おすすめレビュー
受けの声優さんが以前めちゃくちゃ好きだった勇者敗北作品の主人公役である秋月さんということで、大変ワクしながら拝聴いたしました!アーサー君の上品で滑らかな語り口があまりに素晴らしく、ともすると私は詩の朗読会に参加してるのか?と思わせる優雅さ…これでBLも楽しめるのお得すぎですね。
冒頭のスティーブンとの軽快なやり取りがもはや海外ドラマなんですが、突然入るアーサー君の「…ッ!(割と大きめ)」という甘い吐息で一気に脳がBLへと引き込まれていきます。
全体的に攻めのスティーブンの声が手前から聞こえるように感じため、あれ今私スティーブンに乗り移ってる…?という不思議な臨場感を味わう事が出来て新鮮でした。
トラック3のイチャラブシーンですが、流石はヴィクトリアンBL、直接的な表現や淫語攻めがないのにちゃんとスケベ言葉責めしてます!ヴィクトリアン従者たるもの常に優雅たれ、ですね(しみじみ
久々にBL音声を聴いたのですが、ピュアなソフトSM純愛、トキメキが止まらず寿命が延びましたありがとうございました…。
個人的にスティーブンの優しい言い方と攻めてる時の「~ですかぁ?」や「思い知ってくださぁい(ハート)のねっとり声のギャップが凄いので、アーサー君の可愛い声と併せて是非聴いて頂きたいです。ラストも甘々ハッピーエンドで心の中で大喝采してました。続編期待です! やんごとなき姫君が、こっそりとベッドの中で禁断の書を覗いているような…
直接的な淫語はないのに、熱っぽくてエロティックな空気感!
ある意味王道!
こんな作品待ってました!
ウィットに富んだ台詞と声がとにかく素敵!
流れる音楽も心地よく、かつて英国で人気を博した物語の世界に入り込んだようで、胸がワクと熱くなる作品でした。
台詞と語りを切り替えながら進んで行く巧みさも素晴らしかったです。
まさに紳士の鏡、と言った出で立ちのアーサー伯が、
従者スティーヴンを求め、体を火照らせたま舞踏会に臨むところとか、
正確に整然と燕尾服を着せる従者の大きな手が、
夜ともなれば無慈悲に容赦なく変貌するところとか、
手袋を脱がせるだけなのに下着を脱がされたような羞恥心を覚える、とか、
清廉と淫靡の対比が、
支配されたいアーサーの欲望と鏡のように共鳴して、
激しく萌えさせてくれます。
本来傲慢で気分屋なアーサーが、
聴いているうちに可愛くてたまらなくなるのが不思議。
特に、スティーヴンを欲してやまないアーサーの焦れのくだりは必聴で、
部屋になだれこんでからの激しいキスにドキきゅん!
衣擦れの音や、不意に入る熱くて近い吐息が、!
全てが目に見えるよう!
伯爵をなだめる役割を担う従者がドSになる瞬間や、
燕尾とタイを外して壁に手をつかせるくだり、
それを甘んじて受けるアーサー、最高です。
最後のトラックがとても素敵で、うっとりしちゃいます。
少年の頃からの恋慕や、愛を自覚した瞬間、
ときめくエピソードがまだ沢山ありそう。
一回では勿体ないくらい美味しくて美しい二人のお話を、
この先も聴いてみたいです。
素敵なイラストと音楽、
そして大好きな世界に連れて行ってくださったサークル様、
素晴らしいキャラクター像を作り上げてくださった声優様、
皆様本当にありがとうございました!
あらすじ
ヴィクトリア朝×下克上×貴族 ベッドの上では逆転する主従BL
完全合意のソフトDomSubです。
mp3・水音SEありなしを同梱しています。
黒髪真面目系敬語従者×金髪碧眼奔放伯爵!
19世紀末イギリス、ヴィクトリア朝。
霧と謎が渦巻くこの時代、伯爵であるアーサーとその従者スティーヴン・ベインズ。
二人は主人と召使で、探偵業での相棒でもあった。
だが、ベッドの上ではスティーヴンが主人としてアーサーを支配していることを誰も知らない……!!
※女性のボイスはありませんが、Track2で受けと女性が会話をしたり、踊るシーンがあります。
受けはゲイなので女性と関係を持つ可能性はゼロですが、苦手な方は飛ばしてください。
※スティーブンは従者(主人の世話係)であり執事(屋敷の管理者)ではありませんが、現代では執事と従者の役割が同一視されることが多いため、執事タグもつけています。
2人に関する小説公開中→https://www.pixiv.net/users/99524060