メンがヘラるの [歌い鈴] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
あらすじ:
寒川ゆるぎは、クラスメイトの女の子。
いつも暗い顔をして、ひとりぽつりと机に向かって、何かを熱心に書いている。
同じ文芸部員だからこそ分かるが、小説かなにかだろう。
部員仲間といっても、会話したことなどほとんどない。挨拶をすれば返してくる、程度のものだった。
しかし、寒川は……。
見かけは、とても可愛いのである。
制服を着崩さないために分かりづらいが、身体もなかなかウッフンだ。
とはいえ、近寄りがたい雰囲気を放っているために、好きこのんで声を掛ける輩はいないようだった。
ある日の放課後、寒川と二人きりになった。
元々出席率のよろしくない文芸部。寒川相手では会話も起きず、物静かな時間が訪れる。
ふと、好奇心が芽生える。
声を掛けてみようかな……と。
■
恋を知らない寒川ゆるぎ。
愛情、好意、感情のふり幅も使い方も分からない彼女が、
貴方に惚れたらどうなるか。
甘く、どろどろで、ズブズブで、やばい感じのメンタルがヘラってしまう、
0からその先を描いたボイスドラマです。
1.自己投影……09:38
「なんというか、……すみません。喋るの、……苦手、というか、……はい。
い、いえ、……すみません、すみませんほんと」
放課後の部室。会話に慣れないゆるぎは、貴方からの問いかけにも口ごもる。
これはなかなか、壁を取っ払うには難儀しそうだ……。
……と思いきや、なんともあっさり……?
2.愛コール……06:31
「私、わがままだよ? たぶん、言うこと聞かないときあるよ?
そもそも可愛くないし、きっと後悔するよ? それでも……ほんとにいいの?
……う、う……。そう、そっか、そうなんだ……」
夜にお電話し、貴方からの想いに応えるゆるぎ。
何やら必死に警告をしてくるが……。
「嫉妬とか嫌とか、思わないから。ほんと。
でも、でもね、ね、私のこと見てくれるよね? 私、信じてるよ。
信じていい? って聞いて、うんって答えたもん。絶対信じてる」
なんか怖い。
3.メンがヘラるの……1歩目……17:49
「ぁ……き、キス……って、こんな感じ……かぁ……♪ あはは……♪
あーあぁぁぁ……私の初めて、君に奪われちゃったぁ……やらかしちゃったぁ♪
これから先どれくらい生きるか分からないけど、初めては君。
それはもう、ずぅっと消えないんだぁ。素敵な思い出の一ページ目……うふふ」
「君を身体いっぱい感じられるの。最高なの幸せなの離さないで。
ふぁ……ぁ、君の、顔……素敵、王子様みたい……ぁあ好き、ぁぁ。
ひゃ……か、かわいくないよぉ、私なんか、うう、ほんとに……」
「ぉ、おねが、ぃ、嫌わないでッ、捨てないで、
ヤらしくても捨てないでッ、お願いッ、私もっと、もっと、もっと……!」
放課後の空き教室で待ち合わせ。
恋人っぽいイチャイチャ、ぎゅっぎゅうしたりちゅーちゅーしたり、
べったべたに甘々しちゃう夢のひととき♪
しかしゆるぎの愛はあまりにも重く、
さらに自分がとってもイヤらしい子であることを自覚してしまう。
4.メンがヘラるの……2歩目……16:46
「こんなの履いてきちゃった……♪」
「超ぉ~変態なのっ♪ 見てぇっ♪ 君に触れて君をきもちくして君を独占して
ぜんぶぜんぶ君君君君君で頭ばかになってるんだよぉッ♪ うへへぇ♪
ねえぇ彼氏様ァ♪ えっち勃起ちんちん、ぬるっぬるだよぉ?♪
我慢汁ってさぁー……ぉ、ま、ん、こ、挿れるためにぬるぬるなんだよね?
つまり君、私のおまんこにちんちん挿れたくて、私とセックスしたくて、
こんなにたくさん溢れちゃってるってことぉ? 教えて、ねぇ教えてぇ♪」
翌日の放課後の空き教室。
もう、ゆるぎの目の色はおかしかった。
ドスケベ下着を見せつけ、積極的に手コキをせがみ、
もう頭の中がすべて「君君君君君」……。
5.メンがヘラるの……ご・お・る♪……13:21
「君がキたら、このハート……君とひとつになるから。君の手とつながるから」
「だめなのぉっ、君にされると私っ、幸せが口からこぼれちゃうのっ♪
幸せキャパオーバーなのおっ♪」
「■だじをッ■■ッ■■せろおッ!!!!!!!♪ ■■■ッ■■■ッ■■■■■じろッ!!!!!!♪」
ゆるぎこわれる。
でもそれは好きだから。
6.ホントダヨ?……06:42
……ほんとに……?
合計……01:10:49
■
制作(敬称略):
キャスト:寒川ゆるぎ(CV.涼花みなせ)
イラスト:豊咲
効果音:On-Jin 音人
VoiceBloom
ディーブルスト「色んな効果音集100」
編集:藤村莉央
企画・シナリオ:雲井砂
ci-enにてお名前読み上げプランをご支援いただいている方へは、
別途、「お名前読み上げトラック」を公開いたします。
サンプル
レビュー
最初から最後までほぼヤンデレ。ヤンデレ好きにはかなーりハマる作品だと思います。最初のトラックではそこまでの病み感ではないのですが、進んでいくにつれてどん病みが進行していきます。
ヤンデレ好きな人にはわかると思うのですがこの進行感がめちゃくちゃいです。
結構ハードな描写もあるのでもとヤンデレが好きな人におすめです。 彼氏くんの喜ぶことをしているような、ちょっとズレているような
実のところただそれを大義名分に、ただ自分のヤりたいことをしているだけのような
そんな今までのヒロインたちとは「ちょっと違う」ところをたびチラつかせてくれます
つまり自分のえっちな欲望にも忠実な子ですね!
そんなある意味の素直さは、ちょっとした危うさでもあるんですけどね
なんとなくきれいに締めくられたように思えますが、彼女の言動の中にはとても引っかるものもあり
このまの関係で進んだ場合、ふたりはハッピーエンドに辿り着けないのでは? という不安も… まるでホラーかのように不穏になる作品内容の台詞に惹かれて購入させていただきました。
メンヘラという言葉に少々不安を感じておりましたが、最後までとても愛のあるハートフル?ないちゃが見れて大満足でした。
パートが進んでいくにつれて徐々に闇に堕ち、性に蝕まれていく姿は見ものです。
依存しがちで独占欲のある女の子は好きだけど監禁や暴力ちょっと…って方にオスメです! 言葉を発する前に吃る感じが、リアルな根暗感を表現していてかなり好み。基本的に、自己肯定感の薄い女の子が、私の性癖にストライクです。ゆらして言葉の緩急の激しい感じが、精神的な不安定さを如実に表現していて、うまいなぁ。
更に、作品の台本が付属しているのが、新鮮でした。活字で認知すると、なかにコソバユイです。声優さんって本当にすごいなぁ、と関心しました。 メンヘラということで属性の無い自分は若干ドキしながら購入したのですが、初学者の自分でも満足できました。
というか、新たな扉を開かされてしまった気分です。
視聴前は、メンヘラへの魅力というのは依存されることへの充足感によるものが大きいのかと思っていました。
序盤は実際にそのような感覚が強かったのですが、
終盤でエッチする段階まで至ると、
その思い込みは実感を伴って覆されました。
自分がこの作品で知らしめられたのは、
強すぎる愛によって抑圧される圧迫感です。
彼女の言葉・想いにこちらの思考までもが押しつぶされてしまい、
一時的な共依存状態とでも言うのでしょうか、
彼女の事しか考えられない、ずっと支配されていたい感覚に陥ってしまいました。
これが大変心地良い。
作品を聴き終え、ゆるぎちゃんとの時間が終わってしまったとき、
心から大事なものが抜け落ちてしまったような寂寥感に苛まれました。
お願いします、僕と彼女との時間を勝手に終わらせないでください、そんな気持ちです。
もっと後戻りできなくなるまで、どうにかなってしまいたいとすら感じています。
彼女との時間の続きを過ごせることを切に願っています。 物語の概要は説明欄にあるので割愛します。個人的な感想をつらと。
まず先に気になっている方もいると思うので断っておくと、絞首だったり薬物だったり出血だったりと痛々しいグロ展開は一切ありません。あくまで終始ラブしています。
次にメンヘラ(というかヤンデレというか)にどんなっていく過程はとてもエロいです。好きと何度も言われ、主人公にひたすら尽くそうとし、どん欲を解放していく様はとにかくエロいです。
そしてちょっと残念だった点。まず作品内でヒロインと交わるのは一度しかありません。初えっちがピークの作品です。メンヘラものだったので最終的には主人公の声も聞かずに一方的にひたすらしまくるみたいな展開を期待していたのですが…
次に囁きやキスがメインのエロさで、喘ぎ声などはあんまりフィーチャーされてない点。セリフもそこまで激しい感じではなく、大人しい子が我慢しようか声を出そうか迷ってるくらいのもの。全体的な激しさが少し足りなかった感。これは完全に好みの世界なのでそんなにお気になさらず。
点をつけるなら
ストーリー性:4.5点/5点
音質:4点/5点
メンヘラ度:4.5点/5点
エロさ:3.5点/5点
という感じでしょうか。
キツめの監禁されるものなどの作品を聴くのは怖いけどこういうメンヘラにひたすら愛される系統のものを聞いてみたいという方にはおすめです。
駄文失礼しました。