おすすめレビュー
ヒロインが入水に失敗したところを彼に目撃されるところから、2人は出会います。聞けば彼は、同じように自殺をする人たちの遺体を回収しているんだとか。
それからヒロインにおすめの自殺スポットを教えたり、なんなら殺してあげるなんて提案してくる。
そんなやり取りをしているうちに、距離が近づいていく2人。
彼の家に案内され、部屋を掃除したりするヒロインの姿はまさに彼に気があるのではと思わせられる。
そして部屋にあるソファやランプを褒めると、今までにないくらい上機嫌になって饒舌に語り出す。
なんだか微笑ましい…お似合いの2人なんじゃないかな。
そう思いました。
ですが、彼の秘密…いや、本当の本質を改めて知った時。
2人の今までの関係がガラッと変わり、突如として彼の本性が牙を剥く。
皇帝さんの機敏な演技に心が揺さぶられまくりでした。 いやもう、死ネタ好きな私としては大好物です笑
皇帝さんの不穏な演技と声がまた最高です!
語彙力の無さがバレですが、皇帝さん好きには是非聞いていただきたい!
冒頭からの展開がちょっと早めなのでストーリーを頭にしっかり入れてからの視聴をオスメします!
死ネタ好きとしては割と緩め?な設定になってるので
あまり得意じゃない方でも聴きやすいかもしれないです
(個人の感想なのであまりあてにしないでください笑) 最初は自殺しようとした彼女に死に場所を探してあげる、という謎の青年。二人で話しながらどこで死ねば良いかな、なんて話すのはなか狂った会話だな、と。
そこで一度瀬尾くんの家でお茶する事になるんだけど、瀬尾くん、海岸に流れ着く動物の死体の皮で物を作ったりしていて、ヒロインが瀬尾くんの作品を褒めるんです。そこから彼の態度は一変する。皮で作ったアクセサリーを彼女にプレゼントしたりと先程まで「殺してあげるよ」と言ったのが嘘みたいです。
そして家族までも殺しては作品にするという何とも狂気的。彼の幼少期を聞けば共感はできないけれど、まぁ、彼が狂うのも頷けるなぁと。
話を通してSEは本当に丁寧でよく出来ています。音量も大き過ぎず、小さ過ぎずでコーヒーを淹れる音まで細かいです。ただ、襲われた時に瀬尾くんがヒロインのどこを舐めているかはよく分からなかったです。ただ、役者様の普段の会話から狂った会話までの演技力は素晴らしかったです。 皇帝さんとダミーヘッドマイクの相乗効果で耳への破壊力がヤバいです。
何度聞いても存在感にゾクッとします。
SEも細かく、海中や浜辺を歩く情景などが浮かぶようでした。
物語が進むにつれて少しずつ近づいている心理的な距離感が致命的なまでに縮まったとき、入水以上の深みが待っています。
結末を知っていてもリピートしてしまう作品でした。 死にたいヒロインと死を何とも思わない英斗…ふたりの奇妙な関係を描いた、タナトスシリーズの第1弾。
前半は、ヒロインの死に場所を彼も一緒に探すという、何とも気狂いな展開…淡々と話す彼の真意が読めなくて、作品全体に静かな狂気が漂っていました。この緊張感が、恐ろしくも先が気になるつくりで良かったです。
そして、彼が本性をあらわしてからは、怒涛の展開へ!
声優さまの豹変した演技が素晴らしかったです。とくに、ヒロインが彼に理解を示したときに凄く嬉しそうに興奮する様が、実に狂気的でい意味でゾッとしました。
最後までストーリーに引き込まれる作品でした。 昨年度に購入して最高に良かった作風でした。
サークル様&皇帝様に敬愛を込めてレビューさせて頂きます。
親愛なるタナトスは4作品、購入済みなんですが、楽しみにしすぎて各拝聴後に、後々レビューさせて頂きます。
では待望の第1巻の皇帝様を先に拝聴ポチっとね。
演者は、もうっ大好き
安定の狂気で色香な魔性が漂う男!皇帝様
今回の青年、役名は英斗さん
舞台は島?
イメージは和歌山の三段壁みたいな自殺名所の様な所かな?
そんな、海沿いを舞台に幕は開けます。
基本的にネタバレはしない派なので、
あれやこれやと、進みますw
冒頭から、すでに皇帝さんのサイコでパス風味な覇気が駄々漏れです。
英斗さん、
もうっ!アカンヒトやん、もうっヤバそうやん。
マイペースなサイコパス降臨ですやん。
でも、でもぉ、
イラスト見たら爽やかなファイナルファンタジーな英斗さん。
各トラックで、もしかしたら少し情緒が不安定だけで行動が怪しいだけで実はコミュ障なだけで、
清閑な青年かもっ!と皇帝さん好きならドンマイ!私ならまだ着いていけるレベルっと惑わされる。
普通ならファンタジーな出逢いにドキしそうですが、残念ながら違うドキになりそうw
このタナトスの様な作風が好きな女子なら英斗さんみたいなヒトに心揺らぎそう。
冒頭からラストまで
1つの小説の様に颯爽と切ないメロディを奏る様にシナリオは進みます。
もしかしたら救えるかもって想うけど、
英斗さんの心を救うのは、大事な物を捨てでも彼に優しく寄り添える聖母なヒトなんでしょうね。
この世界観を作れる皇帝さんは最高。大好き
皇帝さんだから静寂に狂った哀しい音を奏る弦楽器ように臨場感溢れ仄かな感情が揺らめき、ゆらと揺れる灯火の様な作風になるんやね。感無量でした。
カナリアレコード様&皇帝様
引き潮の様に仄かな哀愁漂い心が揺れ動く作風ありがとうございました。(^з^)-☆Love&Thanks!
あらすじ
会社が傾きかねないミスを上司が犯した。
しかし上層部の忖度によって、クビを切られたのは私。
噂は広まり転職は絶望的、仲間は私の元を去って行った。
心は疲弊し、自暴自棄になっていく中で出した答えはひとつ。
自殺サイトで有名なその島を私は最期の地に選んだ。
島に着いて私は海に入る。
けれど、苦しさに耐え切れず浜へと逃げ帰ることしかできなかった。
「なんだ、死ななかったんだ」
氷のように冷たい目をした男に声を掛けられた。
名前は瀬尾英斗(せおえいと)。
彼は私が死ぬのを待っていたらしい。
後を絶たない自殺者の亡骸をさっさと回収したいから、
死ぬなら場所を決めてほしいと。
不思議な人だった。
彼は生きることに興味がないらしい。
だから、私が死のうとしていることにも否定はしなかった。
「いっそのこと俺が殺してあげようか?」
冗談か本気かわからないことを平気で言ってくる。
そんな彼と話しているうちに私は彼に興味を持ってしまった。
でもそれが、全ての間違いだったのだ――
『親愛なるタナトス』シリーズ第一弾。
それは、静かな狂気を孕んだ愛の物語。
※18歳以上推奨作品
※ダミーヘッドマイク収録
※本シリーズは、サイコキラー、シリアルキラーをテーマにした物語です。
直接的な残酷描写などはございませんが、
それに準ずる表現や回想、死を扱う描写がございます。
嫌悪感を抱かれる方はご購入をお控えください。
カナリアレコードHP
http://canaria-rec.com/otome/