おすすめレビュー
良い父親でいるために自分の性癖と気持ちを封印してきた義理の叔父の理性の壁を、ヒロインが健気な想いと覚悟でぶち破り、見事に堕として幸せになるお話。想い人の栄二さんがドSだと知り、ヒロインが告白用に買ったのがピンクのふわな首輪であることから、彼女の頭にあるのは所詮ネットや本で仕入れたファンタジーなSМ。栄二さんの性癖であるリアルなSMとはかなり温度差があるわけです。
彼女を試すために服を脱げ、跪け、身動きするな、フェラをしろなど、冷たく酷く彼女を辱めるけれど、何度もセーフワードを言わせようとするし、命令するたびに逃げ道を用意し、「なかったこと」にできるようにしてくれる栄二さん。紳士だ…
自分のモノにしたい本能と理性の狭間で苦悩するドSってたまらんです!
一途で健気なドМちゃんぶりに射抜かれ、彼の理性がプツンと切れた瞬間ニヤしてしまった私です。
我に返ってゴニョ言ってますけどね、栄二さん…諦めましょう。最初から負けてますって←心の中で栄二さんの肩をポンした私です。
できるドSさんはプレイ後のアフターケアが完璧。
栄二さんのプレイ中の冷たい圧を含んだ声とプレイ後に彼女を気づかう甘々な声の落差。これはます惚れますね。
【彼女は俺のモノだ】と腹をくり、ルンで彼女の部屋に行ったら何処の馬の骨か分からない若造の痕跡があった事件。
これは彼女が10%悪い。ドSの独占力を舐めたらアカン。
案の定ブチ切れお仕置きモードの栄二さん。
なか手酷い抱き方をするのですが、それが「俺を捨てるな」って言ってるように聴こえるんですよ。
嫉妬で情緒が乱れまくる栄二さんが可愛く見えてキュンとしました。
ドSがドМに完堕ちしてるの最高♪
我に返ってショボンとなる栄二さんへのヒロインの斜め上のサプライズと、慌てる栄二さんに幸あれ!
甘々な後日談もご馳走様です♪
素敵なお話をありがとうございました。
あらすじ
<作品概要>
幼くして両親が姿を消してしまってから、貴方は遠縁の親戚に引き取られた。
しかし、母親代わりだったその人も病気で亡くなってしまう。
それからはその弟・谷口栄二(CV:六堂始様)が貴方の父親代わりだった。
貴方が多感な時期に身近にいた、血の繋がっていない大人の男性。
自分の同年代と比較するまでもなく落ち着きのある人柄に、自然と惹かれていった。
「いいかい、前にも言っただろう? 僕は君を、そういう目でみることはできないって」
自覚してから何度かその想いを伝えてはみたが、当然あしらわれてしまう。
けれどそれで割り切れるほど、大人にもなりきれず──。
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<登場人物>
谷口栄二(タニグチ エイジ)
48歳、大手電機メーカーの部長を務める。
落ち着いており理性的、自分の感情を表に出すことも少なく穏やかな人柄。
面倒見が良く人情味あふれ、血の繋がっていない貴方にも心血を注いで育ててくれた。
普段は穏やかで理性的だが、性癖としてはドS。
通常のセックスでは満足できない自分に対して、「どうしようもない男」だと思っている。
貴方に女性としての魅力を感じてははいるが、押し殺している。
【主人公(リスナー)】
23歳、大学を卒業したての新社会人。
幼い頃に両親が蒸発してしまい縁があって遠縁の谷口の姉に引き取られた。
10歳の頃養母であった谷口の姉が亡くなり、それからは谷口が父親代わり。
思春期を過ぎた頃から、ずっと谷口のことが好きだった。
けれど谷口からは「娘だから、恋愛感情なんて抱けないよ」と言われてきた。
独り立ちして大人の女になれば振り向いてもらえる。
その一心で、谷口にアプローチをかける。
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<トラック一覧 約91分>(SEなし差分あり)
■01_久しぶりの帰宅(01:59)
大学を卒業してから親代わりの谷口の下を離れ、一人暮らし中の貴方。
その日は久しぶりに、彼の家へ帰ってきていた。
──ずっと抱き続けてきた想いを告げる覚悟を持って。
「君の部屋、ちゃんと掃除してあるから。荷物置いて着替えて、楽にしておいで」
■02_大人を、舐めない方がいい【ディープキス】(07:02)
食事と入浴を終え、貴方は意を決して谷口に告白する。
もちろん、今回も軽くあしらわれるのは予想していた。
そこで谷口の部屋に忍びんで彼の性癖を調べ、用意しておいた首輪を見せる。
すると彼の態度は一変し、憤った表情で貴方の口を塞ぎ──。
「僕にとって君は娘のようなものだ。だから、そういう事を言って困らせないでくれ」
■03_初めてだからって、優しくなんてしない【耳舐め、イラマ、ゴム有セックス】(33:19)
覚悟を決めて谷口の寝室へ向かうと、待っていた彼は父の顔をしていなかった。
自分の軽率な行動に怒っているようだが、それでも貴方の想いは変わらない。
親としてではなく、異性として谷口を愛している。
そして彼が自ら『どうしようもない』とさえ言う性癖に身を委ねるべく、目を閉じ──。
「そうそう、これを忘れていた。ほら、君が持ってきた首輪だよ」
「首輪なんか買ってくるくらいだ。未経験だって、ご奉仕の意味くらい知ってるだろう」
■04_ずっと我慢していたのに【愛撫、ゴム有セックス、連続絶頂】(23:44)
次の日の明け方、目を覚ました貴方に谷口はポツリと胸の内を零した。
本当は貴方に女性としての魅力を感じていたこと、それを押し殺していたこと。
そのことが嬉しく、昨晩と同じく激しく抱いてほしいと言い──。
「君に初めて女を感じたのは、もうずいぶん前だった」
「あの本を見て? ──まさか僕は、君の性癖をねじ曲げてしまったのかい?」
■05_君は何だかわかるかい?【キス、生セックス、連続絶頂、2回戦】(13:58)
父子から男女の関係になってから、数週間が経った。
谷口が自分を1人の女性として受け入れてくれた事実を噛み締め、日々を過ごしている。
そんなある日、後輩の男子が貴方の部屋を訪ねてきたあとに、偶然にも谷口がやってくる。
彼は自分以外の男の痕跡に気付くと、嫉妬を滲ませ貴方をラグの上に押し倒し──。
「さあ、始めようか。前戯なんて必要ない、お仕置きだからね」
「君みたいにお仕置きされて感じちゃう娘は、その辺の男じゃもう満たされないだろうね」
■06_Marry me(02:19)
情事のあと、年甲斐もなく嫉妬に燃えてしまったと谷口が謝罪する。
体だけでも繋ぎ止めて置きたかったという彼の言葉に、思わず貴方から結婚切り出した。
谷口は一瞬驚いたような顔をしたものの、その申し出を受け入れて──。
「僕の残りの人生をかけて、幸せにするって約束するよ」
■07_普通のデート(03:25)
苦悩の日々の後だからこそ、目一杯の日常を。
◇おまけ
・フリートーク_六堂始様(04:24)
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<制作情報>
CV:六堂始様
シナリオ:砂月美乃様
イラスト:逆月酒乱様
ロゴ:T奈様
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・ダミーヘッドマイク(KU100)でスタジオ収録した音声となります。
ぜひ、ヘッドフォンで聴いてください。
・淫語表現あります、ご注意ください。
・音声やイラストの複製・二次配布・無断アップロード・配信サイトでの配信等は固く禁じます。