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雨恋女の子守唄 [Atelier Honey*] | DLsite 同人 – R18

    雨恋女の子守唄 [Atelier Honey*] | DLsite 同人 – R18

    あらすじ

    梅雨の時期の、少し変わった癒しを貴方へ。
    雨音や水を絞る音、虫やカエルの声……環境音にもこだわった、バイノーラル収録作品です。

    – – –

    彼女―――優雨との出逢いは、幼い頃。
    祖父の和室に、雨の日にだけ居る、優しい彼女が大好きだった。

    彼女は僕にしか見えなくて、
    彼女は時を刻まなかった。
    不思議だとは思いながら、あたたかな手に初めての恋をした。

    背を追い越し、歳をとり。
    やっとその意味を知った後も、怖い気持ちはどこにも無い。

    今年の梅雨も……彼女に逢える。

    – – –

    01.おかえり、ぼっちゃん。(約10分)
     降り出した雨に帰宅を急ぐ。和室に入ると、そこには彼女―――優雨が微笑んでいた。
     ゆったりと笑う彼女につられて、子供のように服を着替えさせられ、彼女のひざまくらに甘える。

    02.おひざまくらのおまじない (約25分)
     彼女のひざまくらにねころんでいると、いつもは忘れていた色んな声が聞こえてくる。
     背中をとんとんとあやされながら、庭に遊ぶ鳥やカエル、虫の声に癒されていく。

    03.からだとこころの雨宿り (約35分)
     うとうととしてきた身体を拭かれ、ゆったりと耳かき。
     身体がほぐれたなら心もほぐさんと、と最後は耳を舌でゆったりとくすぐられて、夢心地に。

    04.優しい雨のこもりうた(約10分)
     ゆめうつつの中、背中をあやされながら懐かしいこもりうたを聴く。
     ゆっくりと貴方を癒し終え……そして、優しい雨はやむ。

    – – –

    企画/シナリオ/声 … 野上菜月 http://anatani.chu.jp/
    イラスト … 柏木郁人 http://kasiwaiku.web.fc2.com/
    環境音協力 … 藤和工場 http://factouwa.blog.fc2.com/


    あなたの、素敵な時間のお手伝いが出来ますように*

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    雨恋女の子守唄 [Atelier Honey*] | DLsite 同人 - R18
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    レビュー

    小さい頃の秘密の場所って、ありますか?
    田舎の裏山の人気のない神社とか
    近くの浜辺で遊んでたら偶然訪れた小さな洞窟とか。
    そのような秘密の場所に、きっと誰もいなかったはずなのに
    ふと思い出せば誰かと一緒に遊んでいたような、そんな不思議な気分になったりはしませんでしたか?
    誰にもみえない、僕にしかみえない、僕だけの秘密の友達とか。
    これは、Atelier Honeyさんのつむぐ、そんな秘密の友達のお話。
    雨の音と、優雨(ゆう)お姉さんのさやきと子守唄で、たまには懐かしいあの頃の思い出にひたってみるのもいかもしれません。 『ぼっちゃんが私のことを思い出せなくなったら、
    そのときは、ぼっちゃんにとって_こで私と会うことよりも大切なものを見つけられたってこと。
    それはちっとも、寂しいことじゃないんよ』
    『ぼっちゃんが笑顔で、ニコしてくれていたらそれでえんよ。
    また会えても嬉しいし、私を忘れて_大切なものを見つけて。
    もう会えなくなってしまっても、嬉しいんよ』

    切ない_あまりに切ない。
    『ゆう』という名前に込められた意味と、彼女がそれをどれだけ愛おしく思っているか。
    想いの深さに ひたすら感動させてもらいました!
    野上菜月様のとびきりやさしい子守唄の声も本作の魅力です。

    会えたら嬉しくて、会えなくても嬉しい。
    とらいあん◯るハートが大好きなので、精霊や幽霊のように目に見えないものを愛する人の儚い恋心がたまらなく美しく感じられました_
    ありえない出会いを叶えるということは、その過程に災いがあったり_結ばれるべき絆を手放していること等しいのです。
    腕一杯に抱えたものを手放すからこそ新しいものを掴めるように、
    この世界とは常に結ばれる絆と離れていく絆と隣り合わせな存在。
    だから、躊躇いを捨て前に進む力と、愛するがゆえに留まり守ろうとする力は、
    どちらも全く同じほどに尊いものなのだろうと信じています。

    ゆうお姉さんの望む通り、また会えても、会えなくても、きっとぼっちゃんは幸せなのでしょう。
    みなさんは、どんな未来を望みましたか?
    歌も、声も、聞こえなくなって_それでも残る、雨上がりの鈴の音ひとつ。
    私は_その音に合わせて、この喉を鳴らして、彼女の名前を呼んでいたいです。 設定も非常に凝っているため入り込みやすく、想像の世界のま眠りにつくことが出来ます。
    私はストレスで眠れない日々を送っていたのですが、この音声によって安眠を得ることが出来ました。
    もし安眠用のASMRを探しているのであればおすめです パラ雨の日、身の周りの音をなるべく無音に近付けて聴くのがベスト!浴衣とか持ってたら、それ着て聴くと臨場感UP。
    何故なら、物語前半進んですぐに主人公は浴衣を着せられることになるからです。以降ずっとそのま。
    この作品の一番の魅力は、声優さんの優しい声!
    初っぱなから囁き声に近い、物凄く柔らかく優しいトーンの声+京都弁?で終始癒されまくり!
    この作品唯一の欠点は癒され過ぎて最後まで聴けないこと(誉め言葉)だって絶対寝てしまうもの!
    終始流れる雨の音、雨の中に潜む様々な音や鳴き声、古い屋敷独特のきしむ音、身体を拭く手拭いの触れる音、浴衣の身体で擦れる音。全ての「音」に拘り抜いた至高の作品!
    この作品を聴いた人は、きっと雨の夜が好きになると思います!
    買って損なし!寧ろ得だけ! 音と声がこんなにもマッチした音声作品もなかないのでは。
    しとと降り続ける雨、その雨音をバックにした優雨さんのお声を充分に堪能してください。
    全編にわたって雨音がバックで聴こえてきますが、少しも邪魔になりません。
    環境音は必須です。
    どの音も一つとして欠けたら作品が成り立たない、それぐらい素晴らしい音を魅せてくれます。
    膝枕、囁き、体拭き、耳かき、耳舐めと、とても充実した癒しを頂いた後は
    優しいこもりうたで眠りについてください。
    優しいお声の中に、少し悲しげと儚さを垣間見せた複雑な表現はお見事です。
    物語としての完成度も高く、最後は少しだけ切なくなったりもしますが
    優雨さんを忘れない限りまた逢えると思うと、雨の日が待ち遠しくなる
    そんな気持ちにさせてくれます。 雨音と、声優さんのとてもゆったりとした間の取り方の語り・囁きと、終始ゆっくりしっとりとした耳舐め、すごく癒されました。耳舐め部分は全耳舐め系音声の中でも一番といえそうなくらい、ゆっくりしたものです。ペースがほぼ変わらないのもポイント。その間の取り方と、その間をうるさくならない程度に埋める雨音が、凄く良い雰囲気になっていると思います。