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君は幼馴染の彼女に救われたい。〜それは、純愛か狂気か。〜 [ななしいんく] | DLsite 同人 – R18

    おすすめレビュー

    ある出来事により心に深い傷を負った貴方。
    そんな貴方を支えてくれたのは幼馴染のユリちゃんでした。
    優しくて癒してくれる素敵な幼馴染との幸せな時間を味わえます。
    しかし彼女にはある秘密が。
    一途な銃愛?重い狂気?
    両面を持ち合わせたユリちゃんとの幸せでゾクッとするひと時を過ごしましょう。
    ぶっちゃっけ凄いユリちゃんらしくて滅茶苦茶好み。 “ヤンデレ”というジャンルが広まり、様々な解釈の作品に溢れる現代。その中で本作は「ただ1人だけを愛するために何でもできてしまう」というヤンデレの芯の更に芯を通った作品となっております。
    ストーリーの練り込まれ方は勿論、深く広い重い愛、そして愛故の狂気を、瑚白ユリが持ち前のウィスパーヴォイスで表現する・「そう、これだよこれ!」と思わず叫びたくなるほど、僕の求めていた“ヤンデレ”が詰まっていました。
    僕のように王道ド真ん中のヤンデレに飢えている方にとって必聴の1作。是非、貴方の耳で、この“愛”の重さと心地良さを体感してください。 優しい彼女に甘えたい…そんな人におすめ!
    …なんですが、
    それだけでは収まらないのが瑚白ユリのボイス。
    しっかりと激重です。
    初めて聴いた時は幼馴染を守るために行き過ぎただけなのかな?
    と思っていましたが、複数回聴いて台本も読んでみると、
    これってそういうことか…?
    という一つの疑念が…
    自分の解釈が合っているかは分かりません。
    気付いていない点もきっとあるでしょう。
    一聴だけでは解らない何かがこの作品にはあります。
    これはもはやただのヤンデレボイスにすら収まってないですよ。
    そんな物語の深みや、彼女と過ごす生活の心地よさに引き摺り込まれ、何度でも聴きたくなる素晴らしい作品です。 日々の疲れを癒すためのボイス。というよりはストーリーを楽しむ作品です。
    真実一つでそれまでのストーリーや過去の出来事への見方がガラッと変わる体験。その部分に非常に魅力を感じました。
    また、この台本をご本人が書かれているというのが驚きです。
    お声は勿論ですが、この台本を書き、間や感情を大事に作品を作れる才能を大切にしてほしいです。
    そのため、『ノベルゲームが好き』『真実一つで見方が変わる体験が好き』『ヤンデレ策士が好き』という方に強くお勧めします。
    もちろんお声が素敵ですし、トラックによってはとろに甘やかしてもらえるので、癒しを求めて購入する方にもおすめできます。 ★瑚白ユリさんを始めて知る方へ
    Youtubeではじめて瑚白ユリさんの声を聴いたとき、こんな綺麗な地声を持つ人がいることにただ驚愕した。そこからファンになりボイス作品を購入するのはこれで二作目になる。普段の配信でもゲーム内に散りばめられた細かな設定まで含めて作品の世界観を大切にしながらゲームを楽しんでくれる本当に素敵なストリーマーさんだ。demoを聴いて何かを感じたら是非本編で彼女の可愛らしさと彼女の繊細な感性が創る世界観を体験してほしい。
    ★作品感想
    たとえそれまでの手段になんの慈悲も社会性の欠片もなくても、一人のひとにこまで狂おしく求められ、ずっと変わらず大事に想ってもらえるなら、わたしはこの幼馴染がしてきたことを全て知ったとして、変わらず好きだと言える自信がある。そんな作品だ。
    彼女がほんのちょっとだけ不穏なことを除けば、自分の弱さをさらけ出しても決して見限らない、献身的であま幼馴染彼女にひたすら全肯定してもらえるヒーリングドラマだ。
    特にトラック4。本作のテーマである「彼女に救われる」場面だ。救われるのは主人公じゃない。このボイスを購入して聴いたあなたを救うために命を削って用意したシーンだと私は強く感じた。
    どんな純愛作品にも「好きな人とずっと一緒にいたい」というテーマがあるが、自分が全てを失ったときそれでも相手が変わらず好きだと言ってくれても、きっと相手がまともであればあるほど申し訳なさと捨てられるんじゃないかという恐怖に押しつぶされてしまう。純愛作品ではどうしてもこの不安を埋めるだけの安心感が得られない。
    だがはじめから相手が狂っているなら話は違う。手段を問わず社会的地位を失うリスクすら悠々と飛び越えて自分を求めてくれるこの幼馴染なら、どんな自分であっても見限らない不安に怯えなくてもい、絶対的な安心感が得られる。狂愛こそ真の純愛だ。パーフェクトだ、瑚白ユリ。 内容については他の方々が語られているので割愛。
    本編では語られないバックボーンが幾つか設定されている事以外は万人に勧められるスタンダードなヤンデレ系シチュエーションボイスだと思います。
    そして表題にもある通りトラック構成が秀逸。ヤンデレ的な要素を特定のトラックに絞る事によりそれを取り除いて再生すれば所謂全肯定ボイスのような聴き方も可能で、それによって作品のフレーバー(今作ではヤンデレの二面性)も同時に表現される構成になっている点が美しく作者様の力量を感じました。
    まだるっこしい言い方をしましたが要約すると、「トラックを入れ替えて楽しみ方を増やす手法」にヤンデレの二面性という作品のフレーバーを上手い事組み合わせたトラック構成、というのが大きな魅力です。
    ライブ配信中心のVtuber様なのですが音声作品の方面でのご活躍も期待しています。

    あらすじ