おすすめレビュー
鈴谷まやさんが演じる、【あやかし郷愁譚】の『雪御嬢』とのあまいひときな時間を過ごしていくという内容となります。Prologue! とある日常。暑い中、道端にふらと危なっかしくしている女の子、『ゆき』を見かけた主人公。
バスに乗車していた主人公は降り、彼女の方へと向かいとっさに冷やの缶ジュースをおでこにくっつけて助けたのである。
バス停のベンチに腰をかけるお二人。
。時間は経過し。バスが来たので行ってしまう主人公だったが、それを引き止めた『ゆき』だった!?
。これより先はご購入してからのお楽しみに♪
そんな『ゆき』との過ごすあまな日々が始まります。
Point! 《ほのぼの&癒し》
虫の声やバス&車の走行音、アスファルトを歩く靴の音、洞窟の水滴、『ゆきちゃん』との会話のやり取りをまったりと過ごすことができます!また、彼女との耳かきでは、お耳ふーやお耳の浅いところから奥の細かなところまでかきされながら癒しを体験できすることができよかったです♪
『ゆきちゃん』がお待ちしております♪ あやかし郷愁譚を聞いたのはこちらで二作目。
相変わらずキャラクターやその背景が丁寧に練られている印象。
ただ、聞いて思ったことは熊本弁めっちゃ可愛いな!? ということ。声も可愛いけれど艶っぽくもあり、とてもマッチしている。
あと、鼠蹊部に冷えピタを考えた人は天才ですか? 鈴谷まやさんが演じる、あやかし「雪御嬢 ゆき」との「ものべの」での日常を過ごしていきます。
本作について、だいぶ前に購入していましたが、レビューとして書いていなーと思い、感想を残しておくことにしました。(同シリーズの「いんがめ ほゆる」と繋がる部分があり、改めて聴きたいなーと思ったのも切っ掛けとなりました。)
以前聴いたときはあまり気にせずに聴いていましたが、結構しっかりと「いんがめ」の説明をしているなーと「いんがめ ほゆる」を聴いたあとに聴き直して思いました。そのため、世界観の繋がっている「あやかし郷愁譚シリーズ」では、新作を聴いたあとに過去作を聴くと、作品の深みが増すなーとしみじみとした気持ちになりました。(最初に聴いていたときは、ゆきのおっとりとした話し方やお声を聴いていると、まったりとした気持ちになって癒されるなーということに夢中だったので、新しい発見となりました。(笑)
また、耳かきは心地よいのはもちろんのこと、乾布摩擦がマッサージをされているみたいで聴いているだけでとってもリラックスすることができました。(いわゆるマッサージでさすられている感覚に近いのかなーと思いました。)
加えて、今作では環境音として、蝉の鳴く音であったり、水(氷も含む?)の滴る音であったり、車の運転音であったりを楽しむことができました。(私的な感想として、同シリーズで車の音を聴くには逆に珍しいのかな?っとふと思いました。)
全体の感想として、以下の点を挙げます。
●新作と過去作(今作)で話が繋がるのが面白かったです
●耳かきや乾布摩擦、ゆきのおっとりとしたお声に癒されます
●今作も環境音を存分に楽しむことができました
今作もいろ癒されながら楽しく聴くことができました。気になる方は聴いてみてください。 ゆきさんの声とても可愛くて、聴くと体中に氷水が染み渡るような感じがします。
いつも寝付くまで時間がかるのに、ゆきさんの声を聴いてすぐに熟睡しました。安眠効果がばっちりです。
ゆきさんの声に癒されたい方におすめします。 鈴谷まやさんのお声と、Lose様&Whisp様の作品が好きなのが購入の決め手でした。
純粋に物語を楽しむのも良いですし、ASMR・安眠目的で購入されるのも良いです。方言好きの方にもたまらない作品となっているので、非常にマルチにさる作品だと思います。
私には熊本に友人がいますが、本作の熊本弁は友人が話すそれよりも癖が強く、方言フェチの方にはたまらないでしょう。
ゆきさんもとても可愛らしいです。あやかしですが、妖艶さというよりも、ひとりの娘のような優しさとあどけなさを持っています。
ぜひ、続編も作っていただきたいと思える作品でした。 まず、方言がものすごく自然です。これだけでも聞く価値があると思います。
そして雪御嬢のゆきさんですが、基本はまったりほんわかの癒し系です。ゆったりとした話し方で、包み込むような、おっとりした感じのお姉さんです。でも、時々、子供のようにはしゃぐところがあって、そのギャップがとても楽しい。
車の音とか、水滴が落ちる音とか、環境音も色々と凝っていると思います。添い寝の時の空気の音、水滴音などはエコーも効いて、すごく広がりを感じます。それだけに、ゆきさんが近くにいるのが引き立つような。
添い寝の時のゆきさんですが、こちらの心を見通すような、心に沁み込んでくるような感じがとても良いです。単に癒される、というのでは無く、本当に融けそうな感じがすごいですね。
ものべので、他のあやかし達と、わいする楽しい物語も聞きたいですね。ゲームで作ってもらえないでしょうか。
あらすじ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
高品質マイク「NEUMANN KU100」の導入により、さらに音質が向上致しました!
各種効果音も新規収録し、よりASMR感が高まりました!
要望にお応えしまして、ボリュームも2:30にアップ!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ひととあやかしが共に暮らすことができる、最後の聖域。
四国、高知の山奥にある隠れ里。茂伸(ものべの)――
元の住処の人吉・球磨の市房山から新天地を求め茂伸に越してきた雪御嬢のゆきは、けれどもバス駅の日陰から、一歩も動けなくなってしまいます。
茂伸の――四国の陽射しはゆきにとっては余りに強く、その中に足を踏み出したなら、きっと溶かされてしまうからです。
行くも戻るもできなくなったゆきを助けてくれたのは、バスからおりてきた旅人の――あなた。
お礼に汗だくの体を拭いて冷やしてもらったあなたは、ゆきと一緒に車を借りてドライブをして、ゆきが暮らせる場所を探して、見つけます。
仮初の住処に定めた洞窟内で元気を取り戻したゆきは、ゆきに快適な気温に合わせ、すっかり冷えたあなたの体を乾布摩擦してあたためてくれます。
ここちよいぬくもりと、穏やかで丁寧なみみかきと。
こころの距離を縮めたあなたとゆきとの添い寝を彩る寝物語は、昔話と――これからのこと。
ひんやり冷たく、けれどぬくもる雪の指先と静かな声とに導かれ……どうぞゆるりと、癒やされ、おやすみいただけますと幸いです。
■あやかし紹介 ~ ゆき ~
「うふふっ、綺麗に取っとっと!
ほんでね? もひとつおまけに――
えと……おにいさん。
ちょこっとの間だけ――お首、たててくなっせ?
ん。そぎゃん感じで。
そーしたら――
ん……
……こん氷の櫛で、髪と頭皮ばなぜたげるけん。
ひんやりしてきもちよかーって、
犬神ちゃんにも、大評判なんよ?」
人吉・球磨の山中に住まうあやかしは、主に犬神――犬神憑きと雪御嬢。
夏に活発な活動を見せる犬神と、もちろん冬にアクティブになる雪御嬢とは、お互い不得意な季節に相手を支え合い、麓の村の人間たちとも含めたひとつの共同体を築いておりました。
しかし、長い時間がすぎて、人間たちが犬神の遠吠えも、冬の寒さも雪の厳しさも畏れなくなってくると――人吉・球磨のあやかしたちも、徐々に力を失いはじめます。
そこに届いた、茂伸からの移住の誘い。
お調子者の犬神はすぐに移住を決意して――
おいていかれれば行き詰まるのが目に見えているゆきもしぶしぶ、犬神への同行を了承します。
そうして茂伸にたどり着き――
テンションがあがりまくった犬神は、ゆきを置き去り、一直線に駆け出します。
……茂伸の陽射しの中に足止めされたゆきを助けたあなたとゆきの、おたがいを溶かしあい、あたためあう小さな恋のお話。
ゆきの愛らしい熊本弁でお耳を楽しませながらどうぞ――ゆきとの暮らしを、育んでいただけましたら幸いです。