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神待ちイブくん [こぐまクッキー] | DLsite がるまに

    おすすめレビュー

    きっと誰より誠実で、誰より真面目な貴方へ
    先に言います、これはドラマです。映画です。
    シチュボとか音声作品とか。そんな風にカテゴライズ出来ない全てを超越した大作でした。サークル様の着眼点とシナリオの構成力、織り交ぜられたワードのリアリティや六条さんの自然体且つ機微に富んだ表現力。全部が組み合わさってとんでもないことになってます。こんなに素晴らしいものに触れられるなんて。生きること、死ぬこと。人生って。本作でも触れられることですが、私はこの作品に出逢えて良かったです。生きていて、よかった。
    R18パートは説明にある通りですが、物足りなさは全くありません。寧ろこがあってこそ更に終盤のやり取りが響くと思います。甘くて全部がひらがなで再生されるぐらい溶けそうでふにゃな六条さんの声が好きな人はみんな買ってください。あと罵声や大声に嫌悪感ない方!ギャップでスタンディングオベーションをキメる覚悟がある方!
    バッドトリップ時の演技が凄すぎて思わず笑いが止まらなくなったんですが人って心から恐怖した時ほんとうにただ笑っちゃうんだな、と後から怖くなりました。それぐらい没入感がある濃密な内容になってます…すごい
    方言も凄くて。段々標準語に混ざっていくところが彼の輪郭がどん変容していくみたいで聴いて胸が締め付けられました。彼の生き様そのものだと思ったんですよね。
    イブくんって全部自覚してるんですよ。自己中って自分で言ってるけど。自分の弱さを知っていて、そんな自分が大嫌い。だからそんな自分に向けられた愛情をすんなりと受け入れることが出来ない。
    やっぱり姫ちゃんはイブくんにとっての神様だったんだね。姫ちゃんにとってのイブくんもそう。
    色々と考察したい方、シチュボにシナリオを求めている方には是非ともオスメしたい作品です。2025年の個人的ア○デミー賞は間違いなく『神待ちイブくん』だー! この世の無常や怒り、悲しみ、憎しみを全てイブ君が代弁してくれた。辛かっただろうな、痛かっただろうな、生きていたいって実は一番苦しい。ありがとう、イブ君、姫ちゃん、逢魔が時が来たらさ、2人を思い出すことにするよ。
    大人になってしまった私には全力でぶつかり合った2人が眩しかった。R18である理由は暴力、ドラッグ、セックスで気軽に聴くのを躊躇うかも知れない。でもラストは必ず感動するはずだ、誰しも独りぼっちの辛さを知っているから。
    イブ君がいる世界は現代だけれど、歴史的な尺度で見れば、実は日常の先にこの物語があった時代の方が長い。
    今というフィルターを外した途端、芸術、文学、音楽、舞台、映画で幾度となく触れた世界だと気付かされる。
    そうか、あの作品達に当時触れた人達が熱狂し、陶酔した気持ちが初めて、分かった気がする。脚本が文学作品だし、そこにいる姫ちゃんも纏めて愛してあげて欲しい。
    演技力に全幅な信頼を寄せている六条銀さんが出演してなければ手に取らない作品だったと思う。あの大人になり切れない…そして経年のイブ君をこの世に存在させた胆力に圧倒されっぱなしでした。六条さん、本当に貴方は素晴らしい声優さんです、出会えて良かったです。イブ君の発する言葉が泣けるし刺さる、もうさ、愛おしさで壊れそうになる。神様になれないって分かっても神様になりたくなるじゃん。
    最後に「さよならだけが人生ならば、また来る春は何だろう、めぐり会う日は何だろう、やさしい夕焼と、ふたりの愛は何だろう、さよならだけが人生ならば 人生なんかいりません」本編には無い詩の一部を知ると、この作品のハッピーエンドがより胸に残るのではないでしょうか。ラストの電車に乗らず通り過ぎる音が姫ちゃんの答えだった描写があまりに美しかった。
    超大作を制作して下さったこぐまクッキー様、そして六条銀様、一生忘れられない作品をありがとうございました。 本作は音声表現を用いた文学のような作品でした。
    初めは生きる事に苦しみ刹那的な幸福に依存する若者たちの終わりの始まりの物語かと思いました。
    物語の途中からイブくんアダルトチルドレンかなと予測しました。
    シンデレラ症候群(いつか白馬に乗った王子様が迎えにきてくれて自分の人生を変えてくれる)という概念がありますが、イブくんはこれに近い状態で自分を救ってくれる神様を待っていた。そして姫ちゃん(のちに神様に認定)と出会った。
    序盤は幸せそうなでしたが、徐々に辛い現実から逃れるためにその場凌ぎの行為を繰り返している2人の姿に心が痛みました。
    またイブくんの話し方の余白が絶妙でした。この余白によりそも台本が小説のようなので、本編は音声なのにドラマか映画でも見ているような感覚に陥りました。
    他にも六条さんによる表現の精密さが凄くて、イブくんの方言や感情の喜怒哀楽、姫ちゃんと会話しているはずなのにどこか虚無感が漂い、イブくんが自分自身に言い聞かせているようなシーンも多々あり圧巻の演技でした。
    また本作の鍵は姫ちゃんの好きな詩集と「さよならだけが人生ならば、また来る春は何だろう」のフレーズ。イブくんが最後は後者の部分を「でも春は必ずやってくる」と言いました。
    2人は共依存を断ち切って受け入れ、1人になってからお互いが選んだ道を自分で正解にして、自分で自分を救えるようになったんだと思います。
    なのでさよならだけが人生じゃないから、何度も季節を越えたからまた春が巡ってきて、最後は2人で再生する始まりの物語になったんだと解釈しました。
    もう神様はいなくても大丈夫だと願いたいです。イブくん、姫ちゃん今度こそ王子様とお姫様になってね。
    約4時間近い大作を制作してくださったサークル様や関係者様、イブくんに命を吹き込み素晴らしく演じてくださった六条さん、素敵な作品をどうもありがとうございました。 イブくん本当に舐めてかってました そんなもんじゃなかった
    今まで聞いてきたもの中で群を抜いてキツい やばい 辛い
    六条さんのキメセク!?大声!?とか思って軽々しく購入させて頂きましたがこれは本当にやばい
    80字とか無理です 話の流れも良すぎる
    まず人生すぎる 奥が深すぎる
    シチュボって基本キャラクターとヒロインとの割と少しの時間を切り取ってるものが多いと思うんですけど、この作品はそうではなく時間軸がかなり広めに作られていて年単位でどーんと進んでいくから聞いてうおーとなります
    あと自殺嫌い、きんもー☆とか星まで付けて言ってたのになんだかんだ心中選んでるところ、あ…となります(語彙が)
    キャラクターと状況の変化が大きめで聴きごたえがすごくある 消化に時間かります あとシンプルに4時間なので聴きごたえ やばい 収録はそれはすごく長かったでしょう
    特に人間の生々しい部分というかそういう所に焦点を当てた作品だなという印象
    人って子供の頃に手に入らなかったものには大人になっても執着するってよく言われてるじゃないですか この作品ってそれだと思って
    イブくん大変な環境の子だったから自分を受け入れてくれる存在っていうのが全然なくて
    だから受け入れてくれる存在、つまり神様を見つけてしまったが故に欲しがって依存して独占したがって…って ちょっと行き過ぎてるとこありますが 人っぽい
    というか全然大人になりきれてないですけどね
    でもそれも結局大崩壊 結局理想の押しつけに過ぎないので
    相手に自分以外が存在する、相手と自分は異なる存在とか現実突きつけられちゃうわけで
    自分の思い描くまさに理想の神様が現れたって信じ込んでたから 裏切りと同じですよねこれは 神様じゃなくなっちゃったから
    80字足りない 首絞め後の咳台本に書いてなくて戦慄してます
    自分まだ未熟なのでこの作品のかなり上澄みの部分しか理解出来てないですがそれでもめちゃくちゃ良いです はじめてレビュー投稿する者です!発売前からとても気になっていた作品だったので、日付が変わるまでスマホ片手に全裸待機していました!寒かったです!この作品の魅力と致しましては、なんといっても約4時間にもおよぶ大ボリュームさだと思います。途中トラック6の中盤あたりで睡魔に負けて1回寝たんですけど続きが気になりすぎて再度聞き始めて気づいたら朝になってました。おはようございます。作品を最後まで聞き終わって見て感じたことは、自己愛、家族愛、偏愛、純愛、他愛。そんな色んな愛に着目したストーリーだなと思いました。私自身とんだ捻くれ者なので「どうせダウナー系イケメンとわけあり少女のえちアチラブストーリーなんだろ~!監禁新婚生活でハッピーエンドだ!」と思っていたんですけど、数時間前の自分に伝えてあげたいです。タグの純愛の意味を知った時泣くぞと。プレイ自体は全部キメセク。嘔吐シーン、薬物の症状で呂律が回っていなかったり癇癪を起こし殴ったり大声を出したりするシーン、首絞めシーンもあるのでかなりハードよりです。あとキメセク中のイブくんの喘ぎ声がオホ声っぽいので苦手な方は注意かも。ネタバレになっちゃうんですけど、序盤でファミレスで注文するシーンと炭酸ジュースのシーン。最終トラックでは久々に会った2人がオシャレなカフェでコーヒーを頼んでいて、ふ、伏線回収~!(大号泣)となりました。絶対豆から拘ってる物静かで雰囲気ある喫茶店やん…炭酸好き~言うとった可愛いイブくんはいずこ?あとコーヒー運ばれてきた時にイブくんが「あ、ありがとうございます」って店員さんに伝えるところ、彼の成長が垣間見えて凄くグッときました。寝る時間が惜しくなるほど世界観に没入してしまうくらいには凄く作り込まれた作品になってると思います。寝る前にこの作品を聞くことが出来てとても幸せでした。今日が休みで良かったですおやすみなさい。 心の揺らぎも自己嫌悪もイブくんの言葉を理解することもあれば、その言葉に耳が痛い思いをすることもあり、色んな意味で強く印象に残る作品でした。
    過去、現在、未来のどこかしらに不安を感じ、それを憂いたことのある人や夜ベッドで横になっている時にふと涙が出てくる人、仄暗い気持ちを少しでも抱えたことのある人たちには特にイブくんの言葉は突き刺さるものがあると思います。
    気持ちがすごく沈むというわけではないですが、昔を思い出した時のノスタルジックな気持ちと思い出したくない記憶も一緒に掘り起こされてしまう不快感が綯い交ぜになった、あのなんともいえない心の気持ち悪さが物語の最後を思うとふたりと一体になれたようで心地よいです。
    本当にメンタルが不調な時は避けて聴いた方が良いかなとは思いますが、互いに傷つけ合いながらその傷を舐め合う元気があるのなら、どうしようもなく孤独を感じた時にもイブくんは隣にいてくれます。きっと。

    あらすじ

    ・情緒不安定メンヘラくんが好き
    ・そんなメンヘラくんと共依存関係になりたい
    ・泣く男が好き
    ・怒鳴ったりする男が好き
    ・方言男子が好き
    ・なのにたくさん甘やかされたり甘えられたりしたい
    ・モラハラっぽいことされて不機嫌ぶつけられたい
    ・暴言、暴力が好き
    ・出来ればこちらからもやり返したい
    ・破滅願望あり
    ・キメセク願望……あり
    ・人生の最後までイブくんと一緒にいたい願望、あり

    ※注意事項※

    トラック4以降、怒鳴り・詰問・罵声・発狂・ガチ泣きなどがあります。苦手な方は台本と共に視聴することをおすすめします。
    イブくんは、とても弱い子です。
    弱いからこそ暴力や薬物に手を出してしまいます。泣きながらあなたを求めて縋って、怖くなって拒絶するような脆い子です。
    イブくんを愛する覚悟が出来ている人推奨の作品になります。
    お話として「純愛」「ハッピーエンド」となっております。

    ※ 作中で薬物乱用などが出てきますが、全てフィクションです。絶対に真似をしないで下さい。


    「キミはやっぱり、おれの神様だったよ。神様で、お姫様で、おれの一番好きだった女の子。……王子様にはなれなくてごめんね」

    サンプル

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