューを書いたらひとまず図書館行ってきます。あの月は貴方のものです、とか言いたい。言わせろ。
あっでもそうすると中高生の性癖が歪むか…
あっそうだ(唐突)決して暗い終わり方じゃないので、B’zの「愛のバクダン」がEDにいかもしれません。春夏秋冬は…前々回かな。恋ダンスのGIF出ませんかね(渇望) とみ庵さんの最後の作品がこの鈴の音シリーズだったのは嬉しいですが、これで活動終了というのが非常に残念です。
過去作を聴いていらっしゃる方には今更説明するほどでもないと思いますが、ただ最高だったという気持ちです。
人物の関係も進展したし、これ以上は聴かなくても安心出来る内容でした。
耳かき作品だからどれから聴いても同じだろうではありません!このシリーズをご存知ない方はぜひシリーズ1作目から聴いていただけたらと思います。
いかに登場人物が大事かというのがおわかりいただけると思います。
とみ庵さんありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
あらすじ
春のある日、ひと気のない神社をみつけテンに出会ったあなた。
今日もテンに会う為に鳥居をくぐります。
本作は狐巫女テンの耳かきシリーズの続編として、
日を改めながら耳かきをしてもらう音声作品として製作しました。
導入、耳かき、添い寝が三回分の内容となります。
一日目はストーブをつけながら耳かき、二日目は離れの縁側で綿棒で、
三日目はいつもの縁側で少し変わった綿棒…といったように
日によって道具や動き、雰囲気の違う耳かきをお楽しみいただけます。
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収録内容
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*ある日
01 風邪をひいたらどうする 12:44
02 ありがたーい耳かき 31:13
03 わしも幸せじゃ 14:01
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*別のある日
04 今日も二人きりじゃ 12:07
05 爪切りは私ですよね 12:40
06 このカネを覚えておるか 32:27
07 わしの我儘じゃ 15:04
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*また別の日
08 随分と早く来たな 10:11
09 今日はこの新しい綿棒じゃ 32:07
10 変わったのはわしか 14:18
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*また別の日の帰り
11 気持ちは嬉しいが 12:01
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*おまけ
12 結婚すればいいのに 4:52
トラック計 約3時間20分
全ての音源をバイノーラル録音にて製作しております。
イヤホン、ヘッドホンをご利用になりますとより臨場感が味わえるかと思います。
声 藤堂れんげ様 http://renge.michikusa.jp/
小日向さくら様 http://flower2garden.web.fc2.com/
衣装協力 天水様 http://10th.kinugoshi.net/
他(企画台本、イラスト、音響等)とみみ
※イラストの背景には一部フリー素材をお借りしています