BAROQUE ～明治享楽夜譚～第二夜 日下部真白 [花鏡] | DLsite がるまに

おすすめレビュー

男娼の館バロックを舞台に繰り広げられる、耽美な物語…シリーズ2作目。
今回のお相手は、かつてヒロインの家の執事をしていた真白。
真白は、再会した当初は沈着冷静な男性。常に敬語で、ヒロインには一線を引いた態度で接してきます。まるで壊れ物を扱うかのような、優しい愛情を注いでくれます。
しかし本性をあらわしてからは、歪な愛情を向けてきます。その激しい愛情は、どれだけヒロインを愛しているか…その愛の大きさをひしと感じ、切なくなるほどでした。
切木さんの二面性のある演技が、とても素敵でした…!
歪ではありますが、ヒロインは彼の愛を受け止めるだけの度量があるので、無理やりな感じも決して嫌な感じはしませんでした。
ヒロインとヒーローの心の動きも丁寧に綴られ、物語の世界をじっくり堪能することができました。ラストもふたりにとってはハッピーエンドで、物語重視な方におすめできる、とても素敵な作品です。 独特の仄暗い雰囲気のある作品で私の大好きなシリーズです!暗く悲しげで、シナリオやドラマ重視の作品が好きな方にぜひオスメです!
2人目は、お嬢様が元執事と再会して…というお話です。切木さんの優しい落ち着いた声でお嬢様呼びは、とても萌えますね!終始デレ甘々でドロに愛されます。
身分の違いから、ずっと胸に秘めて我慢していた想いを吐き出す告白がすごく切ないです。とても熱い情熱的な告白で、すごく愛されてるのを感じて、きゅんきます。
しかし、正しい愛し方を知らない真白さんの愛は、歪んだ愛へと変わっていってしまいます。
ヒロインちゃんが真白さんのその歪んだ愛を受けとめてあげるのがまた良いです。
切木さんの泣きの演技が素晴らしくて聞き惚れます。
BAROQUE シリーズはBGMがとても素敵です。私は本来はBGMなしでSE多めが好きなのですが、とても雰囲気に合うので全く気になりませんでした。
シリーズ全部いので、ぜひシリーズで聞かれるのをオスメします!
そしてなんと公式特典付き!DL作品で公式特典付きはなか少ないので本当にありがたいです! お嬢様の元を急に去っていった、執事の真白。男娼となっていた真白を探し当て客としてなら、拒むことのできない真白の店に通い詰めるお嬢様。
なぜ真白はお嬢様の元を去っていったのか‥
お嬢様が真白に愛の告白をして、真白も最後のか細い理性の糸がきれてしまいます。
お嬢様が思うより、ずっと真白はお嬢様を愛していました。
しかし、拾われっ子だった真白がお嬢様に想いを告げることなど出来ようはずもありません。
そして自分の思いは歪でお嬢様を傷つけてしまうと押し殺していました。
お嬢様のまっすぐなおもいに心打たれ、2人は‥
無理心中しなくてよかった‥真白はきっと命懸けでお嬢様を守るだろうし、お嬢様も平民に身をやつし、どんな苦労が待ち受けてもどうか幸せになって欲しい‥(お嬢様付きのメイドより)笑
短編ですが、珠玉の文学小説を読んでいるような気持ちになりました。音楽も効果的ですし、とってもロマンチック!
切木Leさま、以前はチャラ男の大学生を聞いたので、しっとりした大人の声も魅力的で、素敵でした。 このBAROQUEシリーズは男娼とお嬢様の出会いと恋模様が描かれた世界観の強い儚い恋の物語です。仄暗い雰囲気が好きな人、ストーリーも重視している人、重たいわゆる【狂愛】が好きな人に強くオスメします。
三夜に続くシリーズ物であるこの作品
一気に聴かせて頂きましたが、全て完璧だった!(拍手)
これ!
これを待っていたんだよ!
元々主人公の屋敷で働いていたこのお話の主人公の名前日下部真白は、ある日突然何も言わずにヒロインの元を去ったヒロインの初恋の人でした。
時代背景、身分制度を匂わせる美しく儚い言葉選びと仄暗い雰囲気に、時代物・敬語フェチの私は終始キュンが止まりませんでした。
初めはヒロインの気持ちが一方的に真白へ向いて、ただ仕事だからとヒロインを空いてしているように思えたのですが、実は必死に自分の気持ちを押し殺していた真白。彼女の無垢な一言によってその真白の我慢の糸はプツリと切れてしまいます。絶え間なく流れ込むヒロインへの愛情。想いを通わせた2人はどこへ.
これは、高級娼館で起こる伯爵令嬢と男娼のあまりに身分が違いすぎる決して許されるはずのない小さな恋のお話。
皆さんもそんな素敵な物語のヒロインになってみませんか? シリーズ2作目なんですけどこちらも良かったです!
声が切木leさんなんですけど切木さんの作品何個か聞いてますけどこれはまた違って良かったです!お嬢様呼び最高ですね!最初は関係性どうなるんだろとは思ってたんですけど甘いとこもあって私は好きです!聴いてみたら分かると思います!少し切ない感じもありますけど嫌いじゃなければ聴いてほしいです!シリーズ通して全部いのでオスメです! ひと通り聞けば分かります、執事とお嬢様の約5年後の再会ですか!
いやあ、一度再開しても二度と会えない様に馬車を出して、遠くまで連れて行くと言う事もしていましたが成長したヒロインが直接また、自分自身で会いに来ると言う…!
しんみりしますなw
シチュボの内容を聞き忘れた頃にまた聞くと、良いかも知れないですね!

あらすじ

伯爵令嬢であるあなたは、密かに抜け出した夜会の帰りに突然の雨に降られ、
それとは知らず帝都の高級娼館バロックの軒下で雨を凌いでいた。

そこで出会ったのは稀有な容姿を持つ一人の男娼――かつてあなたの屋敷で働いていた日下部真白であった。
偶然の再会は真白に抱いていた恋心に息を吹き返させるが、真白はあなたを冷たく突き放す。

数日後、諦めきれないあなたは自らの意志で再びバロックを訪れた。
どんな客の望みも断ってはいけないのが、バロックで働く男娼の掟。
かくしてあなたと真白は関係を結び、身体は繋がっても心は繋がらない日々を重ねていく。

だがある夜を境に、真白の抱くあなたへの歪んだ愛情が目を覚ます。
狂愛と呼ぶに相応しいその想いは、あなたをバロックの隠し部屋へと閉じ込めて――。

■特典音源「秘湯」付き

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