プロローグ~勧誘
サンプル
レビュー
大学にありがちな怪しいサークルと妖しい勧誘ですね。
もっとも、あまりにも典型的すぎて「うわっ、香ばしい」臭気が鼻につき流石に警戒するだろって直感が働く反面、作中の主人公はまんまと引き込まれている迂闊さが否めず、没入感の乖離が無かったと言えば嘘になります。
ただ、その溝は挿絵と声優様の演技が埋めていました。
むさい男子生徒に勧誘されたなら甘言は与太話にしか聞こえず無視して終了だったかもしれません。
ところが、この美女が逆ナンパめいた接近をして来たのだから、知らない言語でまくし立てようと、魔術の詠唱をしていようと聞き入ってしまうに違いありません。
ビジュアルだけではなく、キャピしたギャルとは対極の穏やかな物腰が色っぽく、それでいて熟女とも一線を画す可愛げも残す演技が絶妙でした。
そんな知的で清純に思える女性が時折見せる狂気がギャップ萌えでもありM向けでもありました。
はた目にはエロ目的に聞こえる教義を大真面目に信じ込み、自らの陰部をパックリ開いて見せてくれる狂信者の姿が想像できる良いシナリオでした。
しかも、初めての結合で快感に目覚め、騎乗で激しく搾り取る強引さが狂気的で、男を犯す愉悦に目覚めた女の喘ぎが素晴らしくエッチでした。
あと、個人的にドキッとした瞬間があってTrack03の終盤です。
サンプルを聴いての通り、彼女は律義すぎるほどに敬語を徹底しています。
しかし、素股を終えてシャワーで体を洗い流してくれている時に、ただ一言だけ「どうですか?気持ちい?」と優しいお姉さんが語り掛けるように敬語が解けた声色には不意を突かれました。
また、随所で高身長コンプレックスを際立ているのも好印象でした。
上に乗る体位では必ずと言っていほど長身からくる体重の重さを気にする発言が乙女らしくて可愛いですし、立って向かい合うと丁度おっぱいが眼前に来る身長差がおねショタ的でした。