【アオナツ×純愛】ビードロに映す花火、幾夏の続き [熊猫通商] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
「先輩、おかえりなさいෆ」
夏休みを利用した久々の帰省。
海と山に挟まれた海沿いの田舎街で
都会の学校に進学することがきっかけで別れた、元恋人でひとつ年下の幼なじみと再会します。
本当はまだ好きと言いたいけど言えない、そんなもどかしい気持ちの彼女。
あの時一緒に過ごした思い出の場所をたどるたび、
気持ちが溢れて我慢できずに、付き合ってた頃のようにこっそりえっちなことをしてしまいます。
そうして徐々に過去と向き合い、ひと夏の恋をやりなおす
そんなお話です。
—
セミの鳴き声に埋もれて初めてキスをした、夕暮れの古いバス停
一緒に通った学校の、日差しに塩素が湿気立つプールサイド
並んで座ってラムネを飲んだ、国道沿いの古い商店の店先のベンチ
夕立に追われて飛び込んだ、海の家だった廃屋と初めてのセックスの思い出
子供のころ、小さな手を引き一緒に見た夏祭りの花火
夏の情景を切り取ったシチュエーションと、
たくさんの夏の単語をちりばめたセリフで彩る少ししっとりした夏休みを
彼女とふたりでお過ごし下さい。
サンプル
レビュー
未練が残っているといますか、些細なすれ違いが原因で別れたふたりっていうのは、なんていうかこう・えっちじゃないですか?だってほら…嫌いってわけでは、ないんでしょう…?
そんなコップいっぱいまで入った水みたいな関係、えっちでなければなんだって言うんですか。
あと「成長してから敬語で喋るようになった」っていうのも・えっち
いや別に幼馴染なんだからいじゃん。そりゃ人前とかなら分かるけど、ふたりきりの時まで敬語ってそれはもう意地張ってるだけじゃん。何をそんな気にすることがあるの?
・って、図体だけ成長した思春期男子はデリカシーもなく言っちゃうわけですよ、まだ青くてイね
やはり純愛だろうとNTRだろうと関係なく「遠慮」とか「慎重」といった心の動きは雰囲気を醸成するのに必要不可欠なんです。そして実用性の高い作品には、描写されていること以上の妄想を受け手(聞き手)に沸き立てさせてくれるという共通点があるんですよ。想定していることの範疇を超えると萎えちゃいますから。
まだ今はエッチとかそういうのじゃないけど、キスならまだ「甘えてるだけ」という言い訳ができるから、積もりに積もった想いを乗せながら足も指も絡めて何度も唇を重ねられる。
キスしかしてないのに下手なセックスより一段とエロい。お互い好意が残っていることなんてバレで、どう考えても言い訳できないところまでシているのに「好き」の2文字が喉につかえて出てこない。それ故に溜まっていくばかりの情欲が吐息に熱を含ませる。
・あーもう復縁ックスしか勝たん!(大声)
しかもそのあと雑にセックスするんじゃなくて相互愛撫なのが最高すぎ。色々と余計なことに気を取られたくないから二人で気持ち良くなれる一番確実な手段を取るの、流石に”ガチ”すぎるんだよなぁ…
後半のタメ口甘えックスも、こなれた「爛れ感」でめっちゃムラつかせてくるので是非どうぞ。