マッチ売りの少女 U149 [性育学園後援会] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
旦那様はご存知ですか?
「マッチ売り」とは「売春」の隠語だということを。
どうか、マッチと一緒に私の身体を買ってくださいませ……
○あらすじ
19世紀ヨーロッパ。
とある冬の寒い夜、密命を帯びて隣国を彷徨い歩く「あなた」は、貧民街でマッチを売る少女と出会います。
マントを羽織ったその美しい少女の値段は銅貨三枚……日本円にすれば130円ほど。
驚くべきことに130円を支払えば、マッチに灯した炎が消えるまでのあいだ彼女を好きに抱くことができるのです。
マッチの燃焼時間はおよそ30分。
さらに複数本同時点火でより濃厚な奉仕を享受可能……
さて、あなたならどうしますか?
不憫に思ってお金を恵んで立ち去りますか? それとも少女を抱くためにマッチを買いますか?
買うなら何本買いますか……?
この物語はマッチを「1万本」も買った愚かな男と、マッチ売りの少女を巡るちょっと不思議なお伽噺です。
サンプル
レビュー
ロリ娼婦というシチュが性癖にドンピシャだっため、即購入しました。商品説明にもある通り、脇役も交えてしっかりと聴き応えのあるボイスドラマに仕上がっています。
生々しい世界観で体を売るロリというシチュが味わえただけで個人的にはお釣りが来ますが、思った以上に面白いキャラクターとストーリーをしていて、そちらも楽しめました。
ヒロインであるマッチ売りちゃんですが、ただの幸薄ロリと思いきや、割と面白いキャラをしています。基本は気弱な少女なのですが、とある理由から言動に上品さや大人びた雰囲気が混じっていて、控えめな態度ながらもたまに言葉責めが飛び出したり、旦那様の言動に呆れたりドン引いたりと、結構ウィットに富んだ会話をしてくれます。儚さと内に秘めた凛々しさが両立していて、ずっと見ていたいな~と思わせてくれる魅力がありました。かわいです。
推しのワンシーンは終盤のめちゃ困惑してるマッチちゃんです。
真白真雪さんの透明感のあるお声も絶妙にキャラにマッチしていました。シーンに合わせた声色の使い分けも凄かったです。最終トラックは名演ですね。
エッチパートは攻めつ攻められつで密着感のあるプレイが多く、娼婦ならではの生々しい言い回しが良かったです。ただ、本番がなかったのだけ少し残念でした。
それから、これが一番予想外だったのですが、聞き手である「旦那様」がドのつく変態です。多分今作で一番やばい奴は彼だと思います。変態と言っても悪趣味なタイプではなく間違いなく善人ではありますが、ド変態です。ロリ娼婦作品に飛びつくような私ですらやべーなこいつ…とツッコミながら聴いていました。
そんな二人のお話は泣き所あり抜き所ありで、最後まで聴き終えた時にはちょっとした映画を一本見終えたような感慨深さがありました。
奇妙なハッピーエンドもあったものです。