本を読む ~芥川龍之介作品朗読~ [野生に帰り隊] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
眠る前。歩くとき。
眺めていたり。待ってたり。
ふとした隙間に芥川さんを聞いてみませんか。
CV小粋で贈るボリュームたっぷり芥川さんの朗読集
MENSURA ZOILI 16:11
お辞儀 18:48
カルメン 9:40
海のほとり 27:37
寒さ 19:33
黒衣聖母 20:36
出帆 10:12
葬儀記 18:13
大川の水 18:51
桃太郎 18:54
彼 26:38
保吉の手帳から…わん 13:18
魔術 29:34
悠々荘 8:10
読んだ人は 小粋 http://tainomans.wixsite.com/koikidayo
書いた人は 芥川龍之介 (青空文庫より)
描いた人は 須田 「夕凪絵日記」:http://yuunagi613.blog112.fc2.com/
多少の読み違え等はご容赦下さい…あります…すみません
趣味や声出しに読み貯めていたもののため、時々風邪を引いてる声だったりも、します…すみません…!
サンプル
レビュー
朗読音声としてはとてもいのですが芥川龍之介の特有の世界観と言うか
ひねくれていながらも、なんとも言えない鬱蒼とした感じ強い作品もあるので芥川龍之介が好きな方以外余りオスメ出来ません
ですが語り口はとてもスキッリして良いので他の朗読音声をどん出してほしいです 普段こうした朗読の音声作品をあまり買わないのだけど、これは小粋さんボイスがとても好きなので買ってみた。
内容は4時間以上にも渡って小粋さんボイスだけをひたすら楽しめるという、僕みたいな人間には宝箱のような作品だった。
吐息まじりの落ち着いたトーンのザ・おねえさんボイスはただ耳に心地い。
何気にホワイトノイズもない繊細な録音、適度な距離の近さを感じられるようなところも好印象。
後ろに雨音の入った録音には季節感を感じられる。
風邪気味なのかハスキー度高い声での朗読には色気の部分が出ていてゾクリとしてしまう。
それから僕は芥川をちゃんと読んだことが無かったのだけど、こういうなんとなく聴く様な朗読作品に向いているのかなと。
エッセイのようなそこまでガッチリとした筋のない文章を多く残しているし、(当然かもだけど)流麗で破綻のない日本語で。
典型的エッセイ”大川の水”、始まる前に終わった恋のようなもの”お辞儀”、おなじみの童話をパロディにして強烈な皮肉を浴びせかける”桃太郎”、背筋をつと撫でるような”寒さ”…
内容も幅広く楽しませる。
入眠時になんとなく聴いているのもいし、話を楽しむ目的で聴くにも耐えうるものになっている。
適度に感情をからめながら、全体としては落ち着かせるトーンの枠に収まっているのがとてもい。
本当に素敵なお声をしていらっしゃる…。
最後に…アイスクリームの歌ヘビロテ勢としては…
つぎは歌の作品…聴きた…い…です… 小粋さんの朗読集です。
文豪作品の朗読物は市販のCDでも見かけるんですが、どうしても知名度の高い話ばかりになってしまいます。
その点、本作品には14本もの短編が収録されており、痒い所に手が届く内容になってます。
収録時間4時間の大作ながら各話は短いので、短時間でサクッと聴けるのが良いですね。
音質などに若干のバラつきがあるとの事ですが、個々の話が独立しているので自分は気になりませんでした。
小粋さんといえば物憂げなハスキーボイスのファンも多いと思いますが、普段出演されているボイスドラマでは女性キャラクターを演じているのに対し、本作品は物語の朗読。
なので感情の込め方や登場人物の演じ方が普段と違っており、演技力の幅広さが感じられます。
文豪作品といっても堅苦しい物ではないので、小粋さんのファンだけでなく多くの人に聞いて欲しい作品です。 芥川龍之介の作品の中でも、やマイナーな作品を朗読した音声です。
朗読は耳で聞く以上はあまりにも複雑な物だと内容の理解が難しいのですが、面白さと分かりやすさを重視した作品チョイスなので原書を読んでいなくてもスッと頭に入ると思います。
朗読されている小粋さんの声は優しいお姉さんボイスで、聞いていると心も落ち着きリラックスして作品の世界に入る事が出来ました。
ちょっとゆっくりしたい日に聞くのに最適な作品だと思います。 このボリュームでこの値段は信じられないくらいにお得です。羅生門や蜘蛛の糸などの有名どころをあえて外したラインナップは新鮮で、文豪のいろんな側面が見られます。また、小粋さんのさやくような語りは物語の雰囲気を邪魔することかがありません。よくある朗読の、セリフの部分を演じて読むやり方が芝居臭くて苦手な自分にとって、同じ口調で読んでくれるのはありがたかったです。 言わずと知れた文豪である芥川龍之介の作品の朗読集です。
普段本をあまり読まない人にとって、小説を一人で読むという作業はなか辛いかもしれませんが、朗読であればその心配はありません。
ただ聴いているだけで内容がすらと頭に入ってきます。
毎日寝る前や空き時間にでも本作を聴いていれば、自然と教養が身につくことでしょう。