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【配信限定】ヴァン-私が愛したスパイ-/冬ノ熊肉 [Tunaboni Collections] | DLsite がるまに

    おすすめレビュー

    時は戦時中、両親を無くしたヒロインと同じく身寄りのない青年ヴァンの物語です。
    ヴァンはヒロインをちび猫と呼んで慈しみ、まっとうに生き直すための希望として一生懸命育てます。2人が過酷な状況の中、生きていくためにヴァンは軍隊で自分の手を汚すことを選択するのですが、だん精神が不安定になっていきます。冬ノ熊肉さんがヴァンの揺れる思いを繊細に演じてくれており、めちゃくちゃ引き込まれます。もとお上手な方ですが、胸が締め付けられます。
    シャンマオはそんなヴァンを慕っているので支えるためにすべてを捧げようとするのですが、自分は汚れているので手を出せないと初めは拒絶します。2人が懸命に生きるためのまさに契りのような切ない交わりでした。これで最後かもしれないという決意の中、しっかりと2人は結ばれるので、ホントに良かったねと感無量でした。(なんと、中出し2回あります)
    エンドはトゥルーエンドとアナザーエンドの2通りですが、それぞれに込み上げるものがあり、思わず泣いてしまいました。どうか幸せになって欲しい!時には子供として、時には妹として、そして最後は最愛の恋人として注がれる推しみない愛情をぜひ聞いて確かめてください。素敵な作品をありがとうございました! 時代背景ものが好きなので
    迷わず購入させて頂きました
    父親が働いている日本領事館で火事があり
    一人ぼっちになったヒロイン
    そこに同じ様な境遇で親を亡くした
    不良少年のヴァン
    孤児になったヒロインと共に生きるため
    過酷な人生を選択するようになってしまいます
    二人の出会いから6年…
    時には娘の様に大切にしていたヒロインと
    結ばれます
    生きていくためとはいえ
    自らの手を汚してしまい、前科者になったヴァン
    「自分は汚いから、綺麗なお前を汚したくない」
    と初めは拒みますが
    ヒロインの思いに応える形となり…
    年齢推奨作品なので性行為の描写があるのですが
    ただ行為をするのではなく
    ヒロインを大切に思う気持ちや葛藤など
    何とも言えない切なさと愛しさが込み上げてきました
    エンドも2種類あり、どちらも涙なしでは聴けません
    どちらのエンドにしても幸せになって欲しい…
    激動の中、愛を育んだ二人の物語…
    素敵な作品をありがとうございました! レーベルさんのあやしの花恋愛譚第一弾で、私が愛したスパイが作中作として出てきて、特典CDではヴァンと上坂さんが登場し、気になっていたので、こちらの作品を心待ちにしておりました。
    本編はヒロインとヴァンが、引き寄せられるかのように運命的な出会いを果たすところから始まります。
    出会って間もない頃の二人のエピソードが、ツナボニさんのS置き場で公開中です。
    ヒロインに懐かれてしまったヴァンは、彼女を立派に育て上げれば、自分の人生もやり直せるかもしれないという希望や望みを託して、引き取ります。
    天涯孤独になった女の子を、昔の自分の境遇と重ね合わせてしまったとも思います。
    ヒロインを養い守るため、衣食住やお金の事で不自由な思いも苦労もさせたくないヴァンは身を粉にして、がむしゃらに働きます。
    そして軍隊で密偵として暗躍するのですが、良心の呵責に苛まれ、心の均衛を崩すようになります。
    ヴァンの中でヒロインは、娘や妹として慈しむ気持ちを持ち続けなければいけない、愛する女への肉欲へと萌芽すべきではないと無意識に思っていたようにも感じました。
    絡みは30分程で体位替えがあり、正常位・対面座位・バックの順です。
    トラック7の序盤で、ヒロインに不埒な真似をした輩がいたのではと、ヴァンが怪しみます。
    その点は杞憂でしたが、それならば彼女にこんな事をする自分を罰するためと、絶叫しながら壁に頭や拳をぶつけます。(壁に穴が開いたと言っているので)
    古風な淫語で、魔羅という単語も出てきます。
    厳しい現実の中、無償の愛は二つの未来をもたらしますが、どちらも深く心に突き刺さる結末でした。
    冬ノ熊肉さんの一人二役、性格の異なる男性の演じ分けや、ヴァンの清澄な狂気を身に纏った熱演も素晴らしく、作品に没頭させて頂きました。 ヴァンという男の半生、それに寄り添うシャオマオ。
    二人の話がとても丁寧に、切なく描かれた作品です。
    親子愛・兄妹愛・性愛が渦巻く行為シーンは必聴。
    こういったものを聴く時は大体の方が一人の空間で聴いていると思いますが、それに加えて涙を拭くものを用意してお聞きください。
    この作品一つで物語は成立していますが、同レーベルからリースされている「あやしの花恋愛譚 Ep.1智編」本編と特典「夢のペルソナ」を聴くと更に楽しめるかと思います。未聴の方は是非チェックしてみて下さい。 もちろんこれは音声作品なのですが、まるで映画を見てるかのような気分になりました。それくらい完成度が高いです。
    ヴァンにとってシャオマオは娘であり、妹であり、誰よりも愛しい女でもあるのです。命を懸けてシャオマオを守るヴァンが私も愛おしくて切なくて堪らないです。
    エンドは2種類あります。所謂バッドだけど、トゥルーエンドの方が綺麗な終わり方なのかなと思ったり…アナザーの方は今後のふたりが気になる終わり方です。 拍手喝采。もう感想はこれしかないです。
    久々にシチュエーションCDで泣きました。
    何もかもが尊くてエモい。作品名が私が愛した彼の名前っていうのもう愛おしい。
    全ては歌の歌詞ように簡単にはいかない。人の数だけ愛の形があって、人の数だけ運命がある。
    出会った時から曲がった人生を共に辿ってきたヴァンと主人公(シャオメイ)。普通に生きるなんて、最初からなかった。普通に愛することなんて出来なかった。
    この二人だからこその物語。それは順風満帆で幸せ満開なものでは決して無かったけど、二人にとってはそれで十分だった。
    BGMや凝った演出など、二人を邪魔する二次元的な効果は一切ありません。
    少ないSEと、キャストさんの繊細なお芝居のみで世界観が成り立っています。
    それがもう見事だった。ストーリーに深みが出た。もう何か、ホント拍手喝采です。もう一度言いますが拍手喝采。
    良い作品に出会えて幸せでした。
    この作品が尊すぎて多分もう暫く心が苦しい日が続くけれど、その気持ちを背負えることが幸せです。

    あらすじ

    全編ダミーヘッドマイク使用

    track
    1.日本領事館の火事
    2.そばにいたい
    3.風邪を引いた日
    4.契機
    5.震える指
    6.何が彼を壊したのか
    7.募る想いを
    8.恋文(トゥルーエンド)
    9.花の国へ(アナザーエンド)

    〈ヴァン -私が愛したスパイ- 作品説明〉

    ・作品キャッチコピー
    「おまえは最初から俺のものだったんだな」

    ・あらすじ
    1900年代の初め。9歳のあなたは日本を離れて或る国に住んでいる。
    調理人の父親が日本領事館で働いているからだ。
    ある晩、あなたが領事館の裏庭にいたところ、ふいにガラスの割れる音がして怪しい風体の少年が飛び出してきた。
    「ここは火事になるぞ!」と少年は叫びあなたに避難を促す。
    窓から立ち上る炎を見たあなたと少年は急いでその場を逃げ出した。
    彼は窃盗をする目的で領事館に忍び込んだのだという。
    そして、彼の目撃した情報からあなたは自分の父親が死んだことを知る。
    不良少年の名前はヴァン。
    その後のあなたには彼と共に生き、彼を愛する運命が待っていた──

    ・キャラクタープロフィール
    伴光輝(ばんみつてる)17~24歳(作中年齢)
    通称:ヴァン。日本人。
    幼い頃、鉄道技師の父親と共にこの国にやってきたが、ある事件で父を失くし孤児になった。
    17歳の時に窃盗するため領事館に忍び込び、9歳のあなたと出逢う。
    以降、同じく孤児になったあなたと共に生きるため、過酷な人生を選択するようになる。
    あなたのことをシャオマオ(ちび猫)と呼ぶ。

    ・サブキャラクタープロフィール
    上坂(こうさか)元軍曹:元帝国軍人。ヴァンの上司。
    公式サイト:https://tunaboni.jp
    Twitter:@tunaboni_info

    サンプル

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