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脳姦コスモフィリア【変性意識オナニー】 [シロイルカ] | DLsite 同人 – R18

    脳姦コスモフィリア【変性意識オナニー】 [シロイルカ] | DLsite 同人 – R18

    あらすじ

    【1】Eclipse(脳内の侵食)10:16

    遠くに微かに見える小さな太陽の光点を背に、宇宙空間に放り出されたあなた。
    肉体の五感もほぼ全て失われた状態で、やがてあなた脳内に起こる、不可思議な感覚。
    目を閉じ、身を任せ、心を解放することで、それらの音は「光」「匂い」といった共感覚とミックスされていきます。
    それは、遠い日のノスタルジックな記憶の断片が呼び覚ます、新たな快楽の幕開けでした。


    【2】Overdosed Memory(記憶の逆流) 14:28

    やがて、繰り広げられる音の世界の中で、心臓の鼓動と呼吸はそのペースを徐々に上げていきます。
    脳内に映し出される映像はよりクリアになっていきます。
    それらの感覚は、「死」へ向かう走馬灯などでは決してなく……
    あなたがかつて「誰か」へと共有した最後の記憶でした。
    その記憶はまるで、生まれる前へと逆流するかのように、眼前の虚空に吸い込まれていきます。
    そして訪れる、どうしようもないほどの虚無感の果てに待つものは……


    【3】Fantom Orgasmus(幻覚の絶頂)51:14

    幻覚と現実の境界線とは、本来非常に曖昧なものです。
    世界とは、あなたの脳が五感を通して処理した情報が、音や光という「形」となって表れたものにしかすぎません。
    では、普段過ごす「現実」を書き換えてしまうほどの情報が、脳内に送られてきたら?
    見たい夢だけを、望むだけずっと体験できる世界がそこには待っているはずです。
    そのトリップの中で得られる快楽こそだけが、真の「現実」ともいえるのではないでしょうか。


    【4】Astral high(魂の高次元化) 45:45

    脳は痙攣し、全身は純粋な悦びに打ち震え、「自我」という名の狭い殻を抜け出し、この世界――宇宙と一体化新たな高次元のステージへと、究極の快楽を伴って引き上げられる。
    そこで起こるのはもはや、「射精感」などといったレベルではなく、魂そのものが行き着く、至高のユーフォリア(多幸感)ともよべる、未知の感覚でしょう。
    その先は、あなた自身がその魂で、体験してください


    【合計1時間35分】

    サンプル

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    レビュー

    レビューを書く前にまず言っておきたいことは、この作品は所謂音声作品ではありません。
    一部で「うた」のようなものが聴こえますが普通によくある「うた」ではありません。
    最初のトラックでは「い~」「う~」などといった意味の無い言葉の音程を変化させていて、それがうたのように聴こえます。
    トラック2では意味のある言葉に音程をつけてうたになっている部分はあります。でもそれはメロディがあり歌詞があるというたとは少し違います。こでは台詞に音程をつけてうたのように聴かせています。
    トラック3。このサークルさんの他の作品で台詞をラップのようにして聴かせる作品がありますが、それのうたバージョンのような感じとも言えるし、全く違うともいえます。なぜならうたというにはあまりにもメロディの輪郭が曖昧で、言葉はあるけどミュージカルとも違う。それに今作にはストーリーと言えるようなストーリーはないからです。ポエトリーディングを聞いている感覚に近いですが声にはエフェクトがかけられていたり電子音が被されていたりして言葉がハッキリとは聞き取れない部分が多いので、それをずっと聴いているとなんだか現実感がなくなってきます。
    トラック4。声は聞き取りやすいです。何かをしているシーンが断片的に現れてはノイズと共にシーンが変化して別のシーンになり、それを何度も繰り返しているうちにある程度話が見えてきます。
    主人公が過去に経験したのかもしれない、とある女の子との恋。恋人になる前から始まって、付き合い始め、そしてどうやらそれから結婚したようで、彼女のお腹には赤ちゃんが。彼女の突然の耳舐め。離れになった彼女からのボイスメッセージ。そして初めてのセックス。時間軸は一方向ではなく行ったり来たりしています。
    物語の始まりがあってそして完結する作品ではない、出口のない作品ですが、何回も聴いていると理解出来る部分が出てくる作品だと思います。 作品内容を形而下に落とし込むと、宇宙空間漂流中のもう助からない状況で、
    末期の強烈な幻覚を再現した作品ということです
    脳科学的には、雪女に遭う体験が近いシチュエーションかもしれません
    極限状態(もしかしたら酸欠も起こってるかも)で最大限に稼働した脳が、
    主人公が最も惹かれる相手と過ごす、最も幸せな時間を追体験させてきます
    そして、主人公の運命はもう決まっているので、【4】では快感と共に取り返しのつかなさを感じます
    【4】は若干音割れしているもの、主人公が限界近いと考えると、表現の範疇として納得できてしまいます
    視聴時にとあるMVを思い出し、エンディング代わりにY〇utubeの動画を流しながら、レビューを書いてみました 言葉の反響で脳がバグる新感覚…(このサークルのレビューいつも新感覚って書いてる気がする)
    ジャンル薬物は的を射ている、自慰行為の実用性は個人差が分かれそう。
    テンポや反響で言葉として認識できない部分はコズミックホラーみを…言葉として認識できた部分はさよおしのような精神の内面的恐怖を感じた…SAN値を削られて不安定になったのだろうか…今果たして正気でレビューを書けているのだろうか…