おすすめレビュー
ジャケットからは、こんなに饒舌に愛を口にするキャラクターだと想像していなかったので、ギャップにやられました…。次々に繰り出される攻め台詞は、さすが脚本家で演出家。
可愛らしくもあり、情緒的でもある愛の単語の紡ぎ方で、じっくり全身を食べるかのように抱いてくれます。とにかく、溺愛。
そしてそれは、比喩ではなく言葉通り。
ソーヴさんが月の民であり、触手の突起物を出せることから、存分にその身体を使い、本当に全身を食べているようでした。
(かと言って、痛いことなどはまったくなく、終始ただベロに愛されているだけなので、ご安心を!)
突飛な設定から、最後の語りであんなに泣くと思っていなかったです。
ずっと、あなたに恋焦がれ、ただそばにいるために。
深いソーヴさんの愛に、気付かぬうちに包まれている心地よさと切なさに、涙を止められませんでした。
ヒロインちゃんの記憶がない分、私が月に祈ってみたくなりました。
「深く愛するように、この姿で生まれたんだと思ってる。」
行為中のこの台詞が印象に残っていたのですが…まさか、見事に回収されるものだと思っていなかったです。
印象に残るよう伝える深川緑さまの技量に、またやられた作品でした…。
癒し効果も抜群なので、夜眠るときのお供にもぴったりだと思います。
全体的に、ダミーヘッドマイクが普及し出した時期だったのか…お話も耳への責め方がひときわ目立つ作品だなと思いました。
お話の甘さだけではなく、リップ音や吐息にも甘さが含まれているので、聴いて心がいっぱいに、幸せになれると思います。
続編は、DLsiteさまではまだ配信されていないようなので、ショップさまで実物を手に入れたいと思います。 触手というプレイ内容につられましたが全3部作品と言うことで話のスケールや深みがもの凄かったです
最後を聞いたとき切なくなりました
もちろん触手のシーンも凄かったです
海より深く愛されているので痛いことや辱めるなどは一切無く、ただもうでろに愛でるために使ってました
続編がCDで販売されているようですのでいつかご縁があれば購入したいですね
その後がとても気になるので 前からずっと気になっており、キャンペーンでお得になっていため購入しました。
この声優さんは、いろんなタイプの声の人のイメージなのですが、今作はとても落ちついた声でキャラクターにとても合っていました。
触手の表現もありますし、ちゃんとえっちなのですが、とてもゆったりしていて、満たされる感じでした。
何度かリラックスしすぎて寝てしまい、聞きなおししましたが笑
満ちる愛を感じられる素敵な作品でした! 「迷蝶」シリーズ3作目。演じている声優さんがそれぞれ違うシリーズであり、コンセプトも微妙に違うため、どの順番で聞いても楽しめますが、1作品目から聞いていくと、この3作品目でそれぞれに敷かれた布石に気づくことができ、よりお得感があります。
異種間恋愛の中でも、今回は人を選ぶ触手モノですが、時代背景が遠未来というのもあって「そういう人種もいてもおかしくないかもしれない」と思わせる脚本となっており、あっさり設定を飲み込むことができました。何より、ジャケットに描かれた美麗な人物が、あれやこれやを恥ずかしがって見せようとしないところのギャップに萌えました。
落ち着いた雰囲気であるにもかわらず、どこか子供っぽさを残している感じが、キャラクターとしても立っており大変魅力的です。
行為に関しては、耳にフェチズムを感じる人は是非とも聞いて欲しい内容となっており、このシリーズの1,2作目を聞いた人ならばやベタなパターンに入っているかも知れません。
前作の設定よりも、双方ともに愛し合っている設定なので、緊迫感やストレスなく、ただいちゃしている様子が聞けます。逆に、背徳感を味わいたい人には、少し物足りないかも知れません。
個人的には、エロティックなシーンの後にふと挟まれた「昔話」に大変感銘を受けました。前作までの流れだとこの展開は想像できず、「えっ、そういう話だったの!?」と驚きましたが、ピロートークにしてはあまりにも切なく、感動的で、その数分前まで何をしていたのかを一瞬忘れるほどでした。い意味で期待を裏切ってくれる内容で、ボリュームとしても、シリーズとしても、聞き応え十分の作品です。
あらすじ
【あらすじ】
「君さえ知らない身体の奥深くまで、全部オレのものにしたいんだ」
今や地球では、月や他の星の生命体との交流が盛んに行われていた。
貴女は地球に来ていた月の民であるソーヴと出会い、恋を育んで、結婚をした。
入籍してから1ヶ月の記念日。満月が二人を照らす夜。
穏やかな幸せの中で、貴女は彼の秘密を知ることになる──
【キャラ設定】
ソーヴ・ブラン 年齢不詳(外見は20代後半)
月で生まれ育った月の民。地球の演劇に詳しく、脚本家であり演出家。
普段は地球人に似た姿をしているが、実は柔軟に変えることができる高エネルギー生命体。
『触手』と呼ばれる伸縮自在の突起物を出すことができる。ただし、恥ずかしがって普段はほとんど見せることはない。
愛情深く、感じたことは積極的に言葉で表すよう心掛けている。
【tracklist】
01.喝采の千秋楽
02.ヴェローナ、バルコニーにて
03.『蜘蛛と蝶』
04.トゥルーカラーズ
05.月の調べ、星霜の環(たまき)
【名もない童話作家の物語】
《蜘蛛と蝶3》を読む↓
http://www.odessa.co.jp/davrilmoon/kumochou3.html
※外部のウェブサイトに移動します
空を見上げる捕食者は、
その昔、唯一を見つけた。
あれから、消え逝く光を何度も目にした。
見守っているだけでは、美しい輝きは瞬く間についばまれる。
繰り返されるその流れを変えたかった。
理に背いてでも、繋ぎとめておきたかった。
本当は──
ただ傍に居たかった。
異形の身体を晒すことへの不安、確証のない貴女との再会。
でも探さずにはいられない。
愛しいと感じた日々を忘れられないから。
繋がっていると信じているから、今度は待つのではなく迎えに行こう。
君がもう迷わないように。
月はいつもオレたちを見ている。
行く先を、静かに照らして。
「上手くセーブできなかったのは、さっき君が月を見ながら思い出してた何かに、嫉妬したのかも」
「オレの舌がどうなってたか、見たいんでしょう? この舌が君の小さな舌に絡まって、根元からきつく吸い上げてるところが見てみたいんだよね? 違うの?」
「オレの種族は人口が少ないでしょ。異種交配しやすいように、コレからは相手の快感を増大させる分泌液がにじみ出てるらしいよ」
「耳の中の性感帯に直接塗りつけてあげる。怖くないよ、この舌で舐められないと物足りなくて、切なくて、どうしようもなくなるだけ」
「ここ? それとも……硬くなってきた先端の方? 赤い花が好きな蝶もいるからね。この色づいてるところを吸って、もっと濃くしようか」
「オレの舌で君の一番奥にキスしたのわかった? 入り口がぎゅうって締まったけど。指でかき回したら、今より濃いのが味わえるかな」
「あれ、言ってなかったかな……。いつもしてる方は人間のものを真似てるだけで、本物じゃないんだ」
「そうだね。真似てる方より大きいかも。君のいいところを、たくさんぐりぐりしてあげられる長さでしょう」
「もしダメだったら、強引にねじ込んじゃおうかな。逃げようとする君の腰を押さえつけて、両足にぐっと体重をかけて、無理矢理に。ね?」
「この凹凸は、無くせないけど動かせるから、君のいいところに擦りつけられるよ。ああ……一番奥まで銜えこんで、襞を凹凸に擦られながら、まだ欲しそうな目をしてる」
「くっ、はぁ……オレの精液をたくさん注いで、君の体全部、変えてあげる」
「イってるところに濃いのをかけて欲しい? それとも、浴びせられながらイきたい?」
ダミーヘッドマイクで再現されるリアルな吐息、囁かれるのは淫猥な台詞。
立ち上がり、移動して、耳元に、胸元に、足元に。
吹きかけられる息も、這う舌使いも、怖いぐらいにそのまま体感。
否応なしにゾクゾクさせられる〈耳で高まるオトナCD〉
原作・シナリオ:五島美雨(ごとうみう)
キャラクターデザイン・イラスト:えまる・じょん
時間:73分18秒
出演:深川緑(しんせんりょく)
マイク:全編ダミーヘッドマイク収録
ジャンル:18歳以上推奨音声作品
公式HP:http://www.odessa.co.jp/davrilmoon/