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【ASMR】ぼくの部屋に妹が居座ってる件 [ななしいんく] | DLsite 同人 – R18

    おすすめレビュー

    70分で昇れる天国。高鳴る心臓が次第に静かになっていくのは、優しい声音に安心したのか、本当にあの世へと向かっていたのか。
    普段は“お兄ちゃん”の存在を頑なに認めないネモたによる妹シチュ。この背景こそが作品最大のミソである。ネモたと兄妹であるという、冀いながらも頭の片隅では諦めかけていた状況。そんな永遠の夢を24分も実現してくれたという事実だけでも目頭が熱くなってしまう。
    内容はまさに桃源郷。優しい声色と近い距離感で紡がれる甘い言葉の数々に身を委ねていると、本当に自分が兄になったかのような感覚に陥ってしまう。そこには、ぼくの部屋があって、自分と妹の二人きり。ぼくたちを邪魔するものは存在せず、ただ二人だけの間に流れる、長いようであっという間の24分間。歓喜か感動か、はたまた羞恥か。たくさんの感情がごちゃ混ぜとなり、気づいた時には頬を涙が伝っていた。自身の感情すらも制御できず、訳もわからぬま泣いてしまうなんて、なんだか自分が情けなく思えてしまうが、仕方ないことなのかもしれない。この作品は夢であり、幻であり、現なのである。そのような存在を前に、まともにいられる訳がない。
    続いてメイドさん。誰しも一度は夢見るメイドさん。妹とはまた違った良さのあるメイドさん。妹とは一味違う接し方がまたクセになる。優しい声と気持ちい音でひたすら癒してくれるメイドさんとのやり取りは、妹ネモたにひたすらドキさせられた耳と心臓に安らぎを与えてくれる。と思いきや、唐突に襲いくるドキに、やっぱり安眠は次のトラックまでお預けなのかもしれない。
    妹とメイドさん。異なるシチュエーションで味わう甘々な時間はまさに天国の一時。普段のネモたを知っている方には是非ギャップも含めて楽しんでほしい。また、ネモた初見という方にも、ネモたの良い声を味わう作品として楽しめると思う。
    そして、改めて素晴らしい作品を出してくれて本当にあり トラック1は普段とは違った世界で様々ないたずらをされて僕の事好きかとたくさん聞かれますが、負けた気がするので絶対言ってやるもんかと思いながらも口角が自然と上がってにやしながら聞いてしまうそんな作品でした、好きに決まってるじゃん。
    トラック2はより音を聞かせる形になっており耳かきなどを楽しめますが要所のネモた節は健在でネモたにしてもらっているんだなと特別感を感じながら音を楽しめました。
    総評としてはファン目線ではネモたらしい甘々で満足感の高い作品でしたし、まだ知らない方にとってもシチュエーションが好きな方には確実にさる完成度と思います。

    あらすじ