珈琲店 喫茶綴 [喫茶綴] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
「珈琲店、『喫茶綴』へようこそ。
 
  当店は完全予約制の喫茶店です。
  一度にご来店いただける人数は、お一人のみとなります。
  そうして、お一人の時間と、お出しする珈琲を楽しんでいただいています」
 
  そんなちょっと変わった、珈琲に特化した喫茶店、喫茶綴。
  本日お店を任されたのは、綴家の末っ子、綴このか。
  実は、お店を任されるのは今回が初めてで……?
 
  見た目は大人びているけれど、内面がまだそれに追いついていない彼女が、大好きな珈琲と奮闘する。
  これは、そんなお話。
 
 
 
 【とらっくりすと】
 
 本編
  01.喫茶綴へようこそ (06:05)
  02.ご注文を承ります (01:39)
  03.珈琲の時間 (17:29)
  04.おかわりはいかが? (31:48)
  05.ご来店、ありがとうございました (01:52)
 
  合計 0:59:53
 
 
 おまけ
 
  00.りーどみー (01:51)
  前日譚 (06:26)
  珈琲抽出用タイマ(よそいき) (00:38)
  珈琲抽出用タイマ(素) (00:46)
 
  次回予告 (00:56) ※2019年12月28日 追加
 
 
  合計 0:10:37
 
 
  本編のSEなしトラック
  パッケージイラスト(ロゴ有り、無しの2点)
  キャラクタのSDイラスト(1点)
 
 
 
 【諸注意】
  本作の本編は、環境音をバイノーラルマイク、音声を通常マイクを使用し、収録しております。
 
  本編の一部の音声については、通常マイクで収録したものをバイノーラル録音風に編集しています。
  バイノーラル録音とは異なりますので、お間違いのないようお願い致します。
 
  また、おまけについては、すべて通常マイクで収録した状態のものです。
 
 
  作品内容の修正、追加を行う可能性があります。
  ご購入の際にはユーザ登録をしてからのご購入を推奨いたします。
  大変申し訳ございませんが、ユーザ登録をせずに購入した場合、個別での対応は致しかねます。
  ご理解、ご了承の程、よろしくお願いいたします。
 
 
  本作品の著作権は、サークル喫茶綴 おにさくらにあります。
  音声やイラストの改変、無断でのアップロード、配布等の行為は固く禁じます。
  個人鑑賞以外の目的でのご使用はご遠慮願います。
 
 
 
 【制作】
 
  -CV-
  かの仔 様(http://www.otonadeya.com/kanoko )
 
  -イラスト-
  こだちナツ 様(http://natsukodachi.tumblr.com/ )
 
  -シナリオ/環境音/編集-
  おにさくら(http://kissatsuzuri.blog.fc2.com/ )
サンプル
 
レビュー
最近は『音』を重視した作品が増えて来た気がしますね。この作品も高品質な作業音や液体音などが多数収録されていて、中でも二種類の『ミルを使用する音』は非常に良かったです。
それで、この作品には幾つかの自分が予想していなかった要素があり、
それらが全てアタリだった事もレビューの『オスメ!』にチェックを入れた要因でした。
意外だった要素の一つは『店の特徴』です。
完全予約制であり、来店出来る人数は一人まで―。
そしてお客様は、自身の接客や珈琲の抽出を担当する人を指名出来ます。
なので店内には、主人公と、主人公が指名した“このか”さんしか居ません。
この一対一での接客スタイルが非常に良い雰囲気を醸し出していまして、
前述した音の演出もあり、物凄く心身が安らぎ、落ち着ける空間が形成されていました。
次に意外だったのは、『このかさん』のキャラです。
何となく落ち着いたお姉さんを想像していたのですが、実際は結構緊張した状態で接客に当たっており、
ところどころで微笑ましくて可愛らしいミスを犯していますね。
加えて素が出るとだいぶ砕けた口調になり、おまけの『前日譚』ではっちゃけるなど、予想よりもキャラが濃かったです。
本編で突然口調が変わって「はい、あ~ん」と言われた時は思わずMP3プレイヤーを巻き戻しました。
落ち着ける雰囲気重視の作品で、不意に聴けたまさかのご褒美に歓喜です。
あと、偶然か意図したものかは解りませんが、
『このか』はcvを務める『かの仔』のアナグラムになっていますね。
総合的に見て極めて丁寧な内容の作品であり、
色々と聴く人をリラックスさせつも退屈させない工夫が施されていますので、
珈琲好きは勿論、そうでない方でも満足出来るかと思います。
この商品はずばりおスメの内容でした。 純喫茶ってチェーン店のカフェとは違う、落ち着いた雰囲気がありますよね。
その雰囲気を限りなくリアルに感じられる作品だと思います。
チェーン店のガヤした感じは無し。
静かで、お湯を沸かす音やコーヒー豆の音、優しいノイズに心地よく包まれます。
会話と会話の「間」。
その時間ものんびりとコーヒーを楽しむような気持ちでリラックスができる。
他の音声作品では体験できない、純喫茶の良さを味わえます。
良い作品です。のんびりとしましょう。
P.S.
作者さんのコーヒー愛も凄く伝わって来ます。
コーヒー好きの方は特に必聴です! 癒しです。
コーヒー豆を掬う音、コーヒーを挽く音、コーヒーが抽出される音、ソーサーを置く音、コーヒーを注ぐ音。コーヒーが薫ってくるイメージが、とても癒しになります。
ただ、一点。店員さんが、初々しくてたどしいのが、好みが別れるところかと。彼女、心の声が全て口から漏れてしまっています…(笑)
もっとベテランの店員さんにコーヒーのうんちくをお訊きしながら、落ち着いた雰囲気のパターンも聴いてみたいし、コーヒーに詳しい彼女のお兄さんの話も聴いてみたいな、と思いました。(需要は少ないのでしょうが)
コスパを考えても、満足です。 若い女性スタッフさんが、昔ながらの焙煎で、その焙煎が、ご本人も、お好きなようで、引き込まれました。
初めての接客のようでしたが、本当に、目の前で、接客されている感じで、とても素敵な音声作品だと思います。 珈琲に特化した喫茶店である「喫茶綴」で店員さんとの1対1で珈琲を楽しむという作品です。
まず最初に1点。昨今はさまざまなテーマの作品が多く出ていますが珈琲の音に特化した作品というのは中々ないのではないでしょうか。その点で上からになって申し訳ないのですがサークルさんのチャレンジ精神が素晴らしいなと感じました。
私が感じたこの作品の魅力は大きく2点です。
1点目は何と言っても「雰囲気と音」です。この喫茶店は1度に1名しか来店できないということで店員さんとお客の2人しか店内にはいません。だからこそとても静かで落ち着いた雰囲気の中で珈琲の音が良く聞こえて、まさに純喫茶といった空気感でした。私自身このような落ち着いた喫茶店が好みなので、なか外に出ることのできないこのご時世家でそういった雰囲気を感じることができてよかったです。次は音です。珈琲を淹れる一連の音。珈琲豆を掬ったり、挽いたり、珈琲を注いだりといった音が丁寧に収録されており、のんびりと聞いていると正に目の前に珈琲があるかのような感覚でした。
2点目は「間」です。会話の間、珈琲を淹れる際の間、珈琲を楽しむ間。さまざまな間がしっかりと取ってあるのが良かったです。間がないとせっかくの落ち着いた時間がどこかせかした感じになってしまうので、その点しっかりと間があったことが1点目でも書いた落ち着いた雰囲気を作り出す一助になっていると感じました。
ただし1点だけ。私は特に気にはなりませんが店員さんの心の声が逐一声に出てしまっているのでそこだけは気になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
とは言えい作品でした。もっとこういう作品が増えていってほしいですね。
