おすすめレビュー
正直、こまで“音だけで脳を犯してくる”とは思わなかった。階段という閉鎖空間、反響する喘ぎ声、ビチャ音、肛門の収縮音すらも生々しすぎて、耳から脳に直接ズブ入ってくる感じ。セリフがない分、「ほんとに起きてることを聞かされてる」 物語や設定は薄い。リスナーの想像力が試される作品かな。買ってよかったかなぁと思ってます。あらすじ
男の身体は階段に押し付けられ、下腹部から肛門まで汗と唾液でじっとり濡れていた。
コンクリートの壁には、肉のぶつかる湿った音と、掠れた呼気が反響する。湿った音は粘着質に鳴り続けていた。アナルから立て続けに押し込まれる音と、奥で反発する音。それは明らかに、自分のケツが鳴っている音だった。
肛門の内壁が、何度も押し広げられ、粘膜の内側まで擦られている。ズチュッという音が、腰の奥から響いていた。直腸が動いているのが、はっきりとわかる。ひと突きされるごとに、肛門が勝手に収縮し、反応していた。
喉は、ほとんど空気を通していなかった。気管の手前にぬめった肉が押し込まれ、唾液と共に咽頭がびくびくと動く。顎関節は外れかけ、口腔の奥が暴かれていた。舌の奥を押し潰しながら突かれる感覚に、脳が麻痺していた。
抵抗しているつもりの筋肉が、突かれるたびに力を抜いていく。
股間はすでに射精していたが、肛門と喉はまだ貫通されたまま、音を鳴らしていた。
片方の手は壁に滑り、もう片方は床を掴もうとして、コンクリートのざらつきで爪が剥けた。
感覚が、肉体から浮いていた。視界はもう、ほとんど閉じていたが、耳だけは開いていた。
「ズチュ、ズチュ、ビチャ、ズチュ」
その音だけが、自分の体の一部として、まだ生きていた。
ケツの奥に熱いものが放たれた時、喉の奥もまた、脈を打つように震えていた。
※この物語の“顔”になっているビジュアルは、AIがそっと描いてくれて、それを友人のものピー(イラストレーター)で仕上げました
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