おすすめレビュー
何度夢の中で逢おうとも夢から覚めたら忘れてしまう。どれだけ愛情を注がれて恋心の一途さに胸打たれ共に幸せな時間を過ごしても、夢からの目覚めともに忘れてしまう。
それが人間としての限界であり、夢の中でしか存在出来ない夢魔との非常な摂理。
この作品はR15版と18版の2パターンがあります。
どちらも何度も夢魔のヒロインであるエラさんに夢の中で出逢った事を忘れた状態で始まりますのでR15版を聴かなくても問題ありませんが、より楽しむには両方とも聴いていただきたいです。
R15版のエラさんはきっと忘れられる痛みに耐え続けていたエラさんだったのだと思います。何度忘れられても心折れる事なく一途に思い続けてくれていたエラさんが、ついに耐えられなくなり壊れてしまったのがこのR18版でしょう。
もう忘れないでほしい。忘れずに覚えていてほしい。
そんな当たり前の事が叶わない異種族の悲恋が沁みます。
自分を忘れてしまう男、それでも男の事を希う女は病み、やがて闇となりその闇は男を飲み込もうとする。
性的快楽による支配で自分に縛り付けようとするエラさん、病みに病み闇に飲まれ狂気に染まった愛、その切実さ、必死さが狂おしいほどに愛しいです。
望むならずっと一緒にいてやる。貴女がいない現実など要らない、貴女の現実が夢ならば共に夢にいる。貴女がオレを求めてくれてるようにオレも貴女が欲しい。
抱いて、孕ませてやる。
二度と悲しい思いはさせないと、昂ぶります。
サークル主でありエラさんのcvである恋鈴桃歌様の圧倒的なお芝居、演技力がエラさんの感情を叩きつけて鋭く刻みつけてくれます。
そしてエラさんを闇堕ちさせた罪悪感、無力感に溺れさせられながらも、欲情させられます。
耳舐めの心地良さ、吐息から感じる熱、艶やかな喘ぎ、女の悦びの声が雄の本能を刺激します。
素晴らしい悲恋の物語でありながら、シコらずにいられませんでした。
あらすじ
・性的描写
・逆レイプ
・複数プレイ
※R15版とは内容が全編異なります。