Chapter.1『いつもの水かけ合戦』
サンプル
レビュー
音声を聞いた瞬間
突如脳内に溢れ出した
存在しない記憶
いやヤッバい。居た。隣に居た。確実に質量を持った存在が具現化された。
一緒に歩いてたし、話の合間に周りを歩いてたし、ふとした時にこっちに飛び込んで”来た”、確実に。思わず身体動いちゃったもん。
花守ゆみりボイスで語られる今と昔の記憶を聞きながら、「あぁそんなこともあったな」って言っちゃったよ。無いのに。主人公との共通点足フェチしか無いのに。
短編音声作品が50円で安いなと思ってましたけど、違いますよこれは。「カノ」という存在が50円で売られている。もう私の中で具現化されました。この音声作品は人身売買です。
花守ゆみりさんがとても好きなので買いましたが、想像より遥かにヤバいものを手に入れてしまいました。声優というもの深淵を見せ付けられました。続編ください。でも、続編が出たら私は現実と非現実が分からなくなって帰ってこられなくなるかもしれません。この声で耳ふーと耳かきとかしてほしい(個人の欲望)
以下キャラ設定とかについて(ネタバレ込)
声質は本人様に近いタイプなのでアニメだけで知ってる方だと知らない部類かも。サンプルくらいか、地は若干低いかぐらいですね。銀ちゃんとかと似ているような。
性格はちょいウザから小悪魔系。でも根は素直で、真っ直ぐに先輩に憧れてくれている幼馴染後輩。付き合いが長い分よく絡まれる感じな距離感で、ちょっと大胆なところもあるかも。大体しゅがはですね。
どこか懐かしさを孕んだシチュエーション。その中に存在しなかった彼女が瞼の裏に、簡単に浮かべられます。
花守ゆみりさんの声が可愛いのはよく知っていますが、反則級。
最後まで聴いたら、胸の奥がキュンとします。
この子の1年後、5年後、10年後をずっと見守りたい。そう願ってしまうような、歯痒さ。
走り去っていくバスの音の後の余韻。
集中するほど、あったのかもしれない放課後の世界を懐古できます。
ダミヘの質も悪くなく、距離の違いを感じるような演出もしっかりあります。シチュボとしての丁度良い息遣いも感じられます。
カノちゃんが可愛い←これに尽きる
前作に引き続き購入させていただきました。
今回は、花守ゆみりさん演じる1つ年下の後輩との音声ですね。
個人的に、すごく理想的な後輩という感じです。
小学生の頃からの付き合いとのことで、かなり長い付き合いでありながら、後輩らしく敬語を使っていたり。
それに反して幼なじみらしくイジる面もあったりで、終始ときめかされっぱなしでした。
花守さんのいたずらっ子らしい演技などもすごく良かったです。
最後のセリフでは見事にやられてしまいました。