白い死神の森の歌 -if- [Re:sound] | DLsite 同人 – R18

白い死神の森の歌 -if- [Re:sound] | DLsite 同人 – R18

あらすじ

*

止まない雨　深い森
見えない景色
深い闇
薄れる意識

森の奥から
歌が、聴こえた。

「え……?　え、え?　この曲、知っているのですか……?」

ーーーこれは「もしも」の物語。
もしかしたら、存在したかもしれない物語。


■物語紹介—————————–

◇エレナ……CV　みもりあいの

雨が降る森の中で一人で暮らす「白い死神」と呼ばれている少女、エレナ。
「悩みや痛み、悲しみを抱えた人を引き寄せる森」に迷い込んでしまった「あなた」は、歌声に誘われるように、エレナと出会います。

「この森にいる理由、お、覚えていない、のですか」
「迷子なのかどうかすら分からないって、そんな……」
「歌につられて、ここに来たのですか……」

ずっと一人だったエレナは、会話がとても苦手。
たどたどしく喋り、ちょっとしたことで怯え、泣いてしまいます。
エレナも「あなた」と同じく、この森にいる理由を覚えていません。



ーーーここまでは、どこかで見たことがある、物語。


「……え?見れば分かるじゃないですか。私の髪、白いですよ?」
「もしかして、あなた……」
「目が、見えないの、ですか?」



■ポイント—————————–

白い死神の森の歌(https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ206875.html )
の外伝作品となります。

作品としては独立しているので今作のみでも楽しめます。
こちらから聴いてから本編を聴く、という順番でも楽しめるかと思います。

・雨音や暖炉の音を中心とした環境音が、みもりあいの様のほんわか癒しボイスをさらに引き立てています。
・「音楽」をテーマとした今作では、ヒロインが歌うシーンがあります。また、エンディング楽曲・フリートークも用意してあります。
・かなり切ないお話となっております。前作を知っている人ほど、切ない気持ちになると思います。



「自分に自信がない女の子」をテーマとしたサークル Re:sound 20作目

欠落が当たり前となっていた白い死神の、救済の物語。

「もしも、私には、終わりがなくて。ずっと、ずっと、生き続けるなら」

悲しまないように
辛くならないように
ひとりぼっちな人の最後を
見届けてあげたいな


■トラックリスト—————————–

1 雨の中の出会い -if-(07:35)
2 死神の館 -if-(12:44)
3 記憶の音(10:11)
4 「寂しくないよ」(30:47)
5 『輪廻を歌うペリドット』 (02:42)
6 エレナ(04:55)

計68分54秒

体験版でシーン1を全て試聴することが出来ます。


■クレジット—————————–

CV　みもりあいの様( http://chorion.sub.jp/ )

イラスト　シロ9じら様( https://www.pixiv.net/member.php?id=7198717 )

エンディング楽曲　『輪廻を歌うペリドット』
作編曲:wa.様( https://soundcloud.com/uwaaaa )

台本/編集　くろっく (http://www.pixiv.net/member.php?id=2573872 )


当作品の著作権はRe:soundが所有しております。
転売、再配布、二次使用、複製、譲渡等の行為は固くお断り致します。

サンプル

レビュー

このサークルさんの作品ほぼ全てに言える事ですが、今回の作品もなか切ない感じの作品となっています。
この作品はif作品ですがもちろん話は続いていないのでもとの作品を聞いていなくても楽しめます。
ヒロインの女の子と少し変わった境遇の主人公の独特の会話が楽しめる上、ヒロインの歌う歌もいポイントだと思います。 キャラが死神で、かつジャケ絵で大きな鎌を持っているので、悪のラスボスみたいな印象を受けるが全然そんなことはない。
サンプルボイス聞いてみればわかると思うけれども、Re:soundさんの創作テーマが「自分に自信がない女の子」なので、いつも通り弱々しい性格(キャラも声優さんも前作、「白い死神の森の歌」と同じだし)。
だが、弱々しさを感じながらも、主人公の置かれた状況に気付くあたりは、死神らしい感性だとおもった。
それと、終盤の曲、輪廻を歌うペリドットは作品に良くマッチした曲だが、ボーカルがあればなお良かった。 ネタバレ抜きで考えると非常に難しい。
とりあえずサンプルを聴いてもらいたい。
声質、性格が好みに合致すれば迷うことはない、購入すべき作品だ。
心がつかれたときに聴くと非常に高いリラックス効果が得られる。
『輪廻を歌うペリドット』、これを聴く頃には大作映画を見たあと、ED字幕を見ているような感慨を感じられますね、ストーリーを反芻してあぁ…と言葉にできない感情に戻れます。
ラストラック、エレナは映画館で見る字幕後のCパート?幕間とも言えるシーンです。おぉ…!ってなりましたね、シリーズ物とはありますが独立したストーリーなので単体でも楽しめると思います。