奴隷少女と小さな幸せの魔法 [Re:sound] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
「一度は捨てたこの命、ご主人様のために使わせてください」
≪作品紹介≫
身寄りがなく、様々な施設を転々として生活をしていた少女、レイ。
「メイドとして雇われていた」と言うと聞こえはいいが、実際は「奴隷として飼われていた」というのが現実。
主人の横暴に耐えきれず施設から逃げ出したレイは「あなた」の家の前で力尽きて倒れてしまいます。
「ぐすっ……ここ、どこ……? 私、どうしてこんな場所に?」
「雪が、降っていて、真夜中で、すごく、寒くて」
「行く宛もなく、ずっと、歩いていたのです」
奴隷として生きていたレイは、相手に怒られないように顔色を窺う人生を送っていました。
たどたどしく喋り、ちょっとしたことで怯え、すぐに泣いてしまいます。
自分のことを手厚く保護してくれる「あなた」に対して、レイはじょじょに心を開いていきますが、過去のトラウマのせいでどうしてもオドオドしてしまいます。
「優しく扱われることが、無かったのです」
「時には、暴力をふるわれることも、ありました」
「だから、その……人を、信頼するのが、怖いのです」
「自分に自信がない女の子」をテーマとしたサークル Re:sound 9作目
傷と孤独を抱えた者同士の「癒し合い」の物語。
「名前を呼ばれる時って、痛いことや酷いことをされる時だったので」
「自分の名前に、良い思い出がないのです」
「あの、ご主人様。お願いが、あります」
「私に、名前を付けてくれませんか?」
≪POINT≫
・「自分に自信がない女の子」「物語性」を強く強く意識したボイスドラマ。少し切ないお話となっております。ですが、とても温かな物語です。
・甘えたがりなレイを、たくさん甘やかしてあげましょう。一之瀬りと様が演じる甘々なロリボイスが、心を優しく溶かしてくれます。舌足らずで「ご主人様」を「ごすじんさま」と言ってしまうのが可愛らしいです。
・ヒロインが泣いてしまうシーンがあります。レイが安心するまで、抱きしめてあげましょう。
トラックリスト
シーン1 奴隷少女との出会い (9:44)
シーン2 互いの傷跡 (13:35)
シーン3 私に名前を付けてください (4:13)
シーン4 ナミダノコトバ (14:14)
シーン5 イヤな思い出を、良い思い出で (6:51)
シーン6 あたまを撫であいっこ (19:55)
シーン7 ご主人様は私に生きる理由を与えてくれました (12:46)
シーン8 「レイ」 (1:56)
計83分14秒
体験版でシーン1、3を一部試聴することが出来ます。
当作品の著作権はRe:soundが所有しております。
転売、再配布、二次使用、複製、譲渡等の行為は固くお断り致します。
CV 一之瀬りと様( https://ichirito.jimdo.com/ )
イラスト シロ9じら様( https://www.pixiv.net/member.php?id=7198717 )
台本 くろっく ( https://twitter.com/clock_26eu )
サンプル
レビュー
真っ先に思ったのは、あまりにも声が良すぎて…(オタク)今回の声優、一之瀬りとさんはサークル的には初出演です。
若干ニッチと言えばニッチな内容ではありますし、何より今回は題材が中々に重いのもあって相当難しいんだろうなあと思っていました。
しかしそんな中でも最大限、と言うか想像が及ばなかったレベルで良かったです。
感情を露わにする、と言うよりは滲み出てくるみたいな感じがあります。
声色それ自体も素晴らしいですが微妙な息遣いとか、言葉の間だとか、泣き方だとか。
こんな伝え方が有るのか、と驚きました。
中でも、喋りながら段々涙声になっていく表現が本当に凄くて…此方まで泣きそうになります。
シナリオについては先程もちょっと書きましたがかなり重いです。
りとさんの声も相まって、トラウマになるんじゃないかって位につらい場面もありました。
それでいてちゃんと解放される部分もあり、心癒される部分もあり、密度の濃い体験が出来るかと思います。
頭撫で合う所とか滅茶苦茶好きです(小声)
話の結末、まとめ方も綺麗で素敵だと思います。
あと同梱のおまけも滅茶苦茶に良いので是非。本編の想像が更に膨らみます。
あのイラストもあのボイスも最高でした…
胸に迫る、という点においては今まで数々聴いてきた中でも圧倒的でした。
某シーンで涙腺が緩んで大変な目に逢いましたが、心からオスメしたいです。
ちょっぴり切ない気持ち、でもそれ以上に優しい気持ちになれる作品でした。 奴隷として飼われていた少女が主の元から逃げ出し、貴方の家の前で衰弱し倒れてしまいます。それを発見した貴方は、暫く自分の家に置いてあげることに…
別作品でRe:sound様が手掛けたシナリオの作品を聴く機会があり、それがとても感動する内容でしたので、興味が出て本作品を購入させて頂きました。
基本的に音声作品は好きな声優さんでしか選ばないので、シナリオ目的で購入したのは今回が初めてです。
1周聴き終えた感想なのですが、切なさと愛おしさで支配されてしまい完全に放心状態にさせられました。ヒロインであるレイの境遇や抱えている心の傷が思っていたよりも格段に重く、とあるトラックでは聴いているのが辛過ぎてイヤホンを引き剥がしたくなる程でした。
また、一ノ瀬りと様の演技も非常に素晴らしいです。常に相手の顔色を伺うような消え入る声、泣きに入る瞬間の僅かな息遣いなど本当に繊細な演技をされていて、視聴開始からすぐにレイに感情移入してしまいます。他に余計な音も無く、聴き入るというレベルを越えてその世界観に引きずり込まれるようでした。
聴いて辛かったり精神的ダメージを受ける部分があるのは確かですが、そういった要素があるからこそ、それ以上にとても心温まる作品です。 作品を聞き終わって、そのますぐレビューを書いています。
初めて音声作品で涙が止まらなくなりました。
素晴らしいシナリオと、完璧にレイとしてそこにいる一之瀬りとさんの演技が相まって気づけば作品の世界の中に完全に入ってしまっていました。細かい息づかいだったりレイの感情の変化だったり、1つの表現が本当に素敵でした。作品に入ってしまったがゆえにとっても悲しくて正直聞くのが辛くなってしまう部分もありました。音声作品なのに何言ってるんだと思われるかもしれませんが、目を背けてしまいたくなるような部分もありました。
あるトラックでは本当に自然に涙が止まらなくなってしまい、レイの言葉1つにいろな感情が出てきました。
心から聞いてよかったと思える作品でした。皆さんにも心からオスメできますし本当に心から聞いてほしいと思える作品です。一之瀬りとさんのファンの方、Re:sound様のシナリオのファンの方はもちろん、一之瀬りとさん、Re:sound様どちらも知らなかった、聞いたことがなかったという人にも…とにかく皆さんに聞いてほしいです!(笑)
作品を聞いた感情を持ち込んだま書いてしまっているので文章が拙くなってしまい申し訳ありません。
本当に素敵な作品をありがとうございましたとお伝えしたいです。
最後に、おまけのトラックもトラック名から少し笑ってしまいましたがとっても可愛かったです(笑) 一之瀬りとさん演じる元奴隷の少女のお話。
聴いているうちに心に迫ってくるものがあります。
思わず「そんなに泣かないでくれ.」と言いたくなってしまうほどの演技。一之瀬りとさんのいところマシ作品。
こっちまで泣きそうになりますが、なんとか耐えられることでしょう。私はだめでした。
今後の動きがとても気になる作品でした。 逃亡してきた奴隷少女を保護し、絶望に塗りつぶされた心を癒してゆく物語です。音声作品ではある程度見受ける型のお話で傑作も多くありますが、本作はその中でも出色の一つだと思います。特にレイが過去のトラウマで酷く苦しむ場面があるため、かなり重いストーリーです。ですがそのことが物語に深みをもたらしています。また本作では「あなた」の方も心に傷を抱えており、レイを救うだけでなくレイによって救われることになります。「あなた」の声がない音声作品でこのようなことを表現するのは難しいと思います。実際、聞き手側のこういう設定は珍しいのではないでしょうか。しかしレイの話ぶりや反応でそのことが十分に伝わります。
全編を気軽に聴き返すには向きませんが、音声作品で描かれた物語として屈指の傑作だと思います。
・CV:一之瀬りとさん。声も演技も素晴らしく、多くの作品に出演されておられます。特に本作のレイの絶望や諦観、怯え、その後の感謝や安心、幸せ、どれも目に見えるようなリアリティで表現されています。前半のレイの苦しみは聴いているだけで辛くなるほどです。声はもちろんですが、加えて息や間の演技が迫真です。
・価格と時間:70円・1時間23分14秒。値段に対してかなりの分量です。
・その他:続編もあります。成長したレイとの生活が描かれており、本作に劣らず非常に良い作品です。好きな作品の続編が出るのはいつも嬉しいですが、特に本作の場合は物語性が高いため、助けた少女と甘々な日々を過ごすという場面はその分少なくなります。続編はそういう時間がたくさんあります。 心温まるストーリーに惚れました。孤独を抱えた主人公と虐げられてきた奴隷のレイちゃん。キャラクター設定がシンプルだと思いきや物語が進んでいくに連れて非常に細かな設定が垣間見え、奥深さを感じました。こういった裏側の設定は作品の完成度を高める上で欠かせない要素だと思います。りとさんの演技にも顕著に出ていて違和感を全く感じずに作品の世界に没頭する事が出来ました。特にすごいなと思ったのは、辛い記憶がフラッシュバックして泣いてしまうシーンです。聴き手の感情に働きかけて来るあの演技は唯一無二だと思いました。此方の作品は最後まで一気に聴くことをお勧めします。聴き終わった時に心が晴れやかになる事でしょう。