KAMIKAKUSHI -カンカンダラ- [Destruction] | DLsite がるまに

KAMIKAKUSHI -カンカンダラ- [Destruction] | DLsite がるまに

あらすじ

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母と弟が姿を消してから、素行の悪い父との生活が始まった。
自立できるようになったら、家を出よう──。
そんな貴方の儚い願いさえも、父によって潰されてしまう。

父と仲の良い社長が経営する警備会社の寮へ放り込まれ、
酒癖の悪い同僚に、暴力を受ける日々が続いた。
いつしか警備現場の静寂が、貴方にとっての安らぎとなっていた。

そんなある時、貴方はとある宗教団体が運営する神社の警備の案件に配属される。
そして、不気味だからと押し付けられた祠周辺の警備で――美しい神主と出会った。

「お手数をおかけしますが、警備のお仕事、どうぞよろしくお願いしますね」

──依頼主だからか、はたまた神職だからか。
優しく穏やかなその雰囲気は、貴方の心を融かしていく。

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【キャラクター】
■神主
――貴方には、普通の人間にしか見えていない。
その正体は――。


■主人公(リスナー)
とある警備会社に所属する契約社員。
幼い時に母と弟が蒸発し、それから父に搾取され続けてきた。
父と仲のいい社長が経営する警備会社に入れられ、逃げられない環境で働いている。

職場環境も最悪で、会社内でのヒエラルキーは一番下。
時折、警備会社の人間に暴力のはけ口にされている。



***トラックリスト(約92分)SEなし版同梱***
01_魅入られた瞬間(01:52)
「シュウ!　シューーー」
いつもと同じ時間、いつもと同じ現場。
夜間警備というやや退屈な時間が、貴方の日常だった。
その日気になったことと言えば、木陰に蛇が這っていただろうか。

しかし、森の中にある神社の境内だ、そんなこともあるだろう。
──そう思い、貴方はその日の勤務を終えた。


02_猫と神主(03:55)
「貴方のような方になら、大切なこの場所を、信頼してお任せできそうです」
警備の最中に、猫の鳴く声がした。
その後を追ってきたのは、警備の依頼主である神主の男性。
話してみれば人当たりの良い彼との会話は、貴方にとって一服の清涼剤のような時間となった。


03_頬の傷(04:04)
「失礼ですが、少し腫れているような──。お怪我でもなさったのですか?」
境内の祠の前を警備し始めて、1ヶ月が経った。
今日も、神主が猫を連れて貴方の下へやって来る。
ふと、先輩社員に暴行を受けた際にできた頬の傷が気になったしまう。
気取られまいとするも、神主はそんな貴方の様子に気付いたようで――。


04_かみさま【優しいキス】(01:08)
「大丈夫、ここにいます。さあ、ゆっくりお休みなさい」
その夜、貴方は部屋で怯えながら過ごしていた。
酔って社員寮を闊歩する先輩から、身を守るために。
布団の外。
誰かが部屋に入ってくる音がして、貴方は身を固くする──。


05_悪い子(03:38)
「これでもう、殴られることはなくなりましたね」
翌日、貴方に暴力を振るっていた先輩が行方知れずになっていた。
神主にそのことを告げると、貴方を気遣う言葉が紡がれる。
そして日頃の労いで、社務所へ招かれることに。


06_帰らなくていい【耳舐め、キス、普通の優しいセックス】(32:34)
「大切にすると言ったからには、ちゃんとした場所がいいですからね」
神主と過ごす時間はとても楽しくいつの間にか夜になってしまう。
帰ろうとする貴方を引き留める神主。
泣き出す貴方を、「もう自分を殺さなくていい」と彼は優しく抱きしめた。


07_帰る場所はここ(02:07)
「貴方はここで、お布団をかぶって隠れていなさい。私が何とかかしてあげましょう」
社務所で時を忘れて体を重ね終えたあと、貴方は外の騒がしさで目が覚めた。
勤務終了の時間を過ぎても帰らぬ貴方を、会社の人間が探し始めたようだ。

――貴方は”心優しい”神主に縋るしかなかった。


08_カンカンダラ【人外セックス、多腕/巨根】(34:52)
「ああ──どうやら私の本当の姿が、見えてしまったようですね」
何とかすると言って出ていったまま戻らぬ神主を心配して、社務所を出る貴方。
すぐに彼を見つけるが、その姿は人間のものとは大きくかけ離れていた。
月光に照らされて貴方の目に映ったのは、大蛇と化した体に鋭い爪がついた6本の腕。

しかし、貴方にとってどんな姿でも優しくしてくれた神主であることに変わりはなく──。
貴方は、異形の神の巫女になることを選択した。


09_神隠し【溺愛、人外ハードセックス/巨根】(10:10)

おまけ_フリートーク_片桐良一様(06:13)

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神主:片桐良一様(https://twitter.com/ryoichi_voice )

シナリオ:砂月美乃様(https://twitter.com/sazuki280 )/Σ
イラスト:鈴華ねね様(https://twitter.com/hananeko113 )
製作協力:Sacrifice様(https://twitter.com/Sacrifice_voice )

ロゴ:T奈様(https://twitter.com/nisen_nibosi )

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・ダミーヘッドマイク(KU100)でのスタジオ収録となっております。
　是非、ヘッドフォンでお聞きください。

・SEありのトラックは、SEなしバージョンも同梱しております。

・一部ノイズが聞こえますが、演出です。
　あらかじめご留意ください。

・本作品には一部ホラー要素が含まれます。
　苦手な方は、視聴をお控えください。
　また、蛇が苦手な方もお控えください。

・音声やイラストの複製・二次配布・無断アップロード・配信サイトでの配信等、
　当方に許可なくコンテンツを利用することはご遠慮ください。

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レビュー

KAMIKAKUSHIシリーズ第3弾は、
カンダラ (姦蛇螺)!
これ、元ネタはめたホラーだけど、
シリーズ入門に一番いんじゃないかな。
血の描写とかあってジャンルとしては
勿論ホラーだけど、描写は控えめな方で、
結末も私の主観になりますが、メリバでもなく
純愛ハピエンもの。
怖さでいったら、
カンダラ → 八尺様 → 猿夢
(右に行くほど怖い)
と思います。
人の姿をとった彼は、傷ついたヒロインちゃんに
優しく寄り添い、欲しい言葉をくれます。
「辛かったでしょう」
「貴方はなにも悪くありませんよ」
「泣いていんですよ」
「よしかわいそうに」
片桐さまのお声が本当にあやすような
優しさで、すごく癒されました…ｯ
そして本当の姿(大蛇!)を見せてからも、
彼の優しさは変わりません。
ヒロインちゃんに害を成す者たちは皆殺しに…
でもそれはヒロインちゃんが願ったからではないと
言ってくれて、化け物の自分には相応しくないと
自由になったヒロインちゃんを、逃がそうとも
してくれます。
ヒロインちゃんを助けてくれたのは、愛したから、
そして、昔の自分と重なって見えたから。
辛かったでしょう、
貴方はなにも悪くありませんよ、
彼がヒロインちゃんにくれた優しい言葉の数々は、
すべて彼が欲しかった言葉なのかもしれません。
ヒロインちゃんが彼の優しさに惹かれて、
本当の彼をも受け入れて、ずっと孤独だった彼が
ようやく孤独から解放されたときは、
涙腺が崩壊しました。
そして、もう何も隠す必要がなくなってからの
人外な彼との交わりは涙が引っ込むほど!?
腕が6本ありますから、両手両足を拘束され
腰を抱かれ、さらに巨根! 高笑い!
でも、異形のものに抱かれるのは怖いですか?
よしってしてくれて、ケアもばっちしです♪
孤独で似たもの同士なふたりが結ばれるまでを
描いた人外ピュアラブストーリー。
素敵な作品をありがとうございました! ｢随分と若いお嬢さんが担当なさるんですね。｣
片桐さんの妖艶なお声で紡がれる｢お嬢さん｣呼びからしか得られない栄養ってあるよね。
父や会社の同僚から理不尽な暴力を振るわれ、唯一の憩いは1人で巡回する時の静寂な時間のみ。
tr1はまる蛇のSEなのが斬新で、ｼｭﾙ…ﾆｭﾙ…と不規則な感覚が、夜の神社の不気味さを演出する。
そんな中出会った神主サマ。
優しくて、仕事の心配をしてくれたり、些細な顔の傷にも気づいてくれる、穏やかで妖艶で美しい人。
そんな彼に惹かれるのは時間の問題だった。社務所で初めて交わった時も、見た目じゃなくて心を見てくれた人。
あぁ、私にはこの人しかいない。
この人こそ、私の救世主なんだ。
例え人ならざるもの形をしていても。
彼の愛は変わらない。
私の傷だらけの見た目じゃなくて中身を見てくれる。
そうだ。
私の帰る場所は、あの暴力をふるう父のところでもない
いつも嫌なことを押し付け、虐げる同僚のところでもない
優しい’神主サマ’のいる場所が、私の帰る場所。
カンダラは、一説には村人に慕われ村のために戦ったが、最後はその見た目故に恐れられ村人に襲われて亡くなってしまう。そして元々は人間だった。
その元ネタな部分も盛り込まれていて大満足でした!
そしていつもながらSEの芸が細かい…世界観にズッポリハマりながら彼との恋愛を楽しめます♪
そして片桐さんの人外演技、いつもながら最高でした。
特にキスは蛇のようにねっとり這うような感覚がゾワです。皆様もぜひお試しあれ。 待ってましたぁ(拝)
好きな絵師さんと好きな声優さんのこのKAMIKAKUSHIシリーズ3作目
発売発表されてすぐに飛んでまいりました。
いつもながら、流石としか言いようがない…最高でした。
導入からだいぶゾワ感があります。
蛇さん苦手な方は本当に注意した方が良いかも?
異種姦好きにはとてもオスメ作品だと思います。
優しさから徐々に狂気に染まる様は、畏怖の念さえ覚えました。
主人公に優しく美しい神主さんの本当の姿、是非聴いて理解(わか)ってください。 KAMIKAKUSHIシリーズをコンプする前提で購入したのがこの作品!
「暴力を振るわれた可哀想な主人公ちゃんが神社の神主さんに惹かれたが、正体がまさかのアレだった!」みたいな感じのジャパニーズホラー!
最初は優しく絆されますが、後半からはグイ来る感じになるんだとか!(伝われ)
てか、蛇のアレって2つあるんだよね?うーん…
まあ、いか。
兎に角、ホラー好きな私でも楽しめました!
Destructionさん、片桐さん、砂月さん、その他関係者様、ありがとうございました! 元ネタの姦蛇螺を読んだことがあるので、デッドエンドか、良くてもメリバだろうと迷っていましたが、レビューに純愛の文字があり購入を決意しました。
結果･めっちゃ純愛ハピエンでした!しかも泣けるよ。泣いたよ。わーん!
父親からも職場からも虐待を受け、逃げ場も夢も希望もむしり取られたヒロインと、かつては人間だった異形の神様がお互いに救い合うお話。
1人で警備を頑張る彼女を褒めてくれたり、顔の怪我を心配してくれる優しくて穏やかな神主さん。
彼女は「愛らしい」なんて、初めて言われたでしょうね。
頭を撫でられながら今までの自分の頑張りを褒められ、励まされたら惚れないわけがない。
彼との初めてのエッチも甘くて優しくて、お姫様みたいに丁寧に愛してくれます。･これが怪談だという事をすっかり忘れちゃうくらいに。
神主さんが本気で彼女の幸せを願った時、神社の境内に血の雨が降ります。彼女の幸せの邪魔をする人間は彼にとってゴミ以下ですもの。
腕は6本下半身は大蛇の姦蛇螺の姿を見られた彼。「見たな!もう逃さないぞ!」とはならないんです。ちゃんと彼女を帰してあげる段取りをつけているんです。こを出てから普通に幸せな暮らしができるように･。
血まみれの姿なのにどこまでも優しい彼に泣く私･。
そして、かつては人間だった彼がどうして姦蛇螺になってしまったのか語られます。これが本当に辛い。(元の話はもっと酷いので検索する際はご注意下さい)
お互いの壮絶な過去を受け入れてからのラブエッチは激しいなんてもんじゃない。
腕が6本あるし下半身は蛇だからね、あっちもこっちも同時に大変な事にできるわけです。しかも、内側からお腹の形を変えられちゃうくらいの超巨根。(こが一番ホラーかも)
それを彼女の腟内に埋め込む蛇螺さまの嬉しそうな笑い声。狂って素敵!
深い傷を持つ者同士にしかたどり着けない結末だと思います。
素敵なお話でした。 KAMIKAKUSHIシリーズ前2作視聴済で、今作もうきしながら待ってました!
他の感想でも言われてる方いらっしゃいましたが、シリーズの中でも聞きやすいと思います。他作より人に寄り添った形で愛情を示してくれますし、ホラー要素もライトで苦手な方も十分聞けると思います。
正直、正直ね?
今作、私はびっくりしました。優しすぎて。
だって、カンダラ様ったらきちんと時間をかけて人間関係を育んだ上、ヒロインちゃんとは合意で初エッチなんですよ。
…え?合意?怪異なのに!?(偏見)
しかもめちゃくちゃ慈しんでくれるし、よししてくれるし、大丈夫だよって言ってくれるし、やっさしいんですよ!?それを片桐さんの美しく艶のあるお声で、耳から吹き込まれたら弱脳みそは溶けるしかないんですが!?
一悶着あって本来の姿がバレてからも、ひたすら優しいカンダラ様。ヒロインちゃんには幸せに生きてもらいたい、と、自分から逃がそうとしてくれます。
…え?逃がしてくれる…?
私に選択権くれるの!?怪異なのに!?(ド偏見)
酷い環境で生きてきたヒロインちゃんが、自らそちら側に行くのを選択するのも納得の優しさでした。ヒロインちゃんもだけどカンダラ様の生い立ちにも泣いた。
そしてこからが、毎度こちらのサークルさんの真骨頂だなぁと思います。最後の展開にいつもドキッとさせられる…。
行き着く先がどんな結末でも、2人の間にあるのは純愛で、救済で、幸せの形です。最高の結末です。しかし、この怪異の成り立ちがネット怪談であるからこそ、じりと這い寄る未来の不穏さと、その行先に胸が苦しくなりました。
恐怖による信仰がカンダラを生み出すのなら、
優しい神主さんである彼をネットに残す事で
少しでも長い時間、彼が彼のまで居られますように。