おすすめレビュー
前作では脱獄を図るも失敗したヒロイン。彼女のその後の展開が、本作のエリクルートと、同時発売のニカノールートになります。両方聞くと双方の思惑が分かるので聴きやすくなりますが、気になる方だけ買ってもストーリー自体は把握できるので大丈夫。音声作品のシリーズに続編ができて、声優さんの素敵な声と演技でキャラクターの掘り下げがされるのは嬉しいですね。エリクもニカノールも悪いやつですが魅力的な人物で、続編ではそれぞれの「どうしようもなさ」があらわになります。
エリクは野心あるエリートとして、前作から変わらず上から見下すようにヒロインに接します。彼にとってヒロインは都合のいおもちゃなのですが、どことなく気になる存在でもあります。でもなぜ気になるのかはヒロインもエリクにも分からない。そういうところから話が始まります。
本作のエリクは無駄が大嫌いで利己的な人物。ヒロイン自身も気付いていない彼女の心理を、鋭利なナイフで切り裂くように暴き、ヒロインに選択を迫ります。土門さんの演技にも甘さではなく冷たさがにじんでいて、「ヒロインを見下しながら性行為するし世話もする」温度の生々しさに息をのむところもありました。生かさず殺さずの態度を、ヒロインに対して徹底的に意図的にやっている。土門ボイスの男にこういう態度を取られて振り回されたいという欲求がある方は、本作の試聴だけでも新しい扉が開きますよ(笑)
この作品のヒロインの人柄は、好みが分かれるかもしれません。前作からある彼女の設定が伏線になっているというか、それが悪化していくのが本作というか。結末も見る人によって味の変わる内容です。でもえっちです。 1作目を購入していたので、一人にスポットを当てた作品が販売されて、即購入しました。
前作との繋がりはあまり大切では無いので、前作を購入していない方でも楽しめると思います。
今回は恋愛というか、執着面がよく見られたので、結構ドキキュンしました。エリクがヒロインと本気で情熱的に性行為をしているシーンはグッときました。
後半の方では冷たい態度のエリクも見れて、胸が締め付けられるような思いも感じることができました。
不意に見せる甘い顔に、執着しちゃう気持ちがめちゃくちゃ分かりました。
特典トラックでは、今まで苦手だった鞭打ちセックスでしたが、エリクが興奮しながらしていることが伝わってきて、良かったです。 まず始めに、このシチューションで手錠と鞭を使わない手はないでしょう、というM女の卑しい期待に応えてくださりありがとうございます。
満を持して登場したスペシャルアイテム手錠と鞭(拍手)
手錠とは本来、両手首に掛けて拘束するものですが、相手はエリク様。そんな素人みたいな使い方はいたしません。
因みに手錠は2つ。そして手の他に2つあるものは、そうです。そういうことです。
鞭の方は本編では、いきなりぶっ叩くことはせず、これはエリク様のなけなしの優しさでしょうか、初心者向けの仕様になっておりますので恐れることはありません。
作品の内容としては終始、エリクの言動は冷たく不安ばかりを煽るのですが、それはすべてイ子ちゃんぶってるヒロインの化けの皮を剥がし”俺好みのペット”にするための彼の策略なのだろうと思います。
決して力尽くや強制ではなく、真綿で首を絞めるようにじわと追い詰め、あくまでヒロイン自ら望んで自分の元に堕ちてくるように仕掛け、少しずつメッキが剥がれていくヒロインの姿すら楽しんでいるような容赦ねぇドSっぷりにはシビレました。
彼はサディストの鑑です。
エリクの愛情はサディスティック過ぎて非常に分かりにくいですが、おそらくヒロインはそれを覚っていて、この歪な愛を受け止められるのは私しかいないという想いから新たな生き甲斐を見出した。それがヒロインにとっての幸せだとするならば、とても皮肉なハッピーエンドだと思いました。
特典についてはゴリのSMでした。
こちらでは鞭の然るべき使用方法をされております。
M女にとっては待ってました!コレ!っていうシチュ。バッシバシいかれてます。
鞭で叩かれた傷口を舐められて 「しみる?」からの「じゃあもっとしてあげる」 ←ドSの極み。
この土門さんの昂りが隠しきれない演技が一番ゾックゾクしました。 あのお話にまさかの続編があるなんて…!
エリク様は相変わらずなので(褒めてる)、捨てられないかヒヤしながら聴いていました。
脚本もすごいけど土門熱さんの演技がやはり凄まじい…。怖さと甘さの両極端がすごくて風邪をひいちまうぜ。詰められるシーンがガチで怖くて逃げ出したくなりました(どこに)。
ボーナストラックめちゃくちゃハードなんですけど、まあしゃあないわなっていう…。数秒ごとにビクッてなりながら聴いていました。
おなかいっぱいになれます。 M大歓喜の内容でした。
他の作品で土門さんのものを聞いて見事沼にハマってしまいました…。
荒々しい行為中にエロいとかわいとか言われると、それはもうキュンしちゃいましたね。
これは続編との事だったのですが、私はいきなりこれから視聴をしたので1作品目の方も買ってみようかなと思いました。
素敵な作品ありがとうございます 前回シリーズから続編ぜったい聴く!
と決めていました!
全トラック聴き終えると…
するとどうでしょう…まったくSM気質などなかったワタシ…
聴き終わったあとにはすっかりビフォーアフター解説おのずと自らナレーションしてしまうくらい、M側の耳に調教されました
特典に惹かれつも、うわ…ムチ…痛いのムリ…とちょっと怖かったのですが、でもせっかく買った訳だし、前作を信頼して思い切って聴いてみたら、音自体がリアルな分?なのか、逆にキレイなピシ音だからなのか、ちょっとクセになりそうでしたw
また、やっぱり前作でもそうでしたが、こまでのSキャラだからなのか、キャラクターの内面が一面体?にならず少し違った面も見えたり、多面的な内面が見えてくる感じに、人間性を感じられるところが、やっぱり面白かった
そして、やっぱりこれは、どちらかを決めるのは難しい、現実ではあり得ない架空だからこその決めずに楽しめる作品なのがまたクセになりました
あらすじ
■試聴
①「お前自身が楽しんでるからだよ。抱かれることを」
https://e-fifth.net/wp/wp-content/uploads/niju_kangoku_zoku_eriku_sityo1.mp3
②「もっと……喉奥まで入れたいなぁ」
https://e-fifth.net/wp/wp-content/uploads/niju_kangoku_zoku_eriku_sityo2.mp3
●18歳以上推奨シチュエーションCD
●全編ダミーヘッドマイク収録
抜け出せない監獄で響き渡る、息苦しく喘ぐ声……。
「完全に俺のものになる気、ある?」
■特典トラック付き!
『乗馬鞭で身体を熱くして……』
本編後。エリクの異動先である新しい監獄の地下牢にいる貴女。
ある日エリクが貴女の元を訪れた時、その手に乗馬鞭を持っており……。
「……辛そうだね。だらだら涎垂らして、今凄くエロい顔してるよ」
「楽しかったよ。ここまで興奮したの久しぶりかも」
<ストーリー>
獄中生活を送る貴女は、
『首輪付き』という契約を看守長のエリクと結び、弄ばれるがままに体を繋げていた。
そんなある日突然エリクが貴女とのセックスを「つまらない」と言う。
さらには、矯正長へ昇進し、遊ぶ回数が減るかもしれないと話してきて……。
<キャラクター>
■エリク・カツァラポフ
CV:土門熱
監獄の看守長。(※本作で昇進)
実力だけで地位を高めているやり手。
非合理な人間を嫌う。
快楽主義者で加虐性癖が強く、出獄しやすくすることと引き換えに、
『首輪付き』という契約を貴女と交わし、心と身体を弄ぶ。
他者への興味が薄い割に貴女には頓着しているが、
自分では楽しんでいるだけだと思っている。
TRACK LIST
1.倦厭
2.暗澹
3.不要
4.果然
5.新たな契約
6.Bonus track(CM音源)
※「6.Bonus Track」はNO BGM CM音源となります。ニカノールと共通です。
作品HP
https://e-fifth.net/spsite/kangoku-zoku/