妖艶な踊り娘であるヒロインが時の権力者である主人公を籠絡する話 〜それは華のように、そして毒のように〜 [スタジオぽんぽこ] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
中世ヨーロッパにおいて、女芸人は迫害の対象であった。
元々宗教的な観点から女性蔑視が激しかった聖職者達は、
「女芸人はその肉体を用いて男を魅了し、『男を精神的に堕落させる存在』である」
としたことで、女芸人達は”娼婦同然”というレッテルが貼られていたためである。
また、欲情の吐け口のない当時のヨーロッパ社会において、旅する女性や女芸人はしばしば支配と情欲の対象にされた。
そして、当時の彼女達の生存戦略として、旅する女性・女芸人の多くは、売春婦であった。
中でもそういった迫害・暴行から逃れるべく、宮廷の中枢に位置するような時の権力者を籠絡し、その寵愛を受けることで迫害から逃れる女芸人もいた。
薄氷を踏むような生活を送る彼女達にとって、それは生命の保証にも等しいことであった。
本作品は、妖艶な女芸人(踊り娘)であるヒロインが、時の権力者である主人公を籠絡する内容になります。
サンプル
レビュー
自分は色仕掛けものが好きなのですが、近所のお姉さんやサキュバスといったありふれた設定のものを聴き飽きてしまっていたところであり、「たまには変わったシチュエーションの作品が聴きたいなぁ。異国情緒的なセクシーなお姉さんに誘惑されたりとか…」と求める気持ちをひそかに抱いていました。そんな中、自分がイメージしていたとおりの妖艶な衣装のお姉さんのイラストと「踊り娘」の文字を目にし、「ほ~珍しい、ちょうどこういうの聴いてみたかったんだよ」と思い購入に至りました。
海原エレナさんのお声は和服美人系のキャラで聴いたことがあったのですが、彼女の声色や演技がいかにも男を知り尽くしている踊り娘さんの雰囲気とマッチしていたので、世界観に没入することができて非常に良かったです。
聴き手の興奮ポイントをしっかり押さえているシナリオとなっており、例えば、体つきをアピールしてきてゴクッと生唾を飲むようなシーンで「お好きに触ってもいのですよ?」と言ってくれたり、我慢できない…触るだけじゃなくて目の前の女と交わりたい…と思ったタイミングで体を許してくれたり、男の心情を察してくれてそのとき一番求めている台詞を言ってくれるのがたまりませんでした。
パッケージとサンプルに惹かれた方が抱く期待にきちんと応えてくれる良い作品でした。