蛇神の棲む島～陰の章～ [花鏡浪漫] | DLsite がるまに

おすすめレビュー

蛇神信仰のある島で、ヒロインは蛇神の贄に選ばれてしまう。贄に選ばれた娘は、蛇神の御霊の宿った人間―依り代とまぐわい、子を成さなければならない。そして身篭った後は、蛇神の花嫁として海に身を投じる運命にある。
依り代に選ばれたのは、彼女の幼なじみの青年だった。彼女を失いたくない彼は、何とか儀式を止めようとするが…
古の儀式、閉鎖的な島…こういった和風ファンタジーはなんとも言えない魅力がありますね。
今作の一番の聴きどころは、夜乃さまの演じ分けでしょうか。
素の彼、蛇神を宿らせた彼、素の彼を真似た蛇神…三パターンの演じ分けが聴けるのですが、後半は、もう蛇神なのか本人なのか分からない微妙な声音だったり…本当に凄かったです。
タイトルに陰の文字がありますが、結末は安心のハピエン。蛇神バージョンの彼も素敵だったので、蛇神とのメリバも聴いてみたかったな…(笑)
更に贅沢を言えば、花嫁は海に身を沈めたら死んでしまうのか、それとも身体は死して魂が蛇神に囚われてしまうのか…今までの花嫁はどうなっているのか…など、細かい設定をもう少し詳しく知りたかったです。
それでも、モブにも声がついていたり、BGMが入っていたり、まるで一本のドラマCDを聴いているようで、とても面白かったです。 花鏡浪漫さんのファンなので買いました。古くからのしきたりとかなり萌えるシチュエーションですね。声優さんの夜乃かずおさんのドラマは思えばあまり聴いたことなかったので発売まで楽しみにしてました。
シチュエーションドラマって端役の人にボイス入ってることが珍しい感じなんでヒーロー以外にボイス入ってるのは嬉しいですね。でも、巽くんの祖父に蛇神さまが乗り移ってるときの声がめっちゃ笑えた!これってもうギャグでしょうよ…
真剣なシーンなのにセリフ一言一句笑える。声優さん無理してないですか?大丈夫?って感じたの私だけ?
まぁ、お祖父さんに乗り移ったのはいけど、年老いたお祖父さんの体じゃ蛇神さまに耐えられず亡くなられます。
なので巽の体に乗り移りヒロインに色々ヤっちゃう蛇神さま。
なんでも昔、生け贄に狙ってた女の末裔がヒロインでテンション爆上がりの蛇神様。蛇神様の生け贄は沈められる運命の為、何とか抗うヒロインと巽くん。
最後はハッピーエンドなので、バッドエンドやメリバはありません。私的にはメリバ大好物なんで、そういうルート的なドラマパートも欲しかったなぁ… 面白かったです。
小説を読んだみたいな気分。
とある小さな島で7年に1度行われる神事。
そこには古から伝わるある秘密が…。
この島で代々宮司を務める水瀬家。
現在の宮司である祖父は病床にあり、その世話をするのは孫の巽。
今年は7年に1度の神事を行う年。
宮司にとって大切なお祭りで、準備に余念がありません。
そんな中、今では禁止されている生贄の儀式を執り行うよう、蛇神様からの御宣託が。
その儀式とは、蛇神様に選ばれた生娘が蛇神様に憑依された依り代の男と交わり子を成す事。
そして子を成した娘は海に沈められ蛇神様の真の花嫁になる事。
それを知った巽は蛇神様の意志に逆らい抗う。
それもそのはず。
蛇神様の花嫁に選ばれたのは巽の愛する幼なじみのヒロイン。そして彼女を孕ます依り代に選ばれたのが、他ならぬ巽本人なのだから。
横○正史の世界を彷彿とさせるような忌まわしくも混沌とした世界で先祖代々、脈々と受け継がれてきた逃れられない血と因習。
シナリオの面白さはもちろん、ジャケ絵も大変好みでした。
CVの夜乃かずおさんは品のある甘いお声で、役にもジャケ絵にもばっちりハマっていて、めちゃくちゃときめきました。
凄く良かったです。
漫画や小説でも読みたくなるような、素敵な作品でした。 人生初のシチュエーションドラマがこの作品でした。声優さん目当てで購入しましたが、本当に買って良かったです。聴き終えたあと思わず土下座してしまうくらい良かったです笑
巽くんに乗り移った蛇神が巽くんの口調を真似るシーン、「わざとらしく巽の真似をする蛇神」の演技が自然で!両者の口調は異なりますが声色まで180度変わるという訳ではないので、絶妙な加減が必要なのだと聴いて感じました。特にそれを感じたのが物語のラストで巽の振りをしてヒロインを騙す場面。巽の優しい口調の中に棘が潜んでいるのがはっきり分かる話し方で、夜乃さんの演技力の高さに唸ってしまうほどでした。
そしてトラック7ですよ!トラック7の話をさせて下さい!蛇神も消え去りヒロインも巽も新たな一歩を踏み出し始めるという綺麗な締めへと入っていきます。媚薬の効果で我を忘れて快楽をむさぼっていたのも非常にえっちで良かったのですが、素面のこちらはそれを上回るエロさです。もうドチャクソえっち。ヒロインを責めながらの「いよ、イって?」が天才過ぎて。時々こぼれる「うん?」も同様。天才です。ありがとうございます。こだけ何度もリピしました。夫婦になってからを描いた特典でも同じものが聴けます。ありがとうございました。
冒頭でも書いたように、シチュエーションドラマとは無縁の人生を送って来たのでどのようなテンションで聴けばいか分からなかったのですが充分楽しむことができました。私のシチュドラ童貞をこの作品に捧げられて幸せです笑
巽くんのように穏やかで色っぽい青年の役の夜乃さんの作品が今後増えていくことを祈ってます…! 閉鎖的な島が舞台の和風ファンタジーです。ヒロインは邪神の蛇神の生け贄にされてしまいます。
陰の章のヒーローは、ヒロインの幼なじみでもある神社の跡継ぎ。夜乃さんのお声が清潔感のある誠実なキャラをよく表していてとてもよかったです。
蛇のまぐわいは数日間といった内容のセリフが印象深かったです。
ちなみに陽の章も続けて聴きましたが、それぞれ独立した話でありながら、微妙に世界観がつながっているので両方聴くと楽しめる部分がありました。 久しぶりにこれ聴きたい!となってジャケ買いした作品でした!
まず皆さんが仰ってるように夜乃さんの蛇神様とヒーローである巽くんの演じ分けが素晴らしいです。また蛇神様が巽くんの真似をしている演技もそう!そういうのが欲しかったんだよ!というテンション。
またプレイ内容も無理矢理、キメセク、甘々とR18シーンがいっぱい。R18聴きたくて買った私と物語聴きたくて買ったどちらの私もﾆｯｺﾘでした。

あらすじ

蛇神の祭り当日、年老いた宮司に呼び出された巽とあなた。
蛇神は宮司の口を通じて、古来の贄の儀式を復活させるよう告げる。

贄に選ばれたのはあなた。
そして次の宮司である巽が依り代に指名される。

古の儀式とは、蛇神の御霊を依り代の身体に宿らせて贄と交わり子供を宿すこと……
このままではあなたは妊娠させられ、海に沈められる。
巽はたとえ蛇神のお告げだろうと、儀式には反対だというが……


・氏名：水瀬巽（みなせ・たつみ）
・ＣＶ：夜乃 かずお
・年齢：25歳
・概要：御槌神社の宮司の孫。あなたの幼馴染み。
優しく穏やかな優等生だが、根は頑固。
細く見えるが、武道をやっているため、身体は鍛えている。
父を早くに亡くしており、祖父の次の宮司になる予定。


『トラックリスト』

トラック1「蛇神を祀る島」
トラック2「贄」
トラック3「交合の儀」
トラック4「抗えない快楽」
トラック5「蛇のまぐわい」
トラック6「神剣」
トラック7「海は凪いで」


『陰の章・がるまに特典』
afterストーリー
「甘い夜」
あらすじ
結婚してしばらく経った頃。
宮司になった巽は、御槌神社の総本宮や系列社に挨拶に行っていた。
久しぶりに戻ってきた巽を喜んで出迎えるあなた。
あなたは風呂で、疲れた巽の背中を流してあげると申し出て……

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