健気な許嫁のほのあま耳かき [ドット*ハーフ] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
良家の跡継ぎであるあなたには、すでに生まれたときから決まっていた許嫁がいます。
双方結婚の適齢期を迎えようとするある日…
あなたのお屋敷へ、許嫁が花嫁修業にやって来ました。
お互いに成長した姿に戸惑ったり、どう接していいかわからなかったり…。
まずはふたりの距離を縮めるために、耳かきを…
ちょっぴり古風で、すこしぎこちないけど、やさしい時間をお過ごしください。
※当作品はイヤフォン、ヘッドフォンでの視聴をお勧めいたします。
※耳かきSEが体験版に入っています、お好みに合うかどうか体験版をご試聴ください。
01.再会 5分45秒
「お久しゅうございます、雪乃でございます…。
本日から…えっと…ゎ、若様にふさわしい奥方になれるよう、お屋敷にて、花嫁修業をさせていただきます。
ふつつか者でございますが、どうぞよろしくお願いいたします…」
「…では、これはいかがでしょう?
私が若様に耳かきをして差し上げるというのは。
映画で見たことがございます。
仲睦まじい夫婦が縁側で、
旦那様が奥方のひざに頭を乗せて耳かきをするんです。
良き夫婦とはこういうものなのだと…幼心に思ったのを覚えております。
若様さえよろしければ…」
久しぶりの対面、結婚の準備にどうしていいかわからない二人は、手探りで何とか距離を縮めようと考えます。
02.ほのあま耳かき 20分25秒
「若様、お待たせいたしました。
こちらへ…。
私のひざに頭をお乗せになってください。
…若様?力を抜いてくださいませ。
私のひざが重たくならないよう、気を遣ってくださったのですね。
私ならだいじょうぶですから…。
すべてを私に、預けてください。」
ほんのりあまい、二人の距離を近づける耳かきタイムです。
03.ほのあまお散歩 13分48秒
「首の後ろを気にされているようですが、お加減が悪いのですか?
あぁ…後ろ髪が首にちくちくされるのですね。
殿方は少し後ろ髪が伸びると気になるのかもしれませんね。
…え?え、私が…切るのですか!?
そんな、人様の髪なんて切ったことありませんし、まして若様の大事な髪を切るなど…」
「本当に私が切ってよろしいのですか…?
どうなっても責任がとれませんので不安です…。
わ、わかりました、若様がそうおっしゃるのなら、ほんのちょっとだけ、
首もとがちくちくしない程度なら…私がいたしましょう」
散歩中、伸びかけの髪が気になってしまったあなたは、許嫁に少し髪を切ってほしいと頼みます。
初めての散髪なので軽快なハサミ捌きではなくたどたどしい、ゆっくりした音です。
サブシナリオにつき耳かきパートほど長くはありませんが、ひとときのゆったりした時間をお楽しみください。
総収録時間 40分00秒
※製品版には宇路月さまに描いていただいたロゴなしのイラストを同梱いたします。
企画・製作:ドット*ハーフ
イラスト・ロゴ:宇路月あきらさま http://blue-phantasm.sakura.ne.jp/
CV・SE:月宮怜 http://www.tukinomiya.halfmoon.jp/
音声協力:佐倉ありさま http://chuchuvoice.xxxxxxxx.jp/
サンプル
レビュー
ドット*ハーフさんの「彼女の耳かき」シリーズ最新作(2016年2月現在)、健気な許嫁「雪乃ちゃん」の登場です!体験版やイラストの奥ゆかしい雰囲気が、月宮怜さんのあまなボイスにより全編に渡って展開されていました。
ストーリーも「許嫁」にきちんと絡めたものとなっており、また、「雪乃ちゃん」の密かな好意が感じられる作りとなっています。
癒し目的としても安眠目的としても心地よく聴くことができました。
控え目でありながらもやさしい女の子がそばにいてくれる安心感を味わうことのできる、素敵な作品だと思います! 久々にあった許嫁「雪乃」とまったり過ごしていきます。
母からの指導のせいなのか久々に会ったせいなのか口調が堅く、少しギクシャクした再会になります。ただ、見ず知らずの他人と二人きりという気まずさではなく、好きな人と久々に会って緊張しているといった雰囲気で微笑ましく感じました。
しばらくすると緊張もほぐれ、少し空いていた距離感も埋まってきます。のんびりとした会話の中に主人公への好意も見えて、まったりと癒してくれます。「恋人とイチャする」というより「お嫁さんに癒される」といった感じです。
落ち着いて癒されたいという方にオスメです。古風でおしとやかな大和撫子、雪乃ちゃんに是非癒されてみて下さい。
久々に会った許嫁の雪乃ちゃん。
久々に会ったからなのか、ちょっとお堅い雰囲気。
ですが耳かきやお散歩、散髪など、一緒に過ごしていくことで、だん距離感が近づいていきます。
口調はどこか古風な、少しお堅い感じのまですが、
距離感が近づいた3トラック目あたりでは、
そのお堅さは、久々に会ったことによる心の距離を感じさせるものではなく、雪乃ちゃんの奥ゆかしさ、大和撫子的な性質を感じられる要素になっているように思います。
ふわりとした優しさや温かさを感じられる作品ですね^