エロボイス、エロASMR 人気無料サンプル聴き放題- 逝き神様の生贄婚祀り編 CV.久喜大【がるまに限定SS付き】 [ひつじぐも]

おすすめレビュー

ヤンデレではない方向性の、気狂いです。
和臣さんは村の災厄をその身に引き受ける生贄のような存在で。
迫り来る『災厄』の気配に怯えながら、
縋るように、妻であるヒロインを夜通し抱き続けます。
トラック4では、キャスト様のとてつもない演技力に只々驚かされました。
恐怖を覚えてしまう程に狂気的な狂い笑い。
シチュボ作品(CD)でこれ以上の狂い笑い演技は聴いた事がありません。
狂気モノが好きな方には本当にお勧めです。久喜さんが好きで作品紹介や他の方々のレビューから鬱展開覚悟で購入したのですが、鬱展開よりもストーリーのサスペンスというかホラー要素の方が凄かったです。シリーズの他作品のレビューでどなたか書かれていましたが金田一耕助系のホラーみたいなものを感じました。音の演出がそれをさらに掻き立て、しばらく似たような音には怯えそうです。
お話としては、シリーズの中だとマシな方なんだと思いますが、結局一族全員犠牲になって死ぬ運命なので、その死ぬ運命を今かと待ちながら、気が狂いながらお互いだけを救いとしている切ない感じでした。ちょっと今作品だけだと全貌が知ることが出来ないことが多く(五年前の事件のことか)他作品で知ることが出来るのか気になります。 ※同シリーズの他作品は未聴です。
久喜さんの演技が「これが怪演ってやつか…」と震えてしまうほど凄まじく、エロよりも恐怖と悲しさが勝ってしまいました。
久喜さんの低音ボイス、ねっとりリップ音は言うまでもなく最高でした。
それだけでなく、和臣さんがどこかに存在しているかのような説得力のある声優さんとしての実力も感じてしまうような演技でした。
お話も全体的に怪しく、美しく、おどろしく。考察が好きな方、和風ホラーが好きな方にはまるのではないでしょうか。
さて、色々すっ飛ばしてエンディングの感想です。
メリバと捉えることも出来るとは思いますが、私には和臣さんはこの先ずっと『災厄の足音』に怯えて生きていくのか、そしてヒロインは唯一接することの出来る和臣さんを失うことを恐れ生きていくのか。そう思い、とてつもなく悲しくなってしまいました。
和臣さんは幼い頃から東塚の宿命をずっと恐れていたのかな…。きっと彼は誰よりも真面目で信心深かったのかもしれないな…。
聞き終わったあとぐると考えてしまいます。そして更に特典のSがさらに心をえぐってきました。
トラック1の優しい声と、トラック4の狂ったような笑い声、そして恐怖に震えるかのような喘ぎ声、吐息。その対比が凄まじいです。
序盤の和臣さんの声を優しいと感じれば感じるほど、トラック4が辛くなるかもしれない。少なくとも私は辛かった。
依存しあって二人の世界にとじ込もってしまえばきっと幸せなのだと思います。
でも共依存とも違うように感じられるこの二人。救いはあるのだろうか。あったらいな…。愛、男は女を愛して、彼女をこに引きずり込むことはできないと思っています。
責任、私は村を守って安心感を与えなければならない。これは私にしかできないことです。男はこう言いました。
束縛、あなたを愛しているからといって、あなたを巻き込みたくないと思っていましたが、あなたを愛しているからこそ、あなたをこに縛りました。
初めは、男の子は信じないので、過程はどうでもいです。結果は男が「迷信」を信じました。

あらすじ

■がるまにオリジナル特典■
■■SS「和臣の信念」付■■
2,000文字の特典ショート・ストーリー。
～あらすじ～
本編ストーリー、直前の和臣の心情が読めます。
父のこと母のこと、叔父のこと、この村のこと、そして妻となるあなたのこと。
様々な思いが交錯し葛藤を繰り返す。
呪いのように和臣を縛りつける信念とは――。

≪逝き神様の生贄婚とは≫
舞台は、因習が現代まで残る祝人村。

東塚（とうづか）家の男は
昔から村の災厄の身代わり（生贄）となる役目を担っていたが、
余所（よそ）者の娘を娶（めと）り、生き神として祀（まつ）ることで、
自身と東塚家に災厄が降りかからないよう、手を打ち始めていた。

「生贄がさらなる生贄を求める」行為を村人達は見て見ぬ振りをした。

――ゆえに。

東塚家の生き神がどのように祀られ、
どのように祈っているのか。

東塚家以外、誰も知らない。

トラツグミがひときわ大きい啼き声を上げた――

≪登場人物≫
■東塚和臣（CV：久喜大）
東塚家に昔の名声と畏敬の念を取り戻すことに執着し、手段を選ばない。経験豊富。

「〈生き神様〉は夜な夜な〈生贄〉に抱かれ……、村のために祈るだけの存在……――」
「お前を祀って一ヶ月……、俺も……村の仕事をしていても……夜が待ち遠しくてな……」
「ああ、今夜も全部……、綺麗に飲み干したな……――」

■ヒロイン
祝人村の隣村に住む渡世家の長女。いとこの和臣に昔から憧れていた。

≪関連URL≫
http://black-lady.com/p/ikeniekon

※18歳以上推奨全編ダミーヘッドマイク使用

一、誓詞奏上
二、祈祷所にて
三、生き神様
四、双神