あなたがくれた恋の宿題 [Re:sound] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
ずっと家に引きこもっている不登校少女、コトト。
コトトのクラスメイトである「あなた」は、学校に来ないコトトの代わりに、宿題を届けることになります。
「こんな面倒なことに巻き込んでしまって、ごめんなさい……」
「あなたの時間を、奪っているように思えて」
「……ごめんなさい」
コトトは、わざわざ家まで来てくれるあなたに対して、とても負い目を感じています。
自分に自信がない上にずっと一人だったコトトは、会話がとても苦手。
「えっと、えっと」「あの、あの」「ごめんなさい」が口癖。
褒められたり優しくされると困ってしまいます。
「学校、という空間が嫌いなのです。イヤな思い出が蘇って……息をするのが、苦しくなるのです」
「けれど……あなたとの会話は、不思議なことに、息苦しさがあまりないのです」
少しずつ……本当に少しずつですが、コトトはあなたに心を開いていきます。
電話でお話したり、一緒に宿題をしたり、みかんを食べたり……。
「私たち、いつの間にか、毎日会うことが当たり前になっていますね。……って、宿題は毎日出るから、当然ですよね」
「学校には行きたくないけれど、あなたには会いたいって、ワガママですね」
自分に自信がない小さな女の子と過ごす、温かで穏やかな物語。
「どこに連れて行ってくれるのか、楽しみですよ」
トラックリスト
シーン1 はじまりの宿題 (5:45)
シーン2 たくさんの宿題 (8:47)
シーン3 おすそわけ、です (9:18)
シーン4 少しでいいからお話したくて (6:05)
シーン5 数年ぶりの電話 (10:59)
シーン6 引きこもり少女の部屋 (6:52)
シーン7 あなたがくれた恋の宿題 (14:16)
シーン8 エピローグ。そしてプロローグ (1:55)
計63分57秒
おまけのフリートーク (4:46)
体験版でシーン1を全て試聴することが出来ます。
CV 和鳴るせ様(http://ruse3.kinugoshi.net/ )
イラスト 柴犬きせつ 様(http://www.pixiv.net/member.php?id=3366305 )
台本 くろっく(http://www.pixiv.net/member.php?id=2573872 )
サンプル
レビュー
これまでのシリーズでは何処かファンタジー要素のある内容が多かったのですが、今回はそう言った要素がなく、普通に「自分に自信が無くて、引き籠りと化している女の子」がメインです。
最初は訪問者である主人公に対してたどしかったり、必要以上に自分が迷惑を掛けてないかを心配したりしていますが、
一方で、お話が進んで行く内に段々と別の事も気に掛けるようになりますね。
基本的には良作なのですが、一方でシリーズを通して耳にした場合、
少し感覚が麻痺して魅力が伝わり難いかも知れません。
と言うのも、サークル様のコンセプトも有ってか、各作品毎の内容には共通する点が多く、
女の子の口調も被り気味になってしまっているという傾向があります。
なので、似たような味の食べ物を食べ続けると、味が解らなくなるアレに似ていますね。
もしも作品毎の魅力をフルで感じたいならば、一つ聴いては間を空けて、
また一つ聴いては間を空けて―を繰り返せば良いかと思います。
勿論、そうした点が気にならない方は通しで聴いても全く問題ありませんよ。
それで、今回もフリートークが同梱されていましたが、
こちらは前作とはまた別ベクトルのインパクトがありました。
和鳴るせさんの演技をしない時の声と、コトちゃんとしての演技をしている時の声の差が結構大きかったです。
こういう演技・非演技状態の差を知る事が出来るのもある意味フリートークの良い所かと。 この作品は今までの作品よりも現実味があるテーマで、小さな魔法シリーズの女の子よりも親しみやすい気がします。
自分に自身がなく他人と話すのが苦手な女の子ですが、「あなた」に心を開いていき会話中に笑ったりするのがすごくかわいと思いました。
和鳴るせさんの演技もすごく、女の子の感情をうまく表現してくれている気がします。
コトちゃんとの会話中、この子を抱きしめたく思うくらいかわいかったです。 「あなたに嘘は…つきたくなかった…!」
拙者、控えめでおどしている女の子が、だん自分のしたいことを伝えてくれるようになる描写が大好き侍と申す。
此度の作品、誠に胸に響いた故、レビューを書いた次第で候。
コト殿と主人公が仲良くなる過程、実に微笑ましく、美しいもので候。
クライマックスは冒頭に載せたセリフが大好きで候。之は主人公に対する気持ちの変化をはっきりと感じさせてくれる良いセリフでござる。誠に美しいものよの。
また和鳴るせ様の演技が大変ぴったりで候。特に声の震えがコト殿の引きこもり感を実に良く表現しているため、大変感動いたした。
シナリオもまとまりがよく、スッと飲み込める良い作品であった。作ってくださった方々には誠に感謝いたす。また、気になった方は買って損しない故、おすめいたす。
以上でござる。未熟ながら書いたレビュー、最後まで読んでくださり感謝いたす。 今回は引きこもり系・自分に自信のない女の子のお話です。
氏の作品の中でもかなりとっつきやすいというか、色んな人にオスメできる作品だと思います。
どこか儚げで、でも感情豊かなコトの声が滅茶苦茶かわいです。氏のキャスティングとるせさんの演技力には脱帽ですね。
徐々に心を許していく過程とか、時折…いや頻繁に?見せる後ろ向きな姿、すごく表現が上手いなあと思います。
実際聴いてるときはこんなこと考える暇もなくあぁ~かわいなぁ~といった感じでしたが…w
何というか、全体的に加減が完璧な作品だと思います。軽すぎず重すぎず、といますか…。
個人的に後半の流れが大好きです。聴き終わった後はきっと凄くい気分になれます。
そこでフリートークもおすめです、色んな意味でw
ちょっと(結構?)シリアスなお話もありますが、それも含めてあらゆる人にオスメしたいです。かわいですよ。 和鳴るせさんの声と演技、Re:soundさんの作風両方好きなので購入。
結論からいうと大満足でした。
ヒロインは引きこもりの女の子ということもあり、最初は主人公との会話もまならない程のコミュニケーション能力でしたが、
徐々に主人公に対して心を開き、笑った声や幸せそうな声の表情を見ることができます。
良い脚本と、和鳴るせさんの演技力の賜物です。 この作品では、聞いていると応援したくなるようなストーリーが展開されます。
ヒロインの女の子が不登校のほぼ引きこもりちゃんなので、それ相応の場面が多く、声も小さく喋るパターンが多いです。
聞いていると切なくなる雰囲気の作品で、音声作品をゆっくり聞いてストーリーを楽しみたい方に特におすめできます。
値段もお手頃です。