万岡鉄道検修庫(整備点検中の蒸気機関車が奏でる様々な音。打音検査)
サンプル
レビュー
アニメ”レヱル・ロマネスク”の後日談となる作品
舞台はレイルロオドすずしろの地元の万岡(栃木県真岡市)となります
地元に帰ってきたすずしろにまたもや音探しの依頼が来るのですが、鉄道をテーマにした作品のラストにふさわしく、本作の環境音は鉄道関連尽くめです
蒸気機関車の点検のシーンでは蒸気の奏でるダイナミックなブラスト音とドラフト音 動輪がリズミカルに刻むジョイント音 高らかに響く汽笛などのハーモニーを楽しめます
そんな熱い環境音の後には涼しげなかき氷の音やボート上の音などといったヒーリング音声も収録されているのでメリハリがあって続けて聴くとより楽しめます
本作の旅のパートナーであるすずしろは普段は女優として活躍しています
そのせいか本当の自分を外に見せることはまずありません
そんなすずしろが終盤ではマスターである聴き手だけに見せるという素顔を見せて、心の内を明かしてくれます
普段のすずしろとは違う魅力のすずしろにしんみりとしました
そして、今作にはすずしろを演じる上坂すみれさんによる真岡鉄道のすずしろ版車内放送の音声の特典ついています
元気のある明るい車内放送にほっこりしました
上坂すみれさんが演じるレイルロオドの「すずしろ」とのひと時を過ごしていきます。(再び音探しの旅にいきます。)
今回、シリーズの締めくりということで、再び「すずしろ」と一緒に音探しの旅に行くことができます。もう一度「すずしろ」とのひと時を過ごすことができるので嬉しい限りです。また、1作目で「すずしろ」の人柄であったり、可愛らしい姿であったりを知ることができたので、今度はどんなひと時を過ごしていけるのかなーとワクと楽しみにしながら聴いていきました。「すずしろ」と一緒にいろんな音に耳を傾けていきたいなーと思いました。
以下、内容について
「導入」では、機関車の整備中とのことだったので、整備の音であったり、打音している音であったりと環境音も同時に楽しみながら聴くことができました。
「C12キャブ内の音」では、環境音に合わせて、「すずしろ」が話しているお声にずっと耳を傾けていられるので、只々心地よい時間を過ごしていくことができました。
「かき氷の音」では、かき氷を食べているときの「すずしろ」の反応が只々可愛らしいのでほっこりとしながら聴くことができました。
「客車乗車の音」では、電車の走行音と「すずしろ」のお声を聴いていると、段々とウトして眠くなってしまいました。
「炭火の音」では、「すずしろ」のお声を耳元で聴いたり、可愛らしく食材をやいている姿であったりがとっても可愛いらしいのでずっと聴いていられそうな感じです。
「ボート上での音」では、基本的に楽しい雰囲気でボートの上で過ごしていきますが、鯉のくだりで急に大人っぽい雰囲気に変わるシーンにすごくドキとさせられました。
「耳かき」では、ぐちゅという感じの耳かきがいつもと違った感覚ですが、すごく心地よい感じなのでずっと聴いていたくなりました。
「うた寝」では、一緒に寝てしまいましょう。
声が甘い。このとろけるような声でチャプ耳かきしてもらっていると脳みそが溶けて無くなってしまいそうなくらい気持ちいです。
鉄道系にはあまり興味がないため、十分に世界感を理解できているとは言えないのですが、耳かきだけで十分なレベルでした。
今度旅行に行くときにはもっと色々と楽しんでみたいなと思わせるような内容でもあり、聞きながらだと通勤が少し楽しいです。
畜音レエルシリーズ最終回は、主人公のすずしろちゃんが地元である万岡(栃木県真岡)を音で紹介します。
蒸気機関車の点検音や、走行中の列車に投炭する音など、列車もの作品らしい音が満載です。アニメ本編を見ているだけでは分からないキャラクターの素顔が見れるのもこのシリーズの魅力。レイルロオドサミットで司会進行を務めたしっかりものすずしろちゃんも、マスターの前では子供のような無邪気さを見て萌えまくってしまった。前回の御一夜鉄道編よりもより一層マスターとの心の距離が縮まっているようで、幸せと癒しを感じました。
バーベキューのとこがオスメです。特に最後らへん!
個人的に上坂すみれさんのASMRは入眠しやすいので好きなのですが、今回の作品もとても良かったです。
ストーリー自体もすずしろちゃんのかわいさが120%引き出されている構成で、耳かきパート以外も思わず聴き入ってしまいました。気のせいかもしれませんが、マイクとの距離が以前の作品よりも近め?なのですごく近くにいる感覚が味わえます。
アニメ、レエル・ロマネスクでは、しっかり者という感じでレエルロオドサミットを仕切っていたすずしろさんですが、この作品では、はしゃいだり、ちょっとお疲れだったり、恋にあこがれる様子があったり、素のすずしろさんを楽しむことが出来ます。
使われている音声が実際の真岡鉄道でロケをされていたようで、真岡鉄道に乗ったことがある私は、情景が浮かんでくるようでした。
蒸気機関車というのは素晴らしいな、と改めて感じる作品となっております。
レエルロマネクス12話がついていることもすごいですが、SLすずしろ号の車内放送がまたすごいです。これは是非、聞いて欲しいですね。
盛りだくさんの逸品、お勧めしたいです。