嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい ボイスドラマ [アニマルマシーン] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
同人誌に始まり、コミカライズ、ライトノベル、アニメ、ドラマCDなどのメディアミックス展開を行ってきた
「嫌な顔をされながらおパンツ見せてもらいたい(嫌パン)」が
DLsiteに音声作品として登場です。
新たに3人の嫌パンキャラクターを描き下ろして、
和氣あず未さん、田所あずささん、高橋李依さんに、
魅力的な女の子を演じていただきました。
女の子との出会い、二人だけの時間、親密になった二人の関係をいともたやすくぶち壊す、おパンツへの執着心!
罵倒され、嫌々ながらもおパンツを見せてもらう背徳感。
普段の生活からは決して味わえない感情のジェットコースターをぜひお楽しみください!
「素敵な人だな思ったのに、こんな変態だったなんて…!」
「もう無理? おパンツを見せてもらえなかったら、ここから出ない? キモ」
「嫌です。絶対に嫌です。本気で気持ち悪いこと言わないでください」
今までシリーズを楽しんで頂いた方にも、
新しくシリーズに触れていただく方にも
是非楽しんで頂ければ幸いです。
【キャラクターイラスト同梱】
また本作品にはそれぞれのキャラクター立ち絵イラストなども同梱されております。
魅力的なキャラクターを音声とともにご堪能ください♪
サンプル
レビュー
女性音声のみのボイスドラマの宿命ではあるのですが、主人公の発言をヒロインが聞き返したり復唱して代弁する台詞が非常に多く、その不自然な会話形式に没入感が削がれなかったと言えば嘘になります。現実的には妙にオウム返しを連発する変な女の子が出来上がってしまっています。
しかし、本作に限っては必ずしも欠点ではなく、むしろ最大の美点にも成りえる可能性を秘めています。
主人公男子の変態的な発言を、唐突な願望の吐露を、女性声優の嫌悪感濃いめの声で聴くことが出来るのです。
例えば「デカ尻に広げられてパツンになったおパンツが美しい。鍛えられた尻を包んでるおパンツが尊い」なんて良い具合に素直すぎる称賛の言葉をころあずさん演じるバレー部女子が言い直すシーンがあるのでお勧めポイントです。
結果的に「嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい」趣向と「嫌な声されながらおパンツ言ってもらいたい」願望までも同時に叶える仕組みが構築されているとも言えます。
そして、本作のもう一つの特徴は「失望」です。
主人公は各ヒロインから熱烈な憧れの眼差しを向けられ、彼女らから告白やデートのお誘いを受けるほどです。
そうやって親密になった矢先に、主人公が本心を明かした途端に彼女らの表情が引きつり、復唱台詞ではなく本当の意味で理解不能で聞き返す瞬間が訪れます。
この過程が極めて重要なカタルシスです。
なにもそのタイミングで言わなくてもそのま告白を受け入れて無難に男女交際をしていれば、いずれは下着くらい見れる間柄になったと確信できるほど好感度が絶頂の刹那に「おパンツ願望」を主人公は披露します。
だって、嫌な顔されながら見たいのであって、恋人として快く見せられたのでは解釈違いも甚だしいので確かな必然性にのっとった行動です。
特に「今まで経験したどんな事より最悪な気分」と評したエスティシャンの暗く落胆に満ちた声は素晴らしく名演でした。 良かった点
・中盤まではチヤホヤされてい気分になれる。
・最後に罵られるのがたまらなくなる。
・個人的には、高橋李依さんが一番最後に「童貞」と言ってくれるのがとても刺さりました。
・高橋李依さんは結構バイノーラルを意識して吐息とか鼻息をしてくれていたのも個人的には刺さりました。
改善点
・あまり吐息の風圧などが感じられなかったので、もっと本格的なバイノーラルっぽくしてほしい。 女の子に本気で軽蔑されて罵倒されるのがこんなに愉しいとは思いませんでした。
イケメンかつハイスペック、しかしその本性はおパンツのことしか頭にない変態である主人公。
そんな主人公が本性を隠して女の子と仲良くなり、い雰囲気になったところで最低な告白を行う、というのが本作のプロットです。
罵倒がメインかと思いきや、各トラックの前半7-8割は女の子と仲を深めていく過程に割かれています。
長いと思われるかもしれませんが、入念な下準備があってこそ、その後のカタルシスが映えるというものです。
罵倒パートについては、軽蔑に満ちた本気の罵倒を頂けます。
女の子が絶望に堕ちる様に愉悦を感じる方も、女の子に罵倒されることに歓びを感じる方も、どちらも愉しめる内容かと。
感情のジェットコースターとは言い得て妙であると感心させられました。
こんな気持ちは初めてです。 こがおかしい(褒めてる?)この作品
1・お得すぎる
どこかで耳にしたことがあるであろう人気声優さんを3名も起用し、1作品でそれぞれ別のシチュエーションを担当。コスパ良すぎ…。
2・残念すぎるこだわり
主人公はキラハイスペ男かよというほど、褒められ頼られ尊敬されな人間ですが、その性癖により女の子の期待に応えられない結末に…。本人的には大満足なのですが。パンツではなくおパンツというのも重要なところ。
3・全年齢…。
R-15くらいにしておけばいところをまさかの全年齢設定。声優さん目当てで聴いた青少年の性癖が歪まないことを祈るばかり。
可愛い女の子たちに持ち上げられてい気分になったあと、さんざん罵倒されドン引かれながらもおパンツを見せてもらえる、上げて落とす高低差が心地良い。女の子たちの始めと終わりの声色の違いも味わい深い。コンセプトを考えた方も、楽しめている私も業が深いな。 主人公の「言いたかった言葉がある」からの「おパンツ見せてもらいたい」
言葉であるはずなのに過程と状況が適合しておらず、言葉として理解できない時間が流れる時間は、この作品のピークが始まることを教えてくれます。
裏切られたような感覚や嫌悪感が抑えきれず、表にありのまの感情を吐露する声を聞けることに声優の方々に感謝してもしきれません。
現実で同じことが起きても相手の女性はその場を適当にやり過ごして、それ以降は連絡を絶ったり、出禁にするなど罵倒を直接浴びること無いでしょう。しかし、罵倒されることが自然な流れと錯覚するほどに声優の方々の演技が秀逸なのです。
底辺を見下してもらいたいのでは無く、落差の落ち幅に快楽を感じるというハイスペックのみ許された状況。
言葉の数々から主人公が”おパンツ”への執念で構成された変態であることが伺えます。きっと、この執念が社会貢献や別のことに向けられていたら後世に残る何か偉業さえ残していたかもしれないとさえ思います。