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イジワルで優しい黒幕クラスメイトちゃんの赤ちゃん言葉色仕掛け [はちみつトラップ] | DLsite 同人 – R18

    イジワルで優しい黒幕クラスメイトちゃんの赤ちゃん言葉色仕掛け [はちみつトラップ] | DLsite 同人 – R18

    あらすじ

    人知れず夕日に染まる教室
    僕は“彼女”の胸に抱かれていた
    外から聞こえる誰かの叫び
    言葉にもなっていない、甲高い喚き声
    それがどうしようもなく怖くて、目を伏せたくて

    「うん……よしよし。お外怖いもんねぇ」

    そう。怖い。
    逃げたい。見たくない。この人はわかってくれるんだ
    甘えるように縋る僕を
    彼女は嫌な顔一つせず撫でてくれた
    頭を優しく何度も触れられるうちに恐怖心は消え、
    胸の奥が幸福に満たされていく
    怖かった叫び声も、もう聞こえない

    ——その時

    『ビーーッ! ビーーッ! ビーーッ!』

    けたたましい人工音が僕らの平穏を引き裂いた

    ……ブザー? これ……何のブザーだっけ……?

    あまりのうるささに顔を上げ、そして……
    見てしまった。窓の外を。僕の街の光景を
    不気味に赤く染まった空。地に飛び交う真っ黒い影

    ……“あいつら”だ。あいつらが街を襲っている。

    そして全てを理解した
    彼女の表情を照らしていたのは夕日でなく、炎
    街の燃える、火
    誰かが叫んでいたのは
    今、その声が消えたのは

    「あっ、また鳴ってるよ? それ」

    そうだ、これはアラートだ
    誰かが助けを求めているサイン
    すぐに反応しなくちゃならない 出動要請

    「みんなが君を呼んでるんだね。助けて、助けてー、って」

    「ヒーローくんが来るの待ってるんだ」

    彼女は外の様子になど気にも留めず
    優しげな表情でこちらを覗き込む

    にしし、といつもの調子で悪戯っぽく笑うと
    その手は再び僕を胸に誘い……
    そっと ブザーを鳴らし続けるデバイスを握らせた

    そう 僕は……
    僕が 今すべきことは……

    「ね、これさ」

    「うるさいし捨てちゃおうよ」

    「うん、捨てちゃえ」

    サンプル

    イジワルで優しい黒幕クラスメイトちゃんの赤ちゃん言葉色仕掛け [はちみつトラップ] | DLsite 同人 - R18
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    レビュー

    世界が「敵」に襲われ危機に瀕するなか、人類を救うべきヒーローくんが
    どこか危うい雰囲気のあるクラスメイトの女の子から甘々ラブに籠絡され、
    イチャラブな黒い快楽に溺れて使命を放棄してしまう背徳的な色仕掛け音声作品です。
    とにかく醸し出されるダークで退廃的な雰囲気が素晴らしく、
    それを導くのに決して説明的にならずに、クラスメイトちゃんの語り口や演出から
    徐々に情報が繋がって聞き手に状況を把握させていく構成が見事ですね。
    自分のせいで世界が着実に破滅へと進んでいくのを感じながらも、
    女の子が与えてくれる余りにも気持ちい共依存的な重い愛に溺れてしまい
    何もかも取り返しがつかなくなっていく…
    そんなゾクするストーリーの紡ぎ方が絶妙で、
    音声作品でこまで表現できるのだと感心させられました。
    もちろんストーリー性だけではなく、個々の甘やかしエロシチュも非常に実用的で、
    おっぱいやべろちゅーで蕩かされ甘く耳元で囁かれるのは極上の快楽でしたね。
    作者さんが仰る「メリーバッドエンド」というものを不勉強にも初めて知ったのですが、
    客観的には着実に世界は破滅していくのに、主観的には共依存の2人だけ幸福に浸る、
    ダークな現実を糖衣で覆って口当たりを甘くしたような素晴らしい作品でした。
    色仕掛け破滅シチュ好きとしては背徳感と幸福感を同時に存分に堪能できて、オスメです! タイトルからすると、ヒロインが悪の組織の手下?あれ、でもなんだか悲劇的な過去があるような…
    このヒロインなか正体を見せてくれません。
    甘えさせてくれるヒロインって、嬉しいけどちょっと怖いよね。そんなことを思う人には刺さる作品だと思います。
    一緒に脚本&演技に振り回されて心グシャになりましょう! はちみつトラップさんの、恒例の「ヒロイン以外なら捨てもい」と思わせてくれる世界観。
    同サークルの、イジワルメイドお姉ちゃんもそうでしたが、あちらは魔王を倒す勇者が戦わなくなり、一抹の不安が残るもの勇者とお姉ちゃんは結ばれてハッピーエンドだったが、今作はっきり「世界の終焉」が明示され、主人公のヒーローとヒロインを待っているのは、緩やかな破滅のみ。
    だが、それでもいじゃないか。
    フリートークでの秋野かえでさんの言う通り、世界と女の子を天秤にかけたら、女の子を選ぶのが男の性、いや義務である。
    今作のヒロインはどこか影があり、また主人公と同じ立場に居て、傷を負っていたことを匂わせており、そんな二人が寄り添い、共依存しながら世界の行く末を見届くエピローグは非常に美しく、感動すら覚えました。
    それを、「音声だけ」というハンデを乗り越え、十二分に聞き手に伝わることができたのは、シナリオライターの力量、そして声優さんの絶妙の演技があってこそ成し得る業。
    作者のメリーバッドエンドという言葉に嘘偽りはなく、この作品の世界はいつか滅ぶであろう。しかし主人公とヒロインは、そんな世界で幸せになることができた。これからもずっと… 当サークルの作品すべて購入しておりますがこの作品はとにかく壮大です。ちょうどこちらの購入で240本目の音声作品購入になりましたが、最も重厚でミステリアスで退廃的なストーリーでした。こんな作品出しちゃって次はどうするんだというくらいの大作なので気になったら間違いなく購入すべき作品かと存じます。(ただし3時間くらいあるので時間のある時に一気に聞くのがオスメです!) ※NTRやヒロインに捨てられたりする描写はありません
    ↑この説明文からして作者様は心の弱いマゾの事をよく分かっていらっしゃる
    プレイ自体は甘々だけど常に退廃的な雰囲気が漂っていて、優しく明るくもどこか影のあるヒロインちゃんに段々依存させられていく
    抜きどころ満載でそれでいて徐々に世界観やキャラの設定が明かされていくこの感じ、音声作品はシナリオ重視だ!派も音声作品は抜ければそれでい!派にも聞いて欲しい作品
    あとこれは個人的な意見なんですけど、自分の本名に「ひろ」が入っているので「ひろ君」って呼ばれてるみたいで没入度がエグかったです。 はちみつトラップさんの作品はどれもこれも性癖ドンピシャで大変お世話になっておりますが、今回は僕の大好きな秋野かえでさんが声をあているという事で輪をかけて嬉しかったです。
    個人的にはトラック3がもうヤバすぎてヤバかったです…
    あんなんされたら拒めるわけが無い…
    秋野かえでお姉ちゃん好こだ…
    あとフリートークも安定(?)のクオリティですので是非!