憧れの姫宮さんと仲直り (日常パートA)
サンプル
レビュー
前作以上に、催眠性処理のバリエーションも、下品さも背徳感も増していて最高でした!
体勢を指示されながらの手コキ奉仕プレイでは、姫宮さんに優位を取られながら甘やかされる気持ち良さを味わえました。
「臭ければ臭いほど感謝する」催眠を重ねてからのチン嗅ぎは、倒錯感が強くてかなり興奮しました…
SE面も強化されていて、飲尿音やお漏らし音、女の子が絶対出しちゃダメな音まで入っていて、思わずにやけちゃいましたw
流行りのオホ声ともまたちょっと異なる、汚い喘ぎが所々で漏れちゃうのもとても良かったです。普段の喘ぎとのギャップが最高でした…汚喘ぎ出ちゃった後に恥ずかしがる姫宮さんもいじらしくて可愛かったです!
日常パートで心を揺さぶられてからの、最後のTrue Endの催眠パートは、色んな要素が相まって、感情ぐちゃになりながら最高にシコれました…
詳細には触れませんが、今までの催眠性処理パートを楽しんできた人ほど、ぶっ刺さる内容になっていると思います。MOKA。さんの細やかな表現も素晴らしかったです…
フリートークは、共感できるポイントが沢山有って面白かったです!楽しみながら演じられてたのが伝わってきました!
裏側ざん先生の前日譚を発売前に読んで、今作品への期待を高めていたのですが、本編を最後まで聴いてから改めて読むと、更に前日譚自体の破壊力も増して楽しめました!
姫宮さんの心を、「僕」は手に入れられたのかどうか、ぜひ多くの人に見届けて貰いたいですね…
これはTrue Endです。
前作の「でも、本当の姫宮さんは、決して僕を見ていない。」に引き続き、今作も「それでも、本当の彼女だけは、どうしても手に入らない。」と内容説明に書かれています。これはどうやっても覆せません。
「あなた」は「りーくん」に勝てない。という事実を真正面から突きつけてきます。
前作までの内容で止めておけば、「でも俺の方が姫宮さんへの想い強いし、姫宮さんとこんなこともできるし、姫宮さんに好きって言わせられるし…」と早口で捲し立てることもできたものを。今作は容赦なくそこを叩き潰してきます。
トラック6までは前作と同じような、むしろ姫宮さんはこちらに傾きそうな雰囲気さえ見せてくる。しかしTrue End Chapter1に入るや否や爆弾が炸裂、やっぱり姫宮さんはりーくんを愛しているし、りーくんも姫宮さんを愛している。しかもいつも通り催眠をかけてみると出るわ「いつもの」2人の関係性が。行為が。真実の愛が。
そんな事実と向き合ってしまったら、耐えられなくなる。今まで一人暮らしの小さな家の箱庭の中で育んできた姫宮さんとの関係性は、脆くも崩れ去ってしまう。この先どれだけ催眠を積み重ねたとしても、どれだけアブノーマルなプレイを強いたとしても、真実を知ってしまったからにはどうあがいてもそれは偽物でしかない。しかもそれは本物に敵う道理すら無い、ひどく空っぽな虚妄だ。
だから、嘘を真実にするしかなかった。自分さえも騙して、自分が真実の愛を享受していると思い込むことでしか、姫宮さんとの関係を続ける術はなかったのだ。
ともすれば以前までの関係よりもずっと脆く危うく、虚しいものだったとしても、これが真実だ。誰が何と言おうと、これが真実なんだ。そういうTrue Endでした。
これは蛇足ですが、りーくんの本名と同姓同名の友人がいた私は無事致命傷を負いました。予想外のつらさでした。
うわぁあ。聞き終わった後の心の叫びです。
え?こんな結末なの?でフリーズした頭をMOKA。さんのフリートークで現実に戻ってきました。
これをTrueと名付けるサークルさんのコンセプトを感じます。ドM諸兄なら鬱になると共に大変興奮することでしょう。
前作は寝とりではありましたが、主人公が告白した時点で既に彼氏がいるという精神的な寝とられという側面もありました。しかし彼氏とは手を繋ぐ程度のプラトニックな付き合いで寝とり要素のが強かったです。
ですが今作はどちらかというと主人公視点では寝取られ?に感じました。彼氏とも仲良く進展してしまった模様です。しかも結構ハードに。
NTR系のエロゲーでいえば主人公敗北エンドです。リスナーは上も下も悔しい汁を垂れ流しましょう。
MOKA。さんの演じる姫宮さんは相変わらず大変可愛らしいお声ですが、それ故に無邪気に彼氏との関係を語ってくる台詞に抉られてきます。悔しいっ!
この万人ウケしないストーリーにこれだから同人は面白いなと改めて感じました。ぜひ前作と共に聴いてみましょ。
シナリオやMOKA。さんの演技が刺さりすぎた前作から待ちに待った続編!ということで、予告が公開されたときからまさに胸が踊るというくらいの気持ちで待っていました。
感想について結論から言うと、シナリオとMOKA。さんの演技が合わさることで作り出された『変えの効かない最強の催眠物』って感じです。
感情揺さぶられまくって、冗長な感想になりましたのでこっから長いです。
最後まで聴いた時の1番の感想としては「そうきたかぁ!(感嘆)」でした。
聴き手が主人公に感情移入すればするほどに終盤トラックのダメージが大きくなっていくという…
個人的に、催眠系は最終的にはなんだかんだで主人公とヒロインのイチャに落ち着くイメージがあったので、意外性とかのいろんな部分で凄すぎるシナリオだと感じました。
MOKA。さんの演技も相まってキズがどん深くなっていくw
8トラック目では、姫宮さんのセリフの至るとこからダメージを喰らってMOKA。さんがフリートークでおっしゃられていたような、まさに「くやシコ」を味わいました。
最初の方は聴きながらイチャラブ行きてぇ…とか思うときもありましたが、聴くうちに「そうなるよな…」と納得しつ、この攻めたシナリオを書くのが凄すぎる!とか感動すら覚えましたw
あえて催眠物に良くある「なんだかんだでイチャラブに…」の方に行くのではなく、今回のような方向性をTrueエンドにしたことでこの作品の唯一性がとても高まったように感じました。
新感覚すぎる今作、本当にりーくんが浮気していたら…とかのifを妄想するのも楽しいですが、姫宮さんと僕の物語としてこれ以上ない終わり方を今回は見せてくれたと感じました!
最後のトラックで心に残ったのは大きな傷と埋めようのない喪失感でしたね…
演技・シナリオのどれが欠けてもこうはならなかったと感じさせる、本当にすごい作品だと思います!
前作に引き続きどうしても彼女を諦めきれない”僕”。
汚しても本当の彼女の色は全く変わらない。
今作ではそれでも、もしかしたら…と小さな希望を持たせる展開と
それを丁寧に執拗に折っていく描写が凄まじい。
それを意図せず行っている彼女はもちろん何も悪くなくて、
悪いのは”僕”1人だけ。
持ちうる全て、彼女との経験全てがあの子の”彼氏”に劣っていると知ったとき
”僕”が選んだ選択は。
この作品は「姫宮さんシリーズ」の後編になるので、是非とも前作を聞いたあとにこちらを聞いてもらいたいです。
ネタバレはあえてしませんが、聞く名前にあなたにとっての「催眠作品のTrue End」とは何だろう?と考えてみてほしい。
相手を思いのまに操れることは果たして幸せなのか
相手の心については何も考えなくて良いのか
True EndとBad End の差は何なのか
誰にとってのTrue Endなのか
この作品は、一つの答えを提示してくれています。
人によっては好みと違うと感じるでしょう。
しかし、これほどまでに明確な意志を感じる作品にはなか出会えません。
作者の覚悟も含めて星5とさせていただくともに、私はこの作品を全力でオスメしたいと思います。