悪魔のトリセツ~愛海編~(Voice)
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レビュー
やはり「女神様の褐色の姉」が真っ先に思い浮かぶ、いや「ハイレグのパイロットスーツが眩しいR-3の大尉殿」も捨てがたい、いえ個人的には「非情の香りと宿命の匂いを身に纏う極秘情報部のエージェント」が深く印象に残っている声優様がまさかDLsiteのバイノーラル音声に降臨するなんて夢にも思いませんでした。
肝心の本作はお姉さんらしい大人っぽさを声色のトーンと深みで表現しています。
一方で、男性経験は皆無と言っても過言ではないほど乏しいらしく、聞きかじった知識を自慢げに披露したり、実戦では恥ずかしがったり、可愛らしさが随所に目立っています。
キャラ設定として崩壊寸前にすら思える「年上の色気」と「若々しいウブさ」と言う矛盾する命題を、声優様の名人芸によって自然な形で見事に成立させてしまっています。
このキャラ難しいですよ絶対。
半ば母性的でもある大人びた包容力が演技の全体から醸し出されているのに、些細なスキンシップでも羞恥心を隠し切れず慌てしまう、ギャップ萌えが素晴らしく冴えわたっていました。
特に添い寝でテンパった震え声が可愛くて必聴です。
たおやかな年上のお姉さんが小娘みたいにドキして震えた情景が目に浮かび萌え狂いました。
冬馬由美さんといえば数多くの作品に出演されている大ベテラン。
それぞれ、思い入れのあるキャラの延長線上に冬馬由美さんがいらっしゃり、そして今回のこの作品に導かれたと思われますが
状況にとまどう初々しさと三姉妹の長女ゆえの責任感という設定が見事にかみ合い
いじらしく可愛らしい、けれど身を委ねてしまいたくなるような優しさと包容力がたまらない作品となっています。
私は某有名ロボットシリーズの劇場アニメのヒロインや、某RPGシリーズのメシマズ遺跡おねぇさんのイメージで購入いたしましたが
この若さと熟れ具合の見事なバランスがイメージ通りで
責任感と感情の間で揺れる終盤なんかはとんでもない破壊力でした。
耳元でのさやきや、耳かきであったりと
音声作品としての肝要な部分はそろっておりますが
流石に全年齢向け作品。ドラマCD、程度に収まっているなとは感じました。
それならそれで、睡眠導入に特化したボーナストラックがあったら嬉しい所です。
目覚めのシーンはあるので欲しくなってしまったのかもしれません。
イメージ通り、と言ってしまうのは簡単ですが
変に捻らず、ストレートにこういった設定のキャラで出してくれたことが嬉しいところ。
こういったサイトを利用している諸氏にしてみれば、何かしらで聞いたことのある声だと思いますので
ぜひお手にとっていただき、愛らしいおねぇさんとの同衾を堪能していただきたく思います。
強くてカッコいけど包容力のある大人のお姉さん役を多く演じられていて好きになった冬馬由美さんがまさかの音声作品を出されたと聞いて、たまらず購入させていただきました。
今作では包容力はそのまに、甘えたくなるような可愛らしいお姉さん役で、この上ない癒しを得られる優しいボイスが堪能できます。
馴れない男性のやり取りに時々マゴしてしまうところも愛嬌にあふれていますね。
終始身体の温もりが感じられるくらいの距離感で優しく語りかけてくれる様なシチュエーションもたまりません。
癒しを感じられるボイスを堪能したいのなら買いです。
本作はサキュバス3姉妹の長女版で、声を当てるのは、冬馬由美さん。個人的に凛のある年上女性のボイスしか聴いたことなかったので、今回のお姉さんボイスは初めてで、ある種の感動をしつ聴いていました。
添い寝するなど距離の近い場面が多いので、包容力のある癒しボイスを耳もとで囁かれると気持ちが楽になりました。
また、お姉さんがあたふたする場面があり、癒してくれるだけでなく、微笑ましく鑑賞することができ、よりヒロインが可愛く感じることができました。