おすすめレビュー
前代未聞のBride Auction!シリーズ2人目は、
葛城家の次男、千里。
しかし前作同様、出会いは最悪も最悪…ッ
人に触れると吐き気をもよおすらしい千里は、
手袋をしているため前戯を専属秘書である
零士に任せます。
千里の命令で、
「かしこまりました」
と、淡々と職務としてヒロインちゃんを
気持ちよくしていく零士。
零士に愛撫される様子は千里にずっと見られて
いるし、最低最悪な品定め!
触れられなくてもセックスは出来るらしいので、
零士の前戯のあとは千里に貫かれますが、
愛なんて微塵もありませんでした…
優しい声音なのに感情が希薄で冷たさすら
感じる…佐和真中さまの絶妙な声加減が
凄く良かったです!
こんなデレそうもない彼がどうやって
ヒロインちゃんに堕ちていくのか!?
こからはヒロインちゃんの不屈の精神、
見極め力のなせる技でした!
これまでずっと、家の為にと、自身の体を使って
仕事をとってきた彼。自分では気づいていなかった
けれど、彼の心はすっかり摩耗してしまい、結果、
無のようになってしまっていて…。
そしてこんな方法で仕事をとってきた自分を汚い
とも思っていて、そんな汚い自分が他人に触れる
ことに嫌悪感を抱き、気づいたら他人に触れられ
なくなってしまい。
純粋で綺麗な心を持っているからこそ病んで
しまった彼。ヒロインちゃんは、そんな彼の
優しい心に初めて気づき、彼もヒロインちゃんに
指摘されて初めて自分が病んでいたことに気づき。
ヒロインちゃんと心で触れ合うちに、
彼女のことをもっと知りたい、
手袋越しじゃなく、じかに触りたい…
そう思えるようになる過程に、涙…。
トラウマを克服し、彼からヒロインちゃんに
キスの嵐…ッ なシーンは感動的でした。
最初こそ不穏ですが、途中からは少女漫画的な
きら胸きゅん展開。
遊園地で無邪気にはしゃぐ彼
(+零士さんの意外な一面!?)まで見られちゃって
とっても幸せな作品でした…! 父親に会社ごと売られてしまったヒロインちゃん。
千里さんは一見優しげで、ヒロインの好きなお茶を用意してくれます。
だがしかし。
初回の品定めからアレだった。
千里さんは常時手袋を着用しているため、前戯を秘書の零士さんに命じます。
目の前では千里さんが見ているし、背後から零士さんに攻められるし…初っ端からこんな目に遭うヒロインちゃん。
結局は千里さんに初めてを奪われるのですが、とにかく異常な状況から物語は始まります。
ただ、この作品のヒロイン。そんじょそこらの弱(元)令嬢じゃない。覚悟ガンギマリですw
数日後に呼ばれた際、零士さんの手による前戯を拒否して、自分でどうにか切り抜けますw
ある日、ヒロインは千里さんの仕事のことを知ります。彼は文字通り「身体を張った」仕事をしていました。
彼の仕事を知り、他人に触れられなくなった理由に気づいたヒロインちゃん。
千里さんにあることをします。これがとっても素敵で、ぜひ本編で確かめてほしい。
終盤、千里さんと秘書の零士さんと3人で遊園地デートに行くのですが、これがめちゃくちゃ面白い。
零士さんがいたらもっと盛り上がるから!とヒロインが誘ったらしいのですが、これはグッジョブですw
この夜、千里さんの「万世よりもわがまなお姫様」と出会うことになるのですが、このトラックは楽しくて幸せな雰囲気に溢れていて大好きです。
オークション前日、他の兄弟との品定めがどうだったのか聞いてきます。
ヒロインとの交流で千里さんの心が動き、はっきりと嫉妬心が見てとれるんですが、彼自身もヒロインに触れたくても、どうしても触れられない。
こがとっても切ないんですよね。
かつては女性に対して何の感情も持っておらず、弄んでは捨ていたという千里さん。
でも、ヒロインには純粋な愛情を注いでくれて、変わろうと努力してくれます。
とても幸せな結末なので、もう少し後日談が聞きたいですね。 お兄ちゃんの万世を聴いてたので、最初の穏やかで優しいけど目が笑ってない軽薄さがさすが葛城兄弟!って感じに…
自分の秘書の零士に前戯させて、自分は眺めて挿れるだけとかどんだけ弄ぶんだ!って思わせられましたが…
話が進む内に、千里の自虐的で悲しそうな自笑…
心の傷を自覚しないように笑ったり、ヒロインを愛玩動物をあやす様な話方…
千里の心の裏側に触れる度に、愛おしくてギュって抱き締めて、泣きたくなってしまう…いや…何度聴いても泣いてしまいました。
冷酷な秘書の零士の遊園地での一面は思わず笑ってしまいましたし…
千里の愛猫の千ちゃんの愛らしさ…
愛猫の千ちゃんに見せる千里の穏やかな一面は猫好きにはホッコリさせられるし…
ヒロインに惹かれて、ヒロインと兄弟達の関係に嫉妬するけど、自分がヒロインに触れたいのに触れられないもどかしさに辛そうな千里の苛立ち…
素手で触れない分、優しく囁く言葉でイメプレするシーンもキュンしたし…
純粋で素直が故に大人の汚い裏側に傷ついている千里の感情の緩急に聴いて気持ちがいっぱい満たされる作品でした!
ラストは千里とヒロインのイラストがウェディングっぽいのは、夜景の綺麗な公園で指輪を差し出してプロポーズと言う伏線回収にもトキメキ全開!
プロポーズ後の2人の微笑ましい『付き合ってなくてセックスしてただけなのにプロポーズなんておかしいよね』ってやり取りや、千里の素手でヒロインに触れて指輪をはめる覚悟に感情移入して嬉し泣きしちゃいました(泣)
その後の、千里がヒロインに触れたくて仕方ないくらい微笑みながら愛おしそうに触れて溺愛してる様子が音だけで伝わってくる真中さんの穏やかで中性的なのに雄みが強い演技力に脱帽でした(嬉) 千里さんの優しいお声とは裏腹に感情がなく、秘書の零士さんに前戯をさせるなんて…第一印象は怖いという印象でした。
ただそれが兄に比べられた彼の人を愛する行為が武器になってしまった最果ての結果だとわかり、心がすり減った彼の感情を思うと胸が苦しくなりました。
そこから徐々にヒロインに心を許していく千里さん。
零士さんもご一緒した遊園地では、子供の様にはしゃぐ千里さんの楽しそうな姿が目に浮かびました。
最後までヒロインに触れる事が出来ずキスも出来ない行為だけですが…数年後の話でかわいキス連発。
思わず『良かったね』と声が漏れました。
このキスに至るまでの後日談…何かの機会で見てみたいです。
優しい声質ながらも感情の微々たる変化が難しいキャラクターだと思いますが…佐和さんの素晴らしい演技力に圧巻です。
ストーリーの読み応えもある作品です。
佐和さんの演技力もじっくり浴びたいという方にもオスメ出来る作品ですので1度聞いて頂きたいです。 葛城家の次男、千里くん。
作品概要をご覧になっていただければわかりますが、
彼はある事情から他人に触れることができません。
だから「品定め」でも秘書に前戯してもらってからじゃないとヒロインちゃんとできない。
はじめてなのにずいぶん厳しい状況に置かれてる感じ。
でもヒロインちゃん、腹をくります!メンタル強い!
次の品定めでは自分で準備するからと秘書さんを拒否。
これには千里くんも驚くけど、
慣れてないヒロインちゃんのために、
どうやったらいか教えてくれます。
なんだかんだ言っても優しいんだよなぁ。千里くん。
千里くんの「お仕事」についてきたヒロインちゃんに、
他人に触れることができない理由を教えてくれるけど、
家のため、会社のために自分できることがこれしかなかったから、できることをやってるだけだと。
どうしてそんな思考になったのか悲しい。
それで仕事をチラつかせる取引先もどうなんだ、酷い。
心はすり減っちゃう、泣ける。
もうすぐ品定め期間が終わるという頃に
千里くん、ヒロインちゃん、秘書さんで遊園地に!
このシーンは楽しい!秘書さんい味出してる!
ちょい他の兄弟とはどうなの?って聞いてくる、千里くん。はじめは興味本位なんだろうけど、後半は嫉妬なんだろうな。無自覚?
ラストは千里くんの触れたい、触れられたい、変わりたいという覚悟が伝わってきて泣ける。
物語の中盤で千里くんの心がヒロインちゃんを受け入れたんだなぁと思うシーンは、みなさんぜひ本編で感じて欲しい!
今作のヒロインちゃんも素敵だったな。
触れたいと思うのに触れられないと苦悩する演技は、
さすが佐和さん!でした。
素敵な作品をありがとうございます!
シリーズ3作目も楽しみです。 万世さんを聴いて、ブラオクシリーズは一筋縄じゃいかないぞ…! と覚悟を決めて(発売開始から覚悟ができるまで数日かった)聴きました。
最初はやっぱり『なんつー男だ、とんでもねぇ』という印象だったのですが、やっぱり聴き進めていくと、心を締め付けられてしまう、そんな感じです。
そんな、文字通り会社や仕事に【身を捧げて】いるなんて、思いもしなかった。
ジャケ絵(という表現で合っているのだろうか…?)にまでしっかり描かれているソレが、そんな深い意味があるなんて、知らなかった。
万世さんの物語とも、恋の進み方が明確に違って、面白かったです。3人でデートに行くのもこの3人らしくて良いですね。千里さんの脇には藤間がいなくちゃいけませんもの。
万世さんのエピソードで登場した【彼女】もちゃんと登場して、登場までのタイムラグに私は1番ときめきました。なんだかんだ、思いやりのある方です。少しだけ、ズレているっていうだけ。
これからはヒロインちゃんと思う存分寄り添ってください。
素敵な物語をありがとうございました。
あらすじ
▼Track01.次男・葛城千里の品定め(24:35)- – – – – – – – – –
【収録内容:3P、視姦、耳責め、胸責め、クリ責め、言葉責め、連続絶頂、正常位】
気まぐれに「あなた」を品定めに呼び出したのは、葛城家の次男・葛城千里だった。
千里の部屋に入ると彼は「あなた」に衣服を脱ぐように指示をする。
その声音は穏やかなはずなのに逆らえない……。
「あなた」は覚悟をし衣服を脱ぐも、千里は藤間に前戯をするように命令する。
千里に見られながら藤間の手によって身体を高められ、そして千里の目の前で絶頂させられて……。
そして今度は、千里自身によって「あなた」の身体の奥まで拓かれるのだった。
▼Track02.ただ、するだけ(17:54)- – – – – – – – – – – – – –
【収録内容:視姦、オナニー、立ちバック】
数日後、千里の部屋へと連れて行かれた「あなた」。
そこで、気になっていた手袋をしている理由を尋ねてみると、思いもよらない答えが返ってきて……。
その理由に何故か胸が苦しくなるも、考えるより先に品定めが始まってしまう。
そして今夜も千里に抱かれる時間がやってくる。
▼Track03.すり減ったこころ(12:04)- – – – – – – – – – – – –
【収録内容:会話、抱擁】
「あなた」は藤間と共に千里の仕事に帯同することに。連れて行かれたのは葛城グループの所有するホテル。
そこで千里は自身の”身体”を使って仕事をしていた。
自分ではない誰かを抱くことに、身体を使って仕事をすることに、言いようのない気持ちに苛まれる「あなた」。
取引先との密会を終えた千里は、心身ともに疲れている様子で……。
▼Track04.汚いから触れない(13:49)- – – – – – – – – – – –
【収録内容:会話、デート、添い寝】
一ヶ月が経とうとしたある日の休日。千里に誘われ遊園地デートをすることに。
「あなた」は藤間も誘い、3人で遊園地へと向かう。
ジェットコースターにメリーゴーラウンドにお化け屋敷……そこで、たくさんの千里の表情に出会う。
まるで、こちらが本来の千里なのではないかと思えるほど、自然に笑う彼がそこにあった。
▼Track05.オークション前日(17:28)- – – – – – – – – – – – –
【収録内容:会話、騎乗位、言葉責め、正常位】
オークション前日に呼びだしたのは千里だった
一ヶ月千里と過ごし、千里と話し、千里と身体を重ねたことで生まれた”何か”がある。
それは千里も同じで……。
けれど千里は「あなた」に”触れる”ことができない。
胸に渦巻く感情を抱きながら、ふたりは最後の夜を過ごす……。
▼Track06.オークション当日(06:24)- – – – – – – – – – – – –
【収録内容:会話】
オークション当日。
「あなた」を買うのは誰なのか?
それとも、誰にも買われず闇マーケットに売られてしまうのか……?
▼Track07.千里の想い(04:37)- – – – – – – – – – – – – – – –
【収録内容:モノローグ(彼視点)】
彼視点のお話です。
千里の想いとは――
▼Track08.ある日のふたり(千里とあなた編)(03:56)- – – – – –
【収録内容:会話、キス、愛撫】
婚約者として引き続き葛城家に暮らしている「あなた」。
ある日、千里の帰りを待っていたが、疲れもあり眠ってしまう。
そこへ、遅れて帰ってきた千里は……。
▼【総尺:1時間40分51秒】- – – – – – – – – – – – – – – – – –
同梱特典
▼Special Voice Box【Chisato】
・Impression Voice01_Chisato to Mayo(00:21)
・Impression Voice02_Chisato to Issei(00:19)
・Impression Voice03_Chisato to Sorachi(00:19)
・Self Introduction Voice【Chisato】(00:59)