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レビュー
フリートークで声優さんが言ってますが、
めっちゃどエロくて抜ける!
って作品ではないw
なんというか、もどかしさとか色々感じるところを楽しめる作品だった。
キス魔とありますが、聞いて「キス魔?」って感じたので二回目聞いたら確かにめっちゃキスしてたわ。
一回目はシナリオ聞いちゃうからそこの描写に気づかんかった。
個人的にトラック8の野上菜月さんがかわいかったのと、フリートークで大山チロルさんが言っていた猫のプレイでの演技の違いと色々と楽しめる作品だった。
恋人時代を経て生涯の伴侶として歩む男女と、そこに割って入る事になった「シロ」との関わり合いを描いた本作。
人の姿形をして人の言葉を話す猫という、聴き手からするとファンタジックな存在であるシロを主軸に語られるストーリーは、
しかし突飛なファンタジーなどではなく、誰もが当たり前に経験するかもしれない人間(猫)模様でありました。
本作の最大の特徴は、18年という年月の中のいくつかの場面を切り取って構成されている点。
シロと過ごした日々をとても大切で価値あるものとして、しかしながらあくまで長い人生で経験する出来事の内のひとつとして描く事で、切ないながらも爽やかな読後感になっています。
過ぎ去っていく時間と、それに伴って変わっていくキャラの関係性にフォーカスした作品というのは、この界隈ではかなり異色なのではないでしょうか?
Hシーンに関しても、特定の性癖に全振りするような派手さは抑えられており、登場人物達のキャラクタ像を際立たせる役割を担っているのが特徴的。
ストーリーの一部として、想い合う者同士の繋がりを強くするための営み、愛を育むための営みが描かれている、という印象でした。
そして、出演されたお二方の演技が実に素晴らしい。
まず、シロ役の大山チロルさんは、個性的なキャラを作品の色に合わせてチューニングする手腕がお見事。
幼~青年期の小憎らしさと愛らしさもさる事ながら、終盤で見せる表情には胸を打たれ、長く余韻となって残ります。
恋人役の野上菜月さんの感情表現もまた妙味。
愛し、許し、時に迷い、悩み、哀しむ、言わば普通の女性像を生々しくドラマティックに演じるお芝居力に、聴き手はただ感嘆するのみでしょう。
ストーリー性の強いアダルト作品を制作する難しさは推して知るべしといったところですが、恐らくは本作においても相当苦心されたものと想像します。
真っ向勝負をやってのけたもりパンチさんに盛大な拍手を!
まず、CV野上菜月さんのキス魔キャラというつよ設定。
キス好きの私としましては、大層興奮しました。
作品ファイルサブタイトルには年月日が記されており、時間経過がわかるものとなっています。
それ即ちCV大山チロルさんの「猫」の成長もあるということであります。
最初はロリ的演技から、どん成熟したものになっていきます。
猫の成長スピードは人間よりも早い。
これを描写したシナリオ、特に演じた大山さんの演技力の素晴らしさに感動した次第です。
この時間経過、というものが作品の肝であります。
恋人だった彼女と結婚して夫婦となり…。
子作りセックスパートがあるのがヨシ!そして、そのシーンで猫が乱入してきちゃいます笑。よくハメ撮り動画とかであるよね、本番中に猫が映り込んでること。あんな感じです。笑
姿かたちは猫耳がある以外はほぼ人間そのま、
それでいてその飼い猫と発情期を発散させるためにセックスをしてしまうのを倫理的に許容しているというのはなか倒錯した価値観の世界と見えます。受精はできないようですが。
そんな主人公と猫の関係を、キス魔の彼女(妻)は複雑な心境でいるようですが、しかし、純粋な恋のライバルとか、浮気とかではないんです。あくまで、ペットとしての「猫」、という関係として描いています。このバランスが絶妙。トラック5ではそんな妻と猫との関係性が描かれますがこれが後で効くっ!
で、異種間共同生活というもので一番の問題は、寿命の長さが違うこと。
時間経過をうまく使ったこの作品ですから、迎える結末は…、もうお分かりだと思います。
後半~終盤の展開といったらたまりません。
胸が締め付けられるような寂しさと涙と股間の膨らみが私を襲いました。
見た目はそれほど変わっていないようですが…介護交尾…かぁ…とんでもない背徳感があります…。なんだこれ。
ただ物ではない作品です。ぜひたくさんの人に聞いてもらいたい。切に願います。
変化していく自分と彼女とシロの関係性が良かったです。
人間よりもはやく成長していってるシロの描き方も素晴らしかった。
そして彼女が良い娘すぎる。
シロちゃんのことをずっと大切に扱ってくれているんですよね。
はじめ嫌われても「マ」と呼んでもらいたいって。
厳しくしているのも躾のためだし、なんだかんだで譲ってあげたり。
大山チロルさん、野上菜月さん、お二人の演技も相まって、とても引き込まれました。
トラック7はもうこれでもかってくらい感情が動かされました。
音声作品史上一番かもしれません。
エピローグの内容も引きずられないような感じにしてもらえていたように思います。
もちろんCVのお二人の名前見てもらえればわかると思いますがエッチなシーンも大満足です。
猫と人間、種族が違えば寿命も異なり、別れがすごく惜しくなる作品。
だけど、超ドスケベです。なんてったって、常にヒロイン二人と交わり合っているのでね。
作品全体でみれば泣けるお話ですが、本当にエッチシーンが良かった。
声優様のお芝居も素晴らしかったです。
長い期間を描いているので、成長する猫と大人びてく彼女、素敵なお芝居でした。
そしてトラック7の、cvチロルさんのお年寄りシロちゃんの儚い舐め方と、cv野上さんの彼女の涙する姿が、聴いてすごいうるしてきます。
最後はしんみりとした感情が湧きますが、気分が晴れるようない終わり方でした。
二つの意味で、上を向いて生きていける、そんな感じです。
声優が大山チロルさんと野上菜月さんという事で購入しました。
本作の説明に、「人間とは比較にならないほど驚異的な速度で成長」、「子猫から少女,お姉さん,そして終盤にはおばあちゃんまで」とあっため、もしやと思い覚悟をして購入。予想通りドスケベな内容に加え、丁寧なシナリオから年月の流れやそれによる切なさを感じられました。
感想としてまずは、やはり御二方の演技力が素晴らしいです。一般的な擬人化とは一味違う猫らしさが感じられますし、彼女は色気や熱気が伝わってくるようでした。
そんな本作ですが、個人的に5つ目のトラックがものすごく刺さりました。エッチが無い日常パートでしたが、昔飼っていた犬を思い出し、ペットという存在の大きさを強く感じられました。御二方の演技力があるからこそ、感じたことだと思うので改めて声優さんってすごいなぁと脱帽です。
実用性はもちろん、私にとっては昔の事を思い出しグッとくる作品でした。