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底の知れないダークにエロい後輩の性依存禁足地探索【退廃×純愛共依存えっち】 [G線上の牡丹雪] | DLsite 同人 – R18

    おすすめレビュー

    ※あらためてネタバレ注意です
    本作のシナリオの受け取り方は、きっと、聴き手によってハッピーエンドかバットエンドが変わるのだと思います。ただ一つだけ確かなのは、トラック6を聴き終えた段階で聴き手のとる行動が物語に影響を及ぼすコトです。
    ネタバレ有りレビューなので明言しますが、聴き手の行動というか選択、すなわちトラック7以降を「聴く」か「聴かない」か。これが物語に影響を及ぼすのだと思いました。
    聴いた人なら分かることだと思うけれど、まず我々はトラック6で祭囃子を聴いた際に耳を塞ぐかイヤホンを外す筈です。そして楽しかった思い出、すなわちこれまで過ごしてきた穂乃果ちゃんとの時間を想起するのです。
    トラック6を聴き終えた段階でその先のお話を聴くかどうかの選択は、聴き手に委ねられます。穂乃果ちゃんとのエッチを想起しつ、これから先の物語を聴くべきか否かの選択肢が与えられる訳です。
    もし聴くのであれば、「穂乃果ちゃんってくっそ可愛いよなぁ俺の嫁だよなぁ」となり、もう一度穂乃果ちゃんと会いたいし救ってあげたいと思うようになり、我々はトラック7へと足を踏み入れるのであります。
    そしてその選択には責任も生まれ、その責任を背負ったま本作を聴き終えることになるのです。
    音声作品の強みは没入感にこそあります。そして本作はこういった心理的な仕掛けであったり、小花衣こっこ様による熱演、音声の距離感によって見事に表現されていたと感じました。
    *
    そんな本作ですが、抜き要素もやべぇです。
    まずキャラが立っているのが良いですよね。重くて、情けない主人公よりしっかりしてそうなヒロイン。けど甘えてもくれる。ザ・後輩。これが良い。
    トラック4のシチュとか最高だし、感じているんだか泣いているんだかわからない喘ぎも最高。とにかく小花衣さん最高。ふぅ…。
    …駆け足気味になりましたが、本作は音声作品ゆえに傑作でした。おスメです。 世界観・ダークな雰囲気づくりがとても上手です、本サークルさんの強みが良く発揮されていると思いました。ボイスドラマっぽさも感じられ、普通の音声作品よりも聞き手がシナリオを体験していく感覚があります。可愛らしい声質が特徴のcv.小花衣こっこさん、今回は本作のダークな雰囲気に溶け込むしっとりと静かな声で、やはり最高です。 少年少女が背負うには、些かに重たい愛と罪の物語でした。
    ヒロインが背負うには、見当違いな罪でした。主人公が背負うには、お門違いの罪でした。○は、ヒロインを愛していたのでしょうか。ヒロインは確かに○を愛していたのに。
    『現実とは向き合う事ができない人間がいる』それがこの作品の得るべき教訓でしょう。
    ×に残った人間。○の選んだ答え、ヒロインの覚悟の裏の思い。チャンスはあったのでしょう。しかし、それに手を伸ばすかどうかは、自分の判断でしかないのです。
    と、偉そうに語りましたが、何が言いたいかと言えば、それほどまでに深く、暗く、重たいストーリーでした。あとめっちゃえっちでした。
    欲を言えばもっと甘々にイチャして欲しかったですが、あんな覚悟を持ってるのにできるわけねぇだろというのが正直な感想です。
    酔っ払い穂乃果ちゃんも可愛かったですが、あそこのシーンは主人公の覚悟がキマってました。彼女の目を覚まさせるところ、『アレ』を持ってきたところはまさに主人公の風格でしたね。
    他作品と比べると、やはりストーリーが重たいので、軽い気持ちで聞くと卒倒するかもしれません。最後は感情グズになってました。
    他作品はなんだかんだでハッピーエンド、メリーバッドエンドでしたが、今作はやBADのメリバです。もしかしたら、結局救われたのは誰もいないのかも…。
    何はともあれ、作品としてとても素晴らしかったです。また是非、歪んだこの世界の顛末を覗けることをねがっています。 感覚としてはサスペンスホラーを聞いてるかのような気分だった。設定の作り込み、彼女からのカミングアウト、どうすればいのだろうという葛藤を全て流すために、彼女は身体の付き合いを仕掛けている.そんな、複雑な気分で聞いてました。
    この作品の怖いところは、ifを想像した時です。
    もしもこの通りに進まなかった時、自分や穂乃果はどうなっていたのだろうか。
    そしてこの、受け取った結末は本当にハッピーエンドだったのだろうか。主人公視点はハッピーエンドでしたが、穂乃果視点はある意味ではバッドエンドだったのかも、しれませんね。
    基本受身の中、自分自身の感情はかなりぐちゃにされました。声を担当してくださっている、小花衣こっこさんは、儚い、壊れてしまうんじゃないかと不安ながら、どこかに芯を持っている。そんな声の表現が上手な方なのですが、今回は本当にベストなキャスティングだと、感じました。この複雑な感情にさせてくるのは、この方以外有り得ないでしょう。
    ある意味TRPGのような、何か物語を遊んでるかのような感覚で聞けため、非常に満足度は高いです。
    えっちに関しては.どうでしょう。人を選ぶとは思います。
    純愛、とは銘打ってますが、ある意味ではドロの依存関係。純愛を通り越した狂った愛を、お互いぶつけ合うような、そんなえっちだった。そう私は感じます。
    プレイ内容は比較的ソフトなので、そこは安心してください。クソデカ感情のぶつけ合いだったなと、そう感じただけです。
    最後に私は穂乃果の幸せを願います。
    それが自分や、主人公が。破滅することになったとしても、揺るがないでしょう。 当メーカー様を購入したのは初めてでしたが、ドストライクで満足のいく作品でした。
    本作の魅力はストーリーにあると思います。ストーリーはホラー寄りの内容で物語の雰囲気がとても良いです。キャラクターの考え方、動きも筋が通っており、物語に没頭していけます。また、物語の核となる「彼岸」はS○Pの酩酊街を彷彿とさせるものであり、その辺もまた良い味を出していました。
    濡れ場までの間隔も早過ぎず遅すぎず、丁度良いタイミングでヒロインがエッチに誘ってきてくれました。エッチの内容について特筆するところは無いかなぁとは思いますが、タイトル通り「退廃」的なえっちを楽しめます。 音声作品という没入性の高いジャンルにおいて、やはり牡丹雪先生×こっこさんの退廃ストーリーは情緒と珍にダイレクトに来ますね。
    物語の展開が気になってぶっ通しで聞いてしまいました。
    個人的に好きなのはトラック4のxしながらxをxする所とトラック8でした。
    トラック4の方は両耳の多幸感で、8の方はもう何ら色々とで脳と情緒がグチャになります。
    ストーリーも良い癖にしっかり実用性も兼ねてます。強すぎる。
    手放しに喜べるような結末では無かったとは思いますが、キャラ各々の考えや他者への想い、決断や覚悟は間違いなく印象に残ると思いますし、キャラクターの造形にもしっかり寄与していると感じました。
    ヒロインのドロッドロに重い感情や主人公の選択、裏設定の衝撃等、本当に良い意味で心に楔を打たれるような、そんな心に残る作品でした。
    人の癖に影響を与えるのはそういう作品だと思っているので、本作のような作品がまた出れば是非買いたいと思います。
    ありがとうございました。

    あらすじ

    「いつか。私と関わったことを後悔する日が訪れますよ。」

    警鐘が鳴る。これ以上踏み込むなと。
    警鐘が鳴る。何も知ろうとするなと。
    ・・・でも。
    破滅を纏うその少女は、どうしようもなく美しくて・・・。

    この作品は、危うく、されど寂しげな後輩と、
    沈むように体を重ね、堕ちていく物語です。

    サンプル

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