おすすめレビュー
自分はうっかりこの3巻から聴いてしまったんですが、人物相関がかなり複雑で、特殊な民間信仰のある村社会が舞台の作品なので、作品をより深く楽しむためにシリーズ全作を聴くことを強くお勧めします。(でないと結構やこしくてわかりにくい部分も多い)ものすごく不思議な世界観で、例えていうなら金田一耕助シリーズのような情景の不気味さ、人の心の闇深さのようなものを感じます。
外との交流がほとんどない閉鎖された村社会って、そこに住まう人たちにも陰鬱な印象があってなんか怖いんですけどこの作品もまさにそんな感じ。
要所、要所で聞こえる鵺(トラツグミ)の鳴き声がとても効果的で物語の不気味さを増しています。
もしもどこかでトラツグミの鳴き声を聞くことがあったらビクッとしてしまうかも。 このシリーズの中でこの作品だけ購入しました。
他を聞いていませんが、十分楽しめました。
お兄さんは、長期に外界と隔絶され、精神を病んでしまっていて、妹に手を出してしまう。
妹は耐えきれずに という感じの物語でした。
本当に声優さんの声があっていて、陰鬱な物悲しい、狂気を含んだ物語にぴったりでした。
追いかけっこみたいなシーンで ふって笑うのが本当に、うわぁ っとこっちが変な声出そうでした。
近親相姦だし、夫はクズだし、ヒロインちゃんは本当に可哀想なので、鬱展開が地雷な人は注意かもしれません。 何故、と言われてもこれだ、と思うものはありませんが、
これが一番、ぐっと来たような気がします。
壊れた人を、壊れてないように見せながらも、ちゃんと壊れている言葉で壊れたことを表していて、そこを受け止めてしまうと、背徳感というより、より狂気的な雰囲気が濃厚になったような・。
ただ、一度聞いただけでは理解できず、何度も聞き返し、より怖さを感じる。一度で二度美味し(?)かったです。 鵺告ぐ編から入りました。
シチュエーションと役者さん重視で購入を決めましたので、
前作に触れていなくとも十分に満たされました。
趣のある昭和の時代背景が好きです。
着物姿のお兄ちゃんいですね。^
兄は人のいない世界でずっと生きてきた人なので
心の時間が止まっています。
そして、狂気に侵されてしまっています。
故の官能シーンは激しいです。
とても永い時間独り抱えて押し殺していた
恋情の全てを伝えるかのように深く求められます。
最初から最後まで一途に愛されます。
妹ラブメロなお兄ちゃんです。
交わるシーン多くて大満足です。
脚本を書かれている堀川ごぼこさんの官能描写が
本当に素晴らしくて、とってもドキします。
特典のSも、
お兄ちゃんの心情により触れられて想いが深まりました。
そして三楽章さんの生み出されるお兄ちゃん…!
全てにおいて最上です。
ありがとうございます。幸せで溶けそうです。
素敵な役者さんです。大好きです。
全体的な音量・効果音(交わる時含めて)も
耳に心地よく良質だと感じます。
シチュエーションドラマで音楽は流れない方が良いと思う人なので
その面でも良かったです。
和人お兄さん
深く魅力的な人でした。また逢いたいです。
外伝とか。 三楽章さんの演技は素晴らしい、これはとっても切ないの話、ヒロインも可哀想な、こんな結末、悲しいよ。是非、みんなも聞いてくださいね。【鬱に苦手の方は遠慮しておこう】
皆さん三楽章さんが好きな方もぜひ買いてくださいね、とってもい演技。
この話自体はちょっと悲しいかなぁ、悲しいとても切ないって、それでもい作品だった。ただ、ヒロインの結末はちょっとね、彼女は自分が誰も愛されないってと言ったんだけど、でも和人は彼女に愛してる。
でも、ヒロインの夫は本当に酷い人、彼が思い出してだけでむかつく:( #´°ω°` ):イラッ このシリーズはどれも良いけど、サンプル聴いた瞬間
「あっ、コレ好きだわー、。」って感じた笑
個人差はあるけど私は狂愛される物語が好きだからハマった。
声優さんの声もピッタリでそれがより自分には刺さった。
声優さん追いかけて作品買うことも増えた。
狂愛好きの人にはたまらない作品だと思う。
好きな巻から買うのもありかも、
あらすじ
■がるまにオリジナル特典■
■■SS「ぼくの妹」付■■
2,000文字の特典ショート・ストーリー。
~あらすじ~
本編ストーリーが始まるまでの和人の心情が読めます。
「寮の皆が寝静まった夜、ちーちゃんのことで頭がいっぱいになって眠れないと、ぼくの体は熱が出たときのように熱くなって、股間が痛くなりました」
≪逝き神様の生贄婚とは≫
舞台は、因習が現代まで残る祝人村。
東塚(とうづか)家の男は
昔から村の災厄の身代わり(生贄)となる役目を担っていたが、
余所(よそ)者の娘を娶(めと)り、生き神として祀(まつ)ることで、
自身と東塚家に災厄が降りかからないよう、手を打ち始めていた。
「生贄がさらなる生贄を求める」行為を村人達は見て見ぬ振りをした。
――ゆえに。
東塚家の生き神がどのように祀られ、
どのように祈っているのか。
東塚家以外、誰も知らない。
トラツグミがひときわ大きい啼き声を上げた――
≪登場人物≫
■東塚和人(CV: 三楽章)
二十歳前後の頃、失踪。村の禁忌となる。
「――ああ、父さんと約束したのに。いけないことだって。ああ、僕もわかってたのに……」
「これからはずっと一緒だよ、ちーちゃん……。僕は〈生贄〉だけど、なぜだか忠広に『もう好きにしていい』って言われたから……」
「ね、また『仲良し』しよ……?」
■ヒロイン
和人の妹。生き神となるべく、渡世忠広を夫にする。
≪関連URL≫
http://black-lady.com/p/ikeniekon
※18歳以上推奨 全編ダミーヘッドマイク使用
≪トラックリスト≫
一、解放
二、かくれんぼ
三、もういいかい まあだだよ
四、X
五、痛い痛いの飛んでゆけ
六、何も聞こえない
七、晩夏