おすすめレビュー
あらすじやキャラクター紹介ではあまり詳しいことが明かされず、どんな展開になるのかイマイチ予想がつかなかったのですが、まさかこんなことになるとは…理央くんは基本ヒロインのことを「ねこちゃん」と呼びます。それもなんども。なので聴き終わる頃には私はネコチャンだった…?と洗脳されかけました。いやマジです。物語に入り込みやすい人はお気をつけて。
彼氏に浮気されたことでショックを受け、それを理央くんに愚痴りつ、酔って寝てしまったヒロイン。次に目覚めると理央くんの部屋にいて、自分のことをねこちゃんと呼び保護したと言う。
どういう状況?と混乱するヒロインにさらに理央くんは平然と彼氏の現状も話してきます。
想像以上に猟奇的な展開になっていてちょっとびっくりしました。穏やかになんてことないようなトーンで話してくるのマジで怖い。
理央くんは”普段は温厚で穏やか”だそうですので、確実に怒らせてはいけないタイプです。
得体の知れない恐怖がじわと来る感じです。
そしてもっと怖いのが本当にヒロインが猫かのように扱ってくること。しつけやお仕置きと称してえっちなこともされるのですが、猫じゃらしも登場します。
強引かつ一方的にヒロインを囲う理央くんですが、彼がそこまでする理由は過去ヒロインに救われたから。だから傷ついたヒロインを守りたいし、彼女を傷つけた奴が許せないんですね。
どちらかと言うと崇拝タイプのヤンデレかなと言う感じ。
特典はねこちゃんのはつじょうき。媚薬ネタです。薬のせいとは言え、自分のことを求めてくれるヒロインに喜ぶ理央くんが切なかった。片思いみたいだ、と呟くのですが理央くんも本当は分かってるんだろうな。でも追加で薬盛ろうとしてくるのはちゃんとヤンデレしてました笑 最近CV:猿飛総司さんの作品をよく購入するようになったので、
この作品も購入することにしました。
試聴時
「元カレ●ねって言ってたよね」
「猫になりたい、人間やめたいって言ってたよね」
という淡々としながらも優しく話す彼に
「あーこれ元カレ●っちゃってますねー」
と思っていた私。
案の定●ってました。
そうですよね、ヒロインの願いをかなえたから、
元カレ●んでるよね!
…となると、従来のヤンデレ作品みたいに
「邪魔者はもう居ないよ!ヤろ!」
という展開に向かうのかと思えばそうではなく。
ひたすらヒロインを猫として可愛がったり
躾をする。プレゼントを嬉々として贈る。
終始淡々としながらも優しい口調と態度で
ヒロインに(猫にするように)接してくれる彼は、
狂っていることすら感じさせません。
終盤の「話して」「独り言にさせないで」というような言葉は、
私の心に深く刺さりました。
ただの狂気やヤンデレだと思ってはいけない。
切ない、そう思わせる作品でした。 元から思考が飛躍しがちなタイプなのか、彼女と出会ったことで素質が開花してしまったのかは分かりませんが、
数々のやばい男を演じてきた猿飛総司さんの出演作の中でもかなり上位に食い込むのでは?と思ってしまうレベルのやばい人でした…!
君はねこちゃんでしょと言い聞かせるみたいに囁かれて、何度も快楽を与えられて、優しく丁寧に脅されながらひたすら尊厳を踏みにじられ続けます。
ねこちゃんとして甘やかされるというよりはどうやっても人間扱いしてもらえないという表現の方が近いような…。
いろんな感覚がバグってるのにずっと落ち着いた雰囲気なので、周りからはただ温厚な人にしか見えないんだろうなと思います。
抵抗する彼女の方がおかしいのかもと思うくらい、終始冷静に説き伏せてくる「話が通じない」感がとにかく怖くて最高でした。
あらすじ
◆あらすじ
彼氏の浮気が発覚し、友人の理央にやけ酒に付き合ってもらったあなた。
ひどく傷ついていたあなたは、最近ハマっている可愛らしい猫の動画を彼に見せながら「ねこちゃんになりたい」と呟き眠ってしまう。
目覚めると、知らない部屋にいた。戸惑っていると理央がやって来て、ここは彼の家だということを教えてくれる。
そして、あなたを「保護」したということも――
「君の望み通り、今日からねこちゃんになっていいよ」
◆キャラクター
宮永理央(みやなが・りお)
普段は温厚で穏やかな青年。
あなたが傷付いている姿を見て、守れなかったことを後悔している。
◆トラックリスト
1.ねこちゃん
2.しつけ
3.君の為
4.おしおき
5.うちの子1ヶ月記念日
【特典】
特典音声:ねこちゃんのはつじょうき
ブランド:HOBiGIRLS neige
出演:猿飛総司
シナリオ:七原みさ
イラスト:㐂原七
企画・ディレクション:黒抹茶
レーティング:18歳以上推奨
制作・著作・販売:合同会社EXNOA