おすすめレビュー
漫画未読、キャストさん目当てで聞いたのですが、こういうハードなジャンルは初めてでした。九財さんのBL受けってこまでハードなものは初めてですよね。多分。漫画の方の他の方のレビューを見ていたら「BLにはありがちな世界観」(※作品をありがちと言っているわけではなく)とあって、なるほどー!となりました。そうなんだ。
○犯罪を起こしているあたりそもダメだろ!この男!と思っていたのですが、そこは気にしちゃいけないんですね。BLファンタジー、完全に理解しました。
トラック1(壁尻編)ではオタクくんたちにあれやこれやされるのですが、この段階では「馬鹿、やめろ」なんですよね。
でもちょっと、あれ、なんだこの感覚…次第に気持ちよくなって…という徐々に堕ちていく姿がとてもメロかったです。
普段は強気で生意気な不良なだけに。しかも日頃バカにしているオタクくんたちによって…っていうのが最高です。
以降、完全に快楽を覚えてしまう八代くん。常磐という男に出会います。
「あれ、ネトルさんてこんな声でしたっけ?」というただのモブ(八代目線で)の声から、どん狂気に飲まれて私の知っているネトルさんの声になっていく…「常盤」という八代にクソデカ傷跡を残すことになるひとりの男になっていく過程が素晴らしかったです。
決してハッピーエンドでは終わらない、八代くんはこれからどうなってしまうのか。一生中途半端な快楽漬けにされる未来しかないのか、というエンディングも自分の中の八代くんに対するSっけを呼び起こされて良かったです。
頑張れ、八代くん。 女性に暴行した罪で便器になる罰を与えられる和眞くん。
オタクな同級生、以前トラブルがあった教師、そして和眞くんに恨みを持つ常盤くん。
様々なシチュエーションで好き勝手にされてしまいます。
一方的にそれは責め抜かれる様は凄いです!
突き抜けたえっちさで、素行の悪い暴力的な青年が(口の悪さはそのまで)メスになっていく様を見る事が出来ます。
ですが。この作品の面白いところはもう一つあると思います。
それは人間の悪性が垣間見えるところです。
罪に対する罰とは?あれは罰なのか?他の、和眞くんに手を出している者たちに罪はないのか?
そういった罪と罰に思いをはせる事が出来る、深みのある作品です。
えっちにも楽しめるし深く思い悩みもできるお得さがある作品です! 何回かリピートしました。
思ったよりスピード感がありました。
甘い系も好きですが、
ひたすら叫んで悶えるようなボイスもけっこう好みです。
あまりないタイプの作品だと思います。
なので、怒ったり苦しみながら感じたり、時には泣いたりと
最初から最後まで喘ぎ続ける九財さんの演技が楽しめました。
それ気持ち良いの?って思ったりしましたが、とにかくすごかったです。
ストーリー的には正直それほど好みではないのもあったのか、
最後は、え…wって感じでした。
主人公がワケありなので、こんなもんかなって思っています。
ネトルさんが好きで、BL出演作品を集めていますが、
キャラの設定上、今まで一番声が怖かったです。
毎回本当に驚きます。