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本を読む ~中谷宇吉郎作品朗読~ [野生に帰り隊] | DLsite 同人 – R18

    本を読む ~中谷宇吉郎作品朗読~ [野生に帰り隊] | DLsite 同人 – R18

    あらすじ

    お布団に入ってから。何もしたくない休日。
    寂しかったり。ちょっと賢くなりたかったり。
    ふとした隙間に中谷さんを聞いてみませんか。
    CV小粋で贈るボリュームたっぷり中谷さんの朗読集。

    内容

    ウィネッカの秋(19分)
    ウィネッカの冬(19分)
    温泉2(25分)
    寒月の「首縊りの力学」その他(20分)
    実験室の記憶(28分)
    雪の化石2(22分)
    雪の十勝(17分)
    雪を作る話(14分)
    雪雑記(47分)
    線香花火(22分)
    鼠の湯治(18分)
    霜柱の研究について(22分)
    茶碗の湯のことなど(23分)
    冬彦夜話(19分)
    寅彦夏話(17分)
    百科事典美談(21分)
    粉雪(16分)
    防寒戸(11分)
    墨色(21分)

    およそ401分、6時間41分(秒数は切り捨てて合計しています)


    尚、声出しの前の音読も含まれているので、風邪をひいてたりコンディションが悪い状態で
    収録をしているものがあります、ご了承下さい。
    砂の小山をヒマラヤ山脈と読み違えたレベルの読み間違えがあるんでそれはメモに表記してます。すみません

    読んだ人は 小粋 http://tainomans.wixsite.com/koikidayo
    書いた人は 中谷宇吉郎 (青空文庫より)
    描いた人は ももしか藤子 http://momocosmos.blogspot.jp/2013/10/blog-post.html

    サンプル

    本を読む ~中谷宇吉郎作品朗読~ [野生に帰り隊] | DLsite 同人 - R18
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    レビュー

    芥川作品を朗読した前作に続く、小粋さんの朗読作品集。
    今回は、世界で初めて人工雪を作り出したことで知られる物理学者、中谷宇吉郎の作品を扱っている。
    中に”冬彦夜話”という作品があるが、この「冬彦」というのは彼が師事した寺田寅彦のペンネームだ。この”冬彦先生”は夏目漱石と深い親交があって、そこに由来するのだろうか、中谷自身の随筆も実に楽しく読ませるものになっている。
    自分は今のような寒い季節、朝の駅から職場に向かって歩く時、例年はアンビエントやピアノソロのアルバムを聴くことが多かったのだが、昨年末は専らこれを聴いた。
    内容は様々ながら主に雪や冬について扱った内容、ウィスパー気味の小粋さんの声。外の空気を邪魔せず色付ける、聴いて疲れるところも全くない、意味のアンビエントというか。
    20分前後の長めの朗読が中心になっているところも、急かさない感じがして普段聴きにとても良いなと。
    研究のために滞在していたシカゴのウィネッカ(『ホーム・アローン』の舞台と聞いて、成程と。あれも冬の話だった)の冬の様子について書いた”ウィネッカの冬”、ウサギの毛の先に雪の結晶を作り出すという何とも詩的な実験について書いた”雪を作る話”、ネズミに温泉で湯治をさせる実験の顛末についてユーモラスに綴った”鼠の湯治”あたりが特にお気に入り。
    声質からとてもよく合いそうなのと、勿論自分が大好きなジャンルということもあるけれど、次は怪談朗読なども聴いてみたいなあと思いました。 日本語を勉強している外国人です。
    ずっと前から日本の小説や雑文を読みたいですが、怠け者ですので、読みませんでした。
    この作品のかげ、リラックスしたま、小粋さんの優しい声と共に名作を鑑賞することができます。
    ^_^素晴らしいだ、と私は思っています。 朗読作品ですが、ただ淡々と朗読するのではなく、各作品の雰囲気などがより感じられるような口調で朗読されていて、とても聴きやすいと思いました。
    個人的な感想としては、小粋様の優しい声に癒されるとても良い作品だと思いました。