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レビュー
同サークルさんの雪女作品が面白かったので、購入しました。
まず前作とは大きくプレイ傾向が変わっており、
リョナタグがついているだけあって、かなりエグいプレイに見えます。
催眠作品なのであまり書くのは良くないと思いますが、
強い刺激とかを越えて、体が大怪我に近い狂気の内容なので、
苦手な方は注意です。
自分は苦手な傾向で途中でふわした感じがえぐさで消えたので、
前半はふわした催眠に近い感じ、Hパート2以降はどちらかというと
生々しい都市伝説ドラマ作品のような感覚で聞いていました。
語り口や、ヒロインの狂気に満ちた演技は、
古くからある猟奇を逸した地方の風習を舞台にしたような展開で、
昔の殺人事件ドラマとかでいわくつきの街に行ったシーンを
エグく描くとこんな感じなんだろうなぁというのが味わえて、
購入前のイメージとは違った感じで楽しめました。
狂気の演技とかも凄まじいので、
かなりハードな作品だと思いますが、
いくつかホラー作品を同人で漁ったことがある自分としては、
数少ない生々しいグロさ、狂気の雰囲気を楽しめる
貴重な雰囲気&プレイ傾向の音声作品だと思います。
取り扱いは注意な気もしますが、
それゆえにハマる人ハマらな人が分かれそうな
独創的な作品でした!
田舎の祭事のホラーってまず不気味ですよね。日本のホラーって感じしますよ。
今作はシナリオだけでなく、声優のレベルも高いです。御子柴泉様の狂気的な笑い声や、恋鈴桃歌様の掠れ気味な喘ぎ声ともとれる悲惨な声。ぶっちゃけ人間が意図的に出してい声じゃあないので色んな意味で怖いですね笑
それに編集も凝ってますね。命までは取られないとはいえ、骨が潰されるSE、それに快感を得ている叫喚、更に怨嗟の渦。目の前で、そして自分自身に何が起こっていてるのか。想像はできても味わいたくはないと思うタイミングであの狂気的な笑い声が耳をつんざくんですよ。これには「うわっ」とさせられましたね。
また、「願い事を祈れば叶えてくれますよ」と言われたとき、「祈る」という単語に対して「呪う」と重ねるように囁かれるのには少しゾッとしました。
確実に一作目の雪女よりレベルアップして凄かったのですが、最後に一つだけ。身の毛もよだつ作品を真冬に出すんじゃあねぇよ!
姦蛇螺というものを自分は名前を聞いたことがある程度でしたが、この作品を聞いて、ちゃんと調べるのはやめようと誓いました。
ホラー要素、ストーリー的な深みは十分でした。これだけでもボイスドラマとして☆5評価が出せます。ただ、本レビューではエロ的な要素を加味し、☆4としました。何もエロくないというわけではありません。エロいパートは十分にエロかったです。でも、うかしているとホラーパートに突入し抜くどころではなくなります。一方ストーリーをしっかり追うとエロを感じる余裕がなくなります。催眠慣れしていないと完全に楽しむのは難しそうです。
エロがあるからこそホラーが映え、ホラーがあるからこそエロが淫靡になるため、どちらかがいらないというわけではありませんがこのバランスは非常に難しいなと思いました。
一つの怪談として聴けば実に練られた音声作品だと思います。ネタバレ無しレビューの体で書くためあまり詳しくは述べませんが、人間の抱く情念をシナリオ設定や展開に上手く組み込んでいると感心します。声優の方も演技が素晴らしく、穏やかな声かけから気色の悪い笑い声まで真に迫るものがあります。
一方でR18の催眠音声として聴いた場合なのですが、どうも私には詰め込みすぎに感ぜられます。前作の雪女のようにもう少し簡素な内容でも良かったのではないでしょうか。多くを盛り込みすぎた結果、些か神妙な雰囲気(もちろん怖ろしさもあるとして)が出ているように思います。私は聴いている途中からその点が気になってしまい、腕組みしてあぐらをかきながら物思いに耽ってしまったので催眠どころではありませんでした。
このようなレビューをしましたが、恐怖は勿論のこと、暗い情念や血腥い雰囲気を纏う者や集団に興奮を覚え、人間の尊厳失墜を享楽の用に供することができる…こういった方々は文字通り没頭できるのではないでしょうか。買って損はないと思いますよ。
洒落怖の姦蛇螺をベースにしたエロホラー。
シナリオ・ボイス・演出ともに素晴らしい出来でめちゃくちゃ涙出ました。感情を揺さぶられます。
ホラー描写は人を選ぶかも知れませんが、元ネタの姦蛇螺はそこまで恐怖度は高くないので
かつて洒落怖を漁り、現在某ダラさんで抜いてるケダモノなら余裕で興奮できると思います。
自分は催眠音声慣れもしていたおかげか、かなりノリで没入することが出来ました。
作品中でケダモノを演じる場面があるため、事前に動物の交尾動画とかで勉強しておくと更に没入できるかも知れません。
ラストの暗示は行動してもしなくても成立するので2度美味しい。次はもっと下に堕ちてみたいと思います。
メヌチ ホトゥナ ジャラカン
演じている声優さんも気合を入れた狂気笑いや叫び声が自慢のエログロホラー。
しかし、一般的な催眠音声は「心配事を取り除き、ゆったりとした心理状態にして、そこから各種方面の性癖へ引っ張りインモラルだったり甘々だったりする雰囲気へ持っていく」というもので、心理的な「拒否」を伴う「恐怖」を題材にするのはとても難しいのです!
しかし、ラポール形成をうまく誘導され、インモラルなソフトエッチを挟むことで心理的ハードルを低くし、恐怖演出も催眠誘導の手法の一つである驚愕法に落とし込むことで、その難しいテーマを見事に作品に仕立て上げてあります。
私は仕事柄グロ描写ゴア表現に滅法強い耐性(規約上具体例はこで上げられないが、グロいあれこれの途中で嘔吐や失神者がいる中で、事後に平気に焼肉に行けるレベル)があるため、ゴア表現パートに嫌悪感や恐怖は感じなかったもの、一般的に見たらかなり踏み込んだ表現をされていました。普通の感覚であればかなりゾッとするレベルのはずです。
そのような表現の中でも催眠状態は解けず、四肢の感覚は失われ動かすことができない程度の深度で催眠を楽しむことができていました。
非常に難しいテーマをよくこまで練り上げたと思います。
私が購入した際は30円の割引セールでしたが、これはとてもお買い得な値段です。
エログロホラーを楽しみたい方が居たら、この作品を手にとって見てはいかがでしょうか。