おすすめレビュー
花澤さくらさんが演じる、【あやかし郷愁譚】の『結』とのあまいひときな時間を過ごしていくという内容となります。Prologue! とある日常。地面をぼーっと歩いていた『結』は主人公とぶつかってしまった。それが、主人公との初めての出会いだった。
その場を立ち去る彼女だったが、主人公のある一言を口にした途端、戻ってくる彼女。
彼女は縄を綯って、わらじを編んで、商売をしているらしいが、なか売れないらしい。
こから先はご購入してからのお楽しみに♪
そんな『結』との過ごすあまな日々が始まります。
Point! 《環境音&癒し》
風の音、小鳥の鳴き声、砂の踏むザッっとする音、囲炉裏の中の焚き火の音、稲藁畳の音、藁縄を触る音など環境音はやはりとても満足できました!また『結』との会話のやり取りをまったりと過ごすことができました!
彼女の膝枕からの耳かきでは、お耳ふーやお耳の浅いところから奥の細かなところまでかき、耳元でのさやき、至近距離からの添い寝&心地よい寝息など癒しをたっぷりと体験することができよかったです♪
『結ちゃん』がお待ちしております♪ ものべの世界より、また新しい作品が出ました。
「縄のうれん 結」です。
声優は花澤さくらさんなのですが、京言葉が本当に上手いですね。
wikiに書いてあったのですが、京都出身なんですね。これは自然なはずです。
声質がとても良いんですよね。心に染み入ります。
縄をなうのが得意な結さん、縄をなうのを教えてくれます。わしゃと良い音がして、ゆっくりとした呼吸音も落ち着きます。藁をたん、と叩く音も良き。時々、耳元で囁いてくれるのが、また、どきとさせてくれます。
あ、箒とか一緒に作って欲しい。
一緒にごはんも食べるのですが、「ふぅして食べんといけんよ?」という言葉が、圧倒的マ味です。美味しそうに食べる姿が、実に尊い。
箒をかけたり、耳かきをしたりするのですが、とても色っぽいです。
ものべの世界が広がって、つながって、とても楽しいですね。願わくば、ゲーム本編でもお会いしたいものです。
良い作品でした!おすめします。 花澤さくらさんが演じる「縄のうれん」の結(ゆえ)との日常会話と藁縄を綯う音をじっくりと楽しむことができる作品です。結の方言でのしゃべりと、藁縄の音という組み合わせだけでも新鮮な内容となっておりますが、結との何気ない会話のやり取りにほっこりとさせられ、煤竹(すだけ)の耳かきの音がいつも聴く耳かき音とちょっと違った感じだけど心地よい音だなーとASMR作品に聴きなれている人にとっても新しい体験をしているような気持ちになれる作品ではないかなーと思いました。
全体の感想として、結のしゃべり方、藁縄の音、耳かき音、環境音など、とても音にこだわっている作品だなーと思いました。いろんな音の臨場感が混ざり合っていることで、聴いているだけで新感覚を味わうことができました。また、結の声、しゃべり、環境音がちょうよくマッチして、リラックスできる音を生み出しているので、帰宅中に聴きながら寝落ちしそうになったりしていました(笑) 今作のオスメポイントをおまかに2点ほど。
まず何といっても、花澤さくらさんのお声が素晴らしいです!
ご本人の出身を活かした流麗な「京ことば」と、甘く蕩けるような声質は神がかり的に調和しています。
はんなりとした言い回しに癒されながら、ときに耳元での囁きにドキっとしたりもして、その “耳が幸せ” な感覚には思わず唸ってしまいました…。
おまけトラックでは、さくらさんが実際に地元でお使いになる「京都弁」でインタビューに答えてくださっているので、そちらも必聴です。
次に、作品の音作り。
前作『目玉しゃぶり ぺろ』に引き続きのフォーリー収録ですが、今回は耳かきを筆頭として更に丁寧な音作りがされており、臨場感が大きく高まりました。
縄綯いなどによる「藁の音」という、ASMRとしてユニークな効果音をふんだんに盛り込んだコンセプトも良いですね!
「縄のうれん」というあやかしに焦点を当てた、進行豹さんの発想・設定の妙が光ります。
『あやかし郷愁譚』シリーズは多数購入していますが、第二期に入り、いよひとつの理想形に迫ってきている印象です。
これからの作品にも期待しております。 ただ声を聴いてるだけで幸せ…ほんとにそうとしか言いようがないんです!
藁箒が作られていくカサとした音、あまりに自然な環境音、従来の作品とは少し違って聞こえる耳かき音、どこをとってもクオリティが高くて「なるほどこれがフォーリーサウンドか」などとわかったようなわかってないような感想も抱きましたが、とにかく花澤さくらさんの流暢な京言葉が最高すぎて、なんかもう…本当にありがとうございました!
音声作品に「癒やし」を求める人には、全力でオスメできる作品です。 京ことばがとても似合う、縄のうれんというあまり馴染みのない妖怪のお姉さんに耳かき、添い寝で癒されるボイスドラマ作品です。
このドラマパートではこのお姉さんの健気さに触れ、
愛着がわいた頃に耳かきや添い寝でとことん癒されていきます。
シリーズ物の音声ですが、単品で10%楽しめます。
過去作ヒロインの名前が出てくるので、あらかじめこういう子達もいるのかー、とシリーズを眺めてみていると一層楽しめるかもしれません。
今日も私は寝息音声トラックを無限リピートして癒されながら眠ります…z
あらすじ
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あやかし郷愁譚第2期始動!
第1期6作購入で「ものべの」と「まいてつ」関連商品が全部揃うようになりました!
特に「まいてつ」は絶版しており、このキャンペーンでしか入手できません!
https://www.dlsite.com/maniax/promo/ayakashinostalgia
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ひととあやかしが共に暮らすことができる、最後の聖域。
四国、高知の山奥にある隠れ里。茂伸(ものべの)――
「恐れ」が変質していく中、誰からも恐れられなくなり忘れ去らて、消えようとしていくあやかしたちが、逃れるように集ってくる土地。
ものべのに移住したあやかしたちのほとんどがしあわせを掴み、自らを再構築していくなか――しかし、ものべのでもやはり、確たる立ち位置を築けないあやかしもまた、存在します。
縄のうれん。京の都で浮かれてすごすものたちの顔に、ざあっと縄のうれん――今の言葉で「縄のれん」をなすりつけ、ひやりと驚かす――ただそれだけのあやかし。
その最後の生き残りである、結(ゆえ)。
藁縄という存在そのものがナイロンロープやポリエステルロープに取って変わられ。
なんとかざあっと脅かすことに成功しても、「? コンビニ袋でも飛んできた??」と全く恐れてもらえなくなり。
どんどん弱っていくいっぽうの結はなんとかものべのへの移住に成功し。
けれど――やはり――ものべのでも結は……
藁縄は、藁ぞうりは、藁布団は――時代遅れの存在でした。
縄を綯っても、わらじを編んでも、なかなか売れない。
人とあやかしがともに暮らしていくためには、人のたつき――お金を稼ぐことがどうしても必要です。
そのために結が為し得る唯一の手段が、完全に時代おくれになっている――絶望的な状況であるといえましょう。
それでも結はあきらめず、人に受け入れてもらうため、人との縁を綯うために、街頭に立ち、必死で声をあげ続けます。
「草履~ 草履~ 稲藁草履はいかがおす……」
その声にきまぐれに足をとめた旅人が、あなた。
露頭に迷い貧乏にあげぐ結はそれでも、稲藁の魅力を信じ、つたえるために一生懸命、縄を、ことばを、紡ぎます。
ひたむきで真面目で、指先だけは器用だけれども、生き方は極めて不器用な結の声に、どうぞその耳を傾けて――
そうして結とよりそいあって、ふたりいっしょのあたたかな時間を、綯っていただけましたら幸いです。
藁と、藁縄とともにあり続け、それを使って人を驚かすことだけをその性(しょう)とするあやかし。それが、「縄のうれん」です。
ひょんなことから「結」という名を得て。
その名を想われる力によって、他の縄のうれんたちが次々消え去ってしまう中、結はぎりぎりなんとか、ものべのへの移住に成功しました。
けれど、ものべのでも縄の、藁のニーズはそうそう多くはありません。
心機一転の暮らしのはずが、ものべのでもやはり、結は困窮の中へと追いやられてしまいます。
けれども結は、誰よりも、縄の、藁の魅力を。
そのあたたかさを、やわらかさを、しなやかな強靭さを知るあやかしであり――
そうして稲藁同様に、あたたかでやわらかで、しなやかで強靭なあやかしでもあります。
ですので、決してあきらめず。
いつかきっと出会えるはずの、結が綯われるべき相手――
きっと、あなたに出会うため――今日も、ものべのの四つ辻に立ち、声を張り上げつづけるのです。
その声にどうぞ、足をとめてあげてください。
そうして結の指先とともに、縄を、わらじを、さだめを綯ってあげてください。
その先できっと。
稲藁の持つ穏やかなあたたかさとやさしさが、心地よい音と香りとで、あなたを包み、いやしてくれることでしょう。