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斜陽のアネモネー隣人が愛しんだ花は咲いたー [花鏡浪漫] | DLsite がるまに

    おすすめレビュー

    本編は他と同じくらいで特典は18分ほどでした。
    序盤の幸せそうな声から陰りが差している苦悩の滲んだ声、ヒロインが自分の妻と同じであることを知ってたあとの影のある声に、好きだと伝えてくれる自分を選べと言う激情の声にたくさんの種類の彩和矢さんの声を聞けて大変幸せでした!
    トラック3にて知っているのだと分かる苦しそうな声でされる表層的な話をゾクしながら聞いていたのでそこから「夫がいるのに他の男に股を開く時ってどんな気持ちになるんですか?」の仄暗くて怖い、でも辛い声で囁かれた瞬間に心臓が止まるかと思いました!
    これを彩和矢さんの声を聞いただけで買ってよかったです。激情の籠っているのがまざ伝わってくる静かな声でなじられるのが本当にたまりません。
    「薄い壁」越しに欲しかった女が他の男に抱かれる声を聞いていた彼(その声で自分がどうしていたのかをかなり露骨な言葉で打ち明けてくれます。そういう言葉が多めでドキしました…)の箍が外れるまでの気持ちを考えただけで幸せです。
    もう失うものなどないとわざと聞かせるように乱暴に抱いてくれて、終わったあとも何度もキスをしてくれることに愛を感じて嬉しくなりました。
    行為後ついに旦那さんとヒロインは互いに「知っている」ことが明かされます。
    そうなって彼の声が明確に優しくなり「慰めてくれよ」の弱しい声から「あんまり優しくすると本当に奪いたくなるぞ」の抱く前とは違う囁き声の流れに脳がとろけそうになりました。
    今までもそうですが聞いてこちらは絆されまくりだったんですがヒロインは旦那さんだけしか見ていないので、彼がどれだけヒロインのことを好きで渡したくなくても、苦しそうに激情で縋ってくれても、そのたび今もこれからも絶対に受け入れないことが分かるのでかなり辛くなれます!
    俺は諦めないと言ってくれて作品は終わるのですが(嬉しかったです)この先を思うと…もう…。 ※全5作のシリーズもので、本作のみ視聴しております。
    出張等で不在がちの旦那を持つ訳ありヒロインと、隣に住む、妻に不倫された挙句子どもと共に出ていかれ一人になった阿来さんの、「似た者同士」の苦しくて悲しい関係を描いた作品です。他所の男に妻を奪われ、その後ヒロインに惹かれた阿来さんは、”失うものなんて何もない、あんたを旦那から奪ってやる”とヒロインに迫りますが、阿来さんの中にある憎しみ・哀しみ・畏れといった感情により彼の行動に「不安定さ」を感じ、無理矢理されても恐怖心がありません。切ない感情が痛いほど伝わってきます。彩和矢さんの感情表現は恐ろしいほどに素晴らしく、そして美しいですね…。
    ヒロインは阿来さんの他にも旦那以外の男性と関係を持っているようですが(前3作で描かれているようです)、何故旦那以外の男性と関係を持っているのか、阿来さんの求めに応じてしまうのかは今作のみでも察せるかと思います。ですが、体の関係を持ってもヒロインと旦那が別れるという選択肢はないため、阿来さんが望む結果にはなりません。それが分かっているからこそ、阿来さんがヒロインを求める度に、行為の最中に縋り懇願するように求める度に、とても苦しい気持ちにさせられます。阿来さんの元妻が不倫した理由が身勝手なものであること(個人の見解です)、冒頭で、まだ阿来さん一家が賑やかな頃のワンシーンから感じられる阿来さんの人柄から、彼には幸せが訪れてほしいと願わずにはいられませんでした。
    一見不倫モノではありますが、訳ありな、歪な状況下での関係…といった感じなので、個人的にインモラルな作品は苦手ですが何度もリピートしてしまうほど好きな作品です。
    がるまに購入特典トラックの「箱ブランコ」は、シチュエーションやブランコのSEも相まって、非常に官能的な情景を感じることができ、お気に入りのトラックです(そしてしっかりえっちです)。 作品の中で、阿来さんの激しい心情の変化がとても丁寧に描かれていて、心が満たされる作品でした。
    激情をとても上手に彩さんが演じられていらっしゃったので、言葉に強い説得力が感じられたので、ストーリーにどん引き込まれていきました。
    隣人への羨望が自身の状況の変化により憎しみに変わり、秘密を盾に行為を迫るシーンはとても残酷だと感じました。しかし、ヒロインの夫の態度を知りヒロインに同情、その後はヒロインへの愛情と救いたいという感情にかられていく姿が印象的でした。
    聞いて、ヒロインの思いによってかなり阿来さんの発言や行動は捉え方が変わると感じました。
    ヒロインが、もし夫の指図(?)に満足しているなら、阿来さんの行動はとても”自分勝手”だと思います。
    ただ、もしヒロインが夫に変わって欲しいと感じているなら阿来さんの発言は”救世主”になるなと。
    個人的には、ヒロインは前者ではないのかなと感じたので、阿来さんの発言をきっと軽く受け流しているのかな…と思いました。こういう展開はとても好きなので聞いて楽しかったです。
    アネモネシリーズはこちらをはじめて聞いたので、きっとすべて聞くと異なる印象を受けるのではないかなと感じています。
    排他的な雰囲気が好きな方にはぜひオスメの作品です。 阿来さんがあらすじやサンボ、彩さんのインタビューで「事情があって寂しい人」っていうのは分かってたんだけど、実際本編聞くとんでもなかったなあと思いました
    これだけのことがあればそりゃあ…と序盤から聞くのが辛かった…
    奥さんへの情念と妄執も、憧れてた隣の奥さんが自分を裏切った妻と重ねて、でも事情を知って自分と同じだとひとりじゃないんだと、誰も味方がいなくて空洞になった自分の心も身体も埋めてくれるのはこの女しかいないって感情がぐちゃになっちゃってる感じがして…
    抱いてるときに絞り出すように懇願する声がもうすごく切なくて(本当に演技がすごい)、この人には本当に自分しかいないんだな…このま突き放したらこの人は一体どうなってしまうんだろう…って思ってしまった
    状況からすれば心が繋がってなくても立場のある旦那の妻という今をあっさり捨て、何も持たない隣人の男を選べる人は少ないと思う
    でも、理屈じゃなくこれだけ全身全霊で自分を求める男を突き放せるのか、心の底では何もかも捨てこの人と一緒になりたいというのも奥さんの中にあるのかなあ~とか…思ったり…
    しかし本当に彩さんの感情の表現?がすごかったです…ものすごく引っ張られた
    こんなに切羽詰まりながら無理やり抱いたり、愛してって懇願する演技今まであったっけ…?って戦慄しました(あったらすみません)
    あとこのシリーズ初めてだったんですが最後のBGMですごい…良い昭和感…一本の映画を観たな…のような、どでかい感傷に浸ってしまいました
    しばらく引っ張られそうです
    そして特典の箱ブランコ…そうか…公園でというのがまた… 絶対に自分の事を好きにはなってくれないヒロインちゃん
    それでも追いかけるのをやめない彼
    普通では考えられる無いヒロインちゃんの裏の生活を垣間見た彼はどうにかしてその世界から引っ張り上げたかったのにヒロインちゃんはそれを求めてはいずむしろその生活が全てだった
    きっとこの先も彼はヒロインちゃんをどこまでも追いかけるのだろうと
    でもヒロインちゃんは彼に決して心は許さない
    とても切なかったです 彩さんファンなのでまずはこちらの作品を購入。
    全編通して彩さんの表現力に脱帽してしまっています。
    阿来さんは儚いけど強固な感情で、切なく、情熱的にヒロインを愛します。
    「あんたに会いたくてたまらなくなるんだろうな」って言うセリフがたまらなく好きです。体が溶けてなくなりそうになりました。
    必要とされたいもの同士でありながら結ばれることはなく、心が通じ合っているとさえ思えるほど体を求め合っていたとしてもヒロインは阿来さんを選ばない。最後のトラックはヒロインよりも阿来さんに感情移入して涙が出ました。
    最初はい人そうな隣人が終盤への変貌がヒロインへの愛情を物語っているのかなと思いました。
    各作品の男性に愛されながらご主人を選べるヒロインある意味強すぎるし、こんなにも他の男性に愛されながら選ばれるご主人ってどんな人。笑
    シリーズで同じヒロインということらしいので集めて一つの作品として楽しみたいと思います。
    堀川ごぼこさんの作品が好きなので
    久々に体力のいる作品に出会えてよかったです。

    あらすじ

    新婚で団地に引っ越して以来、隣人として〈家族ぐるみ〉で良好な関係であった貴女と阿来。
    だが、互いの夫婦関係は変化してしまった。
    貴女は夫との関係に、また阿来も妻の浮気に悩み始める。
    貴女は阿来の苦悩を察してはいたものの、何も言えずにいた。
    そして妻に去られた阿来は、そのことを周囲に隠したまま団地での生活を続け、
    一見仲睦まじく見える貴女夫婦を羨むうち、貴女の優しさに惹かれるようになった。
    が、貴女の〈秘密〉に気付いてしまい――


    ・氏名:阿来 正晴(あらい・まさはる)
    ・年齢:27歳
    ・職業:会社員
    ・身長:172cm
    ・概要:貴女の隣室に居住する男。
    隣人として貴女夫妻と良好な関係を築いていた。
    誠実で朗らか、自然や子どもを愛する優しい男。
    団地での生活に幼少期から憧れており、若くして結婚した後、
    夢を叶えた。


    トラックリスト
    序章:トラック0 「出会い。そして一年半後」
    トラック1 「回覧板と背広のボタン」
    トラック2 「薄い壁」
    トラック3 「憎悪と同情」
    トラック4 「住民会議と媾合」
    トラック5 「転機と懇願」


    特典タイトル
    「箱ブランコ」
    夫は出張で不在中。
    深夜になっても貴女は眠れず、ベランダでぼんやりしていた。
    すると残業していた阿来が帰宅した音が。
    貴女に気付いた彼に『気晴らししよう』と請われ、団地内を散歩することに。
    そして公園で箱ブランコを見付けた阿来は、貴女を誘い――

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