おすすめレビュー
姉ちゃんは、自分と違っていつも完璧で。
おまけに年下だから、自分なんか
相手にして貰えるわけがなくて。
そんな深い劣等感を抱えながら、
彼は大好きな幼なじみであるヒロイン、
『姉ちゃん』の傍にずっといました。
でもそんなある日、姉ちゃんが付き合ってた
彼氏と別れたことを知り、積年の想いが
溢れだしてしまい…!?
―子○でも出来ない限り、
当分は結婚するつもりはない。
彼氏と別れたこともそうだけど、この言葉が、
諦めていた彼の想いに火をつけちゃったんだと
思います。
絶対に姉ちゃんと一緒にはなれない…
そう思っていたところに射した希望の光。
―子○ができれば、結婚できる!
藁にもすがる思いで、彼は姉ちゃんを組み敷き、
その思いの丈を姉ちゃんの身体にぶつけてしまう、
そう考えると、切なさで胸が苦しくなります…ッ
彼は欠けた月。
姉ちゃんの愛でしか、その欠けた部分を
塞ぐことはできない。
だけどいくら身体を繋げても、自己肯定感が低いが
故に常に不安がつきまとう。
だから彼は、姉ちゃんからの愛を執拗に求め続ける。
特典では、姉ちゃんの嫉妬をわざと煽り、
彼への愛、執着心を引き出そうと躍起になる姿が…。
―自分の愛と、姉ちゃんの愛は釣り合ったかな?
彼がこんなにも「釣り合い」を気にするのも、
完璧じゃない自分と、完璧な姉ちゃんでは
釣り合いがとれていないと、常に不安だから
でしょうね。
モノがでかいなど、セックスの上手さを
アピールしがちなのも、唯一自信のある
武器で虚勢を張りたいからかもしれません。
でも身体は堕とせても心は…?
遠くにあって、彼を見下ろす満月のような姉ちゃん。
手が届きそうで届かない。
そんな満月である姉ちゃんを、歪んだ想いで
侵食していく彼…そして彼自身はとっくに
姉ちゃんに侵食されていて。
まるで狂気を象徴する月のような、歪な愛の物語。
聴き手をもじわと侵食していく仄暗さが、
美しくもある物語でした…! 幼馴染みの設定は好き!それとっ『姉ちゃん』と呼ばれるのも大好きなので予約発売日からドキと待ってました
今作では年下の幼馴染み大学生の久我山和志さんと社会人であるヒロインとのノスタルジックに感じるストーリー
★ネタバレは控えてのレビュー
幼馴染みな2人は現在も仲も良くお互いの家を行き来している…そんな2人が自宅内での団らん中で恋人等の話題をだしたらヒロインは彼氏とは別れていたとの事…
和志さんはずっと年上の幼馴染みであるヒロインに想いを寄せていたヒロインのある言葉がキッカケとなり抑えていた想いが動き出した
三橋さんの幼馴染み系な作品って結構色んな作品を購入しているけど毎回独創的で温度感を絶妙に変えてクるから個人的には『欠けた月3』も堪らないくらいズキュンとしちゃう作品でした
和志さんは自身でも言ってたけど『俺って…何かが欠けているんだろうな』のセリフ
お互いに良い感じになっても…ふっと姉ちゃんに対して和志さんは少し不安になっちゃう…
姉ちゃんへの評価は高いから余計に和志さん自己評価が低く感じてしまい時折不安になっちゃう
各トラックでは、ずっと…ずっと願っていた想いが伝わり和志さんと姉ちゃんとの関係が粛々と進んで行く独創的な世界観が感じれる
でも不安感が出ちゃうと和志さんは少し大きな声を出しちゃう(少しビックリ)
でも…それは幼馴染みなんでね多少の癇癪なんか姉ちゃんには問題無し
とても素敵だったのは聴いて優しく語りかける和志さんのふんわりと蕩けるようなボイストーンが響きはまるで少し仄暗い月の光りに照らされて侵食されるような臨場感や和志さんが満たされるまでズブに溺愛の沼に引き込まれる感覚を感じられて耳が心地よかった…耳攻め×チュゥも良かったぁ( 〃▽〃)ムフ♪
★がるまに特典トラック付き
ヒロインとのその後のストーリーなのでオスメ♪ こどもの頃から幼馴染みの姉ちゃんが大好きだった和史
満月のように眩しく欠け一つ無い完璧な姉ちゃんを自分のモノにしたいのに手が届かない
それは自分に何か欠けているからと劣等感と焦燥感に苛まれる
ようやく大好きだった姉ちゃんを自分のモノできた
身体を重ね心を縛り激しい幾度となく快楽を与え合い共に達する
幸せに満たされたのも束の間
「姉ちゃんはこにいるのにもう俺のモノなのに何か足りない気がする」と心がまた騒めく
欠けてゆく月がやがて満ちまた欠けるように堪能と渇望の繰り返しは終わらない
永遠に…
和史くんにとって完璧な女性=姉ちゃんを手に入れたいからこそ自分も完璧でいたい願望が強くなりそれが出来ない思い込みが長年のジレンマとなり人格を拗らせてしまったのではないでしょうか?
故に自己肯定感が低く相手の気持ちを推し量ったり信じ続けることができない「欠けた部分」となり、その欠点故に姉ちゃんの愛まで信じ切れない…まさに悪循環
trackが進むに連れます壊れてゆく和史くん
姉ちゃんへの独占欲と支配欲は増して心は更に歪になる
月が満ち欠けを繰り返すように自分とそして姉ちゃんにも欠点があることを受け入れられたら良かったのに、と彼の嘆きや苛立ちや怒鳴り声を聞く度に胸が痛みました
こどもが誕生したらどうか必ず幸せになって欲しい
幼馴染みの気安さ故ぶっきらぼうでクールな和史くん
やがて姉ちゃんへの思いが溢れ出し声音は仄暗く色気を増し吐息は熱を帯び激しくも甘美で猥雑なセックスへ
姉ちゃんの一言をきっかけに一瞬で和史くんの印象や感情・心情を変えてしまう三橋渡さんの演技の素晴らしさに惹き込まれ、お芝居を堪能できる幸せに涙が滲みむした
吐息、喘ぎ声、昂り果てる声のセクシーさに心は乱され、キスと耳舐めの感触の心地好さに情緒は薙ぎ払われ…瀕死寸前
作品全体を覆う危うい閉塞感に心乱され、惹き込まれ夢中になる
素敵な作品をありがとうございました 年下の幼馴染み和志とヒロインはお互いの部屋を行き来するくらい仲良し。その日も資格試験の勉強を和志の部屋でしてたヒロイン。長年付き合ってた彼氏と別れたこと、プロポーズ断ったことを和志に話すと、和志は「姉ちゃんは結婚しないの?」と。
「赤ちゃんでも出来たら考えるかな?」と言ったら突然キスされます。思わず帰っちゃうヒロイン。
翌日、和志から「鍋するから一緒に食べない?」とお誘いが‥
ヒロインにも予感はあったのでしょうか?
誘いに乗り、和志の部屋を訪れた途端に、押し倒されます「昨日、姉ちゃんとキスしてから我慢出来なかった」「ずっと好きだった」明け方までSEX。
ヒロインも「好き」と伝えたのに、両思いになったはずなのに、付き合う前より不安定になっていく和志。
「好きなんて心にもないこと言わなくてい」「姉ちゃんは満月。こんなに近くに見えても手が届かない‥俺はいつまでも欠けた月」姉ちゃんの部屋で元カレの歯ブラシやら写真やら見つけては激昂し、自分への気持ちを信じようとはしません「もっといっぱいSEXして、早く赤ちゃん作らないと‥」取り憑かれたように姉ちゃんを抱く和志。
積年の片想いが彼をこまでにしたのでしょうか?
執着半端なくもはや狂気的ですらあります。
姉ちゃんは、一生懸命訴えます。人は変わる。もう、今、和志は大人の男として、対等に私の目の前にいるんだよ‥と‥。
やっと納得できた?和志‥ですが、特典では新入社員になった和志が姉ちゃんに意地悪発言して嫉妬心を煽ります。
「もっと嫉妬して、俺に執着して」「俺に侵食されて欲しい」どこまでも飢餓感の消えない和志です。
まさかとは思うけど、浮気するんじゃ‥と不安を感じさせられるヒロイン。和志の目論見通りヒロインは和志に侵食されています。こうして2人で一つの月になればいのかな?
和志の想いが痛いほど切ない‥幸せになって欲しい。
幸せになれるよ、きっと。
あらすじ
――俺って、何かが欠けてるんだろうな
○ストーリー
給料は悪くないが勤務形態がブラックだった前職を辞め、さらには長年付き合った彼氏とも
先日別れてしまったあなた。現在は資格の勉強をしながら求職活動に勤しんでいる。
息抜きはもっぱら、姉弟同然に育ってきた幼馴染の久我山和志(くがやま かずし)と話す
ことだ。二人とも実家を離れ、都会に出て一人暮らしをしているため、今でも頻繁に行き来して
いる。
和志から彼と別れた理由を聞かれ、『結婚を断ったから。子どもでも出来ない限り、当分は結
婚するつもりはない』と話す。
次の日、いつものように遊びに来た和志だがどこか様子が違う。彼はいきなりあなたを押し
倒し、興奮した様子でこう囁く。
――赤ちゃんが出来たら結婚してくれるんだよね?
○登場人物
久我山和志 22歳 177cm
大学四年生。内定もすでにもらい
今は学生生活最後の冬休みを満喫している。
幼い頃からあなたに好意を抱いていたが、
年齢差もあってなかなか
相手にしてもらえなかった。
ちょっと冷めたところがあるようで、
女の子と付き合ってもなかなか
長続きしないようだ。
あなたのことは幼い頃からの癖で
『姉ちゃん』と呼ぶ。
○トラックリスト
1.年下の幼馴染
2.積年の想い
3.近くて遠い
4.月の表面
5.欠けた月は戻らない
6.クレジットコール
○がるまに特典
○タイトル
『侵食されていく月』
○ストーリー
資格を取り、在宅での仕事を始めたあなた。一方和志は新社会人となり毎日通勤している。仕事は性に合うようで、和志は楽しそうに日々のことをあなたに語る。
自分の見えないところで和志が誰と何を話しているのか、そこに女性はいるのか、あなたの心の中に巣くう不安の種はどんどん大きくなっていき……。
○イラスト
白皙
○シナリオ
ひよ
○公式サイト
http://snowdropscd.com/